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僕とMayakovskiy 22歳


先日の参議院選挙当日
高校生の頃に購入したロシア詩人
マヤコフスキー著
「ズボンを履いた雲」の詩を思い出した。

僕の精神には一筋の白髪もないし、
年寄りにありがちな優しさもない
声の力で世界を完膚なきまでに破壊して、
ぼくは進む、美男子で二十二歳。 続く


方針欄無記入、ふれあいタイムなどの催しで昔のファンへ媚びる元アイドル、 不倫騒動を無視し笑顔を振りまく地元のカリチュマ。
僕は、彼らの目指すものがよくわからない。
世の中は情報量が多く、偏りがあり、 自分が正しいと思えるものを見つけ出すのが難しい。
専門家でも政治に関心があるわけでもない僕は、ちゃんと理解した上で投票できない。
自分の答えというものを提示するためには
「多方面の分野から相対的に考察し、最終的に主観としてものを導き出す」ことが必要だと思っている。

現代において多角的に情報を得ること、自分の思う真実を探ることは彼、マヤコフスキーのように世界を破壊する覚悟があるものだけなのかもしれない。

こんな不確かな情報しか得られない社会構造の土俵に乗り、一票をくださいと言っている人を現状の僕は信じられない。

僕と同年代に書いた彼の詩を思い出し
投票のための知識を集める モチベーションにした。 本当は哲人政治を希望しているが、投票しないという選択肢は僕の頭にはない。酷い矛盾

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