帰ってきた帰ってきた俺たちの街へ(中村慶太の復帰に想いを寄せて)

今年の長崎はどうかしてる。

昔の流れに戻るのは嫌だ。

って人もいるだろうけど。

今年の流れは激アツすぎるのだ。


それくらい今日のリリースの衝撃度はあった。
おかえり慶太。


マジでおかえり。嬉しすぎる!!!


改めて中村選手、いや慶太選手について。


2015年特別指定として長崎に加入。
翌年の2016年からはルーキーとして加入した。この時の同期と言えば、同じ流経大出身の田上大地(現新潟)、そしてチーム最古参の富澤雅也だ。
(ちなみに大学時代はリゼムのけーごと同級生)

初年度はチーム戦術に馴染むことが出来ず、主に途中出場からのジョーカー起用としてチームの流れを変える存在として起用された。

2年目からは徐々に戦術に馴染み、多くのチャンスメイクに絡んできた。

アウェイ湘南戦のゴラッソや水戸戦の試合を決定づける2点目は記憶に残っている。



長崎三年目となった2018年。それはそれは圧倒した。アウェイC大阪の胸トラップからのボレーシュート。ホーム名古屋戦のフアンマ→慶太のホットライン開通の2得点……。ルヴァンホーム湘南戦の劇的フリーキック弾。記憶に残るゴールを多く決めてきた。


ほんとに凄かった。

足元の技術力は高く、精度の高いキックの質を持っており、セットプレーのキッカーをすることも。サイドチェンジも大きな魅力。
ドリブルで相手を交わす。パンチのあるミドルシュートも決める。タフネス。笑顔は素敵で、アウェイ名古屋の勝利の時の試合後の涙……。

生え抜きとして、チームを愛してくれた存在は、我々サポーターも魅了された。たくさんの人がユニフォームを買っただろう(僕も持っている)

惜しまれながらも18年オフに清水へ移籍。この時は長崎に移籍金を残して移籍するというチームに恩返しをして出ていった。


帰ってきて欲しいなと思ったこともあった。だけど彼はJ1で見たい選手だった。仕方がないと思った。
けど、やっぱり帰ってきてくれたら嬉しいなと思ってた。


今日、30歳の誕生日を迎えたこの日に、長崎へ復帰のリリースが流れた。


彼は、残りのキャリアを長崎に捧げようとしている。

今夏からもう一度、V・ファーレン長崎のユニフォームを着させていただきます。大好きなクラブ、街、人。プロキャリアのスタートの地にまた戻って来られたこと、本当に大好きなチームでプレーできることをとても嬉しく思います。もう一度V・ファーレン長崎が J1に昇格できるよう、自分が持っている以上の力を発揮できるように頑張ります!強いこだわり、覚悟を持って、残りのプロキャリアの全てを長崎に注げるように頑張ります!

https://www.v-varen.com/news/187226.html


クレイソンが退団してしまった今、慶太選手の加入は大きい。
サイドもトップもトップ下もボランチもできる。運動量豊富な彼ならきっとカリーレのサッカーにもマッチする。幸いなことに1ヶ月チーム戦術を習得できる機会があるのだから。

長崎は今年昇格をするために本気だ。
サポーターが諦める訳には行かない。

そう思いながら清水へ向かいながらこの記事を書いてきた。
残りの試合も楽しみになってきた。好きなんだなこのチームのことが。

絶対昇格したい。
何はともあれ今日はこれで〆。
おかえり!おかえり!!おかえり!!!

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