いまさらだけど統率者レジェンズ発売したんで久しぶりにEDH組んでみた(せっかくなんで土地0で)

統率者レジェンズが発売したのでひさしぶりになにかデッキを組もうと思った。せっかくなのでゼンディガーが発売してモダンのスパイが誕生した頃から気になっていた土地0スパイコンボをEDHで作ってみることにした

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今回の主役


デッキ

統率者
《刃を咲かせる者、ナジーラ/Najeela, the Blade-Blossom(CMC)》

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一応統率者レジェンドのカード(エッチングフォイル限定カード)

土地0(土地もどき30)

《カビーラの叩き伏せ/Kabira Takedown - カビーラの高原/Kabira Plateau (ZNR)》
《スカイクレイブの僧侶/Skyclave Cleric - スカイクレイブの列柱廟/Skyclave Basilica (ZNR)》
《セジーリの防護/Sejiri Shelter - セジーリの氷河/Sejiri Glacier (ZNR)》
《マキンディの暴走/Makindi Stampede - マキンディの台地/Makindi Mesas (ZNR)》
《オンドゥの転置/Ondu Inversion - オンドゥの空遺跡/Ondu Skyruins (ZNR)》(ZNR)》
《エメリアの呼び声/Emeria's Call - 砕け散ったスカイクレイブ、エメリア/Emeria, Shattered Skyclave (ZNR)》《 (ZNR)》
《ウマーラの魔術師/Umara Wizard - ウマーラの空滝/Umara Skyfalls (ZNR)》
《ジュワー島の撹乱/Jwari Disruption - ジュワー島の遺跡/Jwari Ruins (ZNR)》《 (ZNR)》
《シルンディの幻視/Silundi Vision - シルンディの島嶼/Silundi Isle (ZNR)》
《ベイーンのヴェール/Beyeen Veil - ベイーンの沿岸/Beyeen Coast (ZNR)》
《玻璃池のミミック/Glasspool Mimic - 玻璃池の岸/Glasspool Shore (ZNR)》
《海門修復/Sea Gate Restoration - 再誕の海門/Sea Gate, Reborn (ZNR)》
《ゾフの消耗/Zof Consumption - ゾフの血溜まり/Zof Bloodbog (ZNR)》
《ブラックブルームのならず者/Blackbloom Rogue - ブラックブルームの沼/Blackbloom Bog (ZNR)》
《ペラッカの捕食/Pelakka Predation - ペラッカの洞窟/Pelakka Caverns (ZNR)》
《マラキールの再誕/Malakir Rebirth - マラキールのぬかるみ/Malakir Mire (ZNR)》
《ハグラの噛み殺し/Hagra Mauling - ハグラの群れ穴/Hagra Broodpit (ZNR)》
《アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening - 地下遺跡、アガディーム/Agadeem, the Undercrypt (ZNR)》
《アクームの戦士/Akoum Warrior - アクームの歯/Akoum Teeth (ZNR)》
《(ZNR)》
《歌狂いの裏切り/Song-Mad Treachery - 歌狂いの遺跡/Song-Mad Ruins (ZNR)》
《(ZNR)》
《カズールの憤怒/Kazuul's Fury - カズールの崖/Kazuul's Cliffs (ZNR)》
《(ZNR)》
《棘平原の危険/Spikefield Hazard - 棘平原の洞窟/Spikefield Cave (ZNR)》
《ヴァラクートの覚醒/Valakut Awakening - ヴァラクートの石鍛冶場/Valakut Stoneforge (ZNR)》
《髑髏砕きの一撃/Shatterskull Smashing - 鎚の山道、髑髏砕き/Shatterskull, the Hammer Pass (ZNR)》
《絡みつく花面晶体/Tangled Florahedron - 絡み谷/Tangled Vale (ZNR)》
《巨森の補強/Vastwood Fortification - 巨森の茂み/Vastwood Thicket (ZNR)》
《カルニの待ち伏せ/Khalni Ambush - カルニの領域/Khalni Territory (ZNR)》
《バーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery - バーラ・ゲドの聖域/Bala Ged Sanctuary (ZNR)》
《カザンドゥのマンモス/Kazandu Mammoth - カザンドゥの谷/Kazandu Valley (ZNR)》《 (ZNR)》
《変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis - うねる森、変わり樹/Turntimber, Serpentine Wood (ZNR)》

クリーチャー 20
《極楽鳥/Birds of Paradise(M12)》
《金のガチョウ/Gilded Goose(ELD)》
《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
《ほくちの壁/Tinder Wall(ICE)》
《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow(RAV)》
《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》
《野生の朗詠者/Wild Cantor(GPT)》
《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie(ALA)》
《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary(GTC)》
《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist(ZNR)》
《ナルコメーバ/Narcomoeba(GRN)》
《タッサの神託者/Thassa's Oracle(THB)》
《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
《Elvish Spirit Guide(ALL)》
《地底街の密告人/Undercity Informer(ZNR)》
《欄干のスパイ/Balustrade Spy(ZNR)》
《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis(MH1)》
《変幻影魔/Phantasmagorian(PLC)》

スペル 18
《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》
《沈黙/Silence(M10)》
《俗世の教示者/Worldly Tutor(MIR)》
《悟りの教示者/Enlightened Tutor(MIR)》
《伝国の玉璽/Imperial Seal(PTK)》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor(VIS)》
《暗黒の儀式/Dark Ritual(MIR)》
《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》
《ギャンブル/Gamble(USG)》
《再活性/Reanimate(TMP)》
《夏の帳/Veil of Summer(M21)》
《悪魔の教示者/Demonic Tutor(2ED)》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual(TOR)》
《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call(MH1)》
《魔力変/Manamorphose(SHM)》
《新生化/Neoform(WAR)》
《異界の進化/Eldritch Evolution(EMN)》
《戦慄の復活/Dread Return(TSP)》
《証拠隠滅/Destroy the Evidence(RTR)》

プレインズウォーカー 1
《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler(WAR)》

エンチャント  1
《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》

アーティファクト  27
《魔力の墓所/Mana Crypt(PRM)》
《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus(CMC)》
《オパールのモックス/Mox Opal(SOM)》
《水蓮の花びら/Lotus Petal(TMP)》
《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》
《彩色の宝球/Chromatic Sphere(INV)》
《彩色の星/Chromatic Star(TSP)》
《魔力の櫃/Mana Vault(LEA)》
《太陽の指輪/Sol Ring(CMD)》
《好奇のタリスマン/Talisman of Curiosity(MH1)》
《反発のタリスマン/Talisman of Resilience(MH1)》
《聖列のタリスマン/Talisman of Hierarchy(MH1)》
《衝動のタリスマン/Talisman of Impulse(MRD)》《(ZNR)》《(ZNR)》《(ZNR)》《(ZNR)》《(ZNR)》《(ZNR)》《
《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance(MRD)》
《耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence(MRD)》
《団結のタリスマン/Talisman of Unity(MRD)》
《ディミーアの印鑑/Dimir Signet(RAV)》
《ゴルガリの印鑑/Golgari Signet(RAV)》
《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet(RAV)》
《ラクドスの印鑑/Rakdos Signet(RAV)》
《シミックの印鑑/Simic Signet(RAV)》
《セレズニアの印鑑/Selesnya Signet(RAV)》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet(CMC)》
《厳かなモノリス/Grim Monolith(ULG)》
《五元のプリズム/Pentad Prism(5DN)》
《願い爪のタリスマン/Wishclaw Talisman(ELD)》
《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》

デッキの動き

基本はレガシーのスパイ同様、《欄干のスパイ/Balustrade Spy(ZNR)》をキャスト、スパイの効果で土地カードがめくるまでライブラリーを削るがデッキに土地カードが一枚もない為全て墓地に置かれる。その後《戦慄の復活/Dread Return(TSP)》をフラッシュバックして《タッサの神託者/Thassa's Oracle(THB)》を釣る。自分のライブラリーが0枚なので信託者のETB誘発で勝利となる

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スパイ定番のコンボ

フラッシュバックが厄介な《戦慄の復活/Dread Return(TSP)》用の頭数として《ナルコメーバ/Narcomoeba(GRN)》《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》を採用。《ナルコメーバ/Narcomoeba(GRN)》
《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》のフラッシュバックで生贄にすると黒のゾンビトークンが出るので《欄干のスパイ/Balustrade Spy(ZNR)》
と合わせて墓地の《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis(MH1)》をキャスト可能(黒のクリーチャー2体と墓地追放5枚で出来る)。これで合計3体になるのでフラッシュバック可能

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気合で3体揃えよう

ジェネラルには《刃を咲かせる者、ナジーラ/Najeela, the Blade-Blossom(CMC)》を採用。攻撃時に1/1トークンが出るので《戦慄の復活/Dread Return(TSP)》と相性がいいことや、マナフラッドの受けとしてそれほど悪くはない起動型能力を持っているのだが、そんなことより大切なことはそのマナコスト。なんと3マナである!

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マナコストに注目!

3マナのクリーチャーということはコストが1つ上のクリーチャーに進化
出来れば《欄干のスパイ/Balustrade Spy(ZNR)》に変換できる!
しかも今回の統率者レジェンズにおいて最高の相棒、《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus(CMC)》が登場。これさえあれば実質0マナが場に出すことが可能になった!あとは《新生化/Neoform(WAR)》《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》に突っ込めばコンボスタートだ!

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統率者を使った新スパイルート

因みにもう一人、マナコストが3マナで5色の伝説のクリーチャー、《ウェザーライトの艦長、シッセイ/Sisay, Weatherlight Captain(MH1)》もいるにはいるがほぼ能力のないバニラなのでやめておいた(別にマナコストが3マナなら何でもいいのだが)

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バニラ

もう一人のスパイこと《地底街の密告人/Undercity Informer(ZNR)》
も地味に重要。本物と比べて起動にクリーチャーの生贄が必要なので《戦慄の復活/Dread Return(TSP)》と相性が悪いもののマナコストが3マナなので1マナクリーチャーに《異界の進化/Eldritch Evolution(EMN)》を打つことでサーチが出来ることは本家にはないメリットだ。クリーチャーの頭数は減ってしまうので《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》や《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie(ALA)》を墓地から復活させて補填しよう

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やはりマナコストが大事

打消し等の妨害への対策として《沈黙/Silence(M10)》や《夏の帳/Veil of Summer(M21)》なども用意。特に《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler(WAR)》はコンボに邪魔な置物(《漁る軟泥/Scavenging Ooze(M21)》とか)をどかしながら《俗世の教示者/Worldly Tutor(MIR)》でトップに積んだ《欄干のスパイ/Balustrade Spy(ZNR)》を即座に手札に加えるといった芸当も出来る

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謎のプレインズウォーカー

弱点

とまあここまでデッキの強い点だけを書いてきたが弱点はある。それはもちろんマナベースだ!なにせ99枚デッキにたったの30枚しか土地換算出来るものが入ってない。明らかに土地の総数が少ない。さらに色は均等に1色ずつ出るだけ!しかも内25枚がタップイン!テンポも悪い。これには今まで数多の構築済みデッキに《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(RTR)》《ジャングルの祭殿/Jungle Shrine(ALA)》を収録してきたタップイン大好きのウィザーズもビックリだ!

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こんな感じ

デッキの正体がすぐにばれるのも問題。他のプレイヤーが普通の土地をセットする中で自分だけ《ベイーンのヴェール/Beyeen Veil - ベイーンの沿岸/Beyeen Coast (ZNR)》等をタップインで置くのはあまりにも不自然だ。「《ベイーンのヴェール/Beyeen Veil(ZNR)》は《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest(CMD)》を無効化出来るんで~とか《ブラックブルームのならず者/Blackbloom Rogue(ZNR)》は《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest(CMD)》を安全にブロックできるで~」
などと苦しい言い訳をしながらプレイしてうまくカムフラージュしよう
(まあ《ウマーラの魔術師/Umara Wizard(ZNR)》とか《巨森の補強/Vastwood Fortification (ZNR)》とかはいくら何でも弱すぎてごまかしきれない気がする)。

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あまりにも微々たる効果

コンボパーツの《ナルコメーバ/Narcomoeba(GRN)》や《黄泉からの橋/Bridge from Below(FUT)》は手札に来るとクリーチャーの頭数が揃わずコンボが失敗に終わってしまう事にも注意。《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》は自分も対象にとれるので《タッサの神託者/Thassa's Oracle(THB)》や《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis(MH1)》を手札から墓地に送ることが可能だ。3枚以上まとめて捨てたいときは《変幻影魔/Phantasmagorian(PLC)》の墓地からの起動を使えばOK

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まとめて破棄

総評

なんだかんだ問題点は多いがうまくいけばサーチカード込みで3~5ターンくらいに決まる(1000回に一回くらいは1ターン目に《欄干のスパイ/Balustrade Spy(ZNR)》が出て勝ち)デッキなので意外と強いかもしれない。5色デッキなのにデュアルランドを使わない(そもそも使えない)ためちょっと安く組めるのも嬉しいポイント。面白いデッキなんで興味があったら作って遊んでみてください

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追記

次の拡張、カルドへイムにて新しい《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》が出るみたいなんで多分ちょっと強化されます



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