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Orchestrator構築奮闘記-1-初めの一歩

お久しぶりです。

Orchestrator構築奮闘記ですが、投稿が滞ってしまって、申し訳ないです。

さて、自社の愚痴みたいなvol.0でしたが、さっそくOrchestrator奮闘記の本編をしたためたいと思います。久々の投稿のため、構築時を思い出しながら書こうと思います。字が多くてごめんなさい。
失敗や教訓については後程、別Vol記事で「アルアル見落としポイント!」として綴れればと思います。

まず、この奮闘記の目的です。

【目的】なにはともあれ備忘!!


OC導入やインフラ・ネットワーク系のプロの皆様には可也退屈な記事となるかもしれませんがご容赦ください。 m(_ _)m
ただ、下記に当てはまる方々の背中を押すような記事になればと思います。

 ①UiPath歴はワークフロー開発のみの方
 ②Orchestratorを使ってプロセスを動かすくらいのナレッジの方
 ③Orchestrator導入方法が「はい???????」となってしまってる方

まずは

導入初めの一歩!

ということで、導入準備の流れについて書こうと思います。

構築する上で把握しておきたいことはお客様が導入しようとしているOrchestratorって一体どんなOrchestraor?です…

自前のサーバー上に構築するオンプレ版Orchestratorなのか…UiPath Automation Cloudといって既にクラウド上に構築済みのSaaS版Orchestratorなのか…

私の案件では既にお客様のほうで、オンプレ版を構築したいとのことでしたし、SaaS版だと奮闘記が終わってしまうので、オンプレ版についてお話します ^^;

私の場合、オンプレ版と決まっていて、環境自体はお客様が用意してくれるとのことだったので、お客様の導入規模(予算や自動化業務範囲)から構成を提案して、導入に必要な要件を決めていくことになりました。

まず、導入規模ですが、小さくスタートしたい要望の下、Orchestrator Basic1台を導入すると決まっていましたので、サーバーの構成はシングル構成といわれるものを提案しました。

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ログ管理に便利なElastic Search Kibanaの導入も不要との要望だったので、シンプルですね…
でも、Elastic Search Kibanaはオープンソース(無料)なので、入れて損はないとも思います。まあ、UiPath社から、どんどん新製品も出ていますので、その辺りはお客様のご要望次第ですね!

システム基盤や構成については、下記のドキュメントが参考になりますので、見てみてください。冗長構成にも色々あるので、どんな風にOCを入れたいか、どんな規模でOCを運用していきたいかなどお客様と相談する上でとっても役立たせていただきました。

UiPath Orchestrator システム基板設計/運用ガイド

構成が決まりますと、いよいよサーバーの環境構築がはじまりますね。
OCのバージョンによってもハードウェア要件やソフトウェア要件が異なりますので、各バージョンごとでドキュメントがありますので、自身がインストールしようとしているOrchestratorのインストール前チェックリストで確認しましょう!

■ UiPath製品インストールとアップグレードガイド (※Ver 2020.10)

ハードウェア要件に合わせて、サーバー端末の選定し、インストール前に必要なソフトウェアをバシバシインストールしちゃいましょう!

ここまで、駆け足というか雑な説明ですが…実際はリンクのドキュメントをなめるように読み込んで提案資料を作成して、お客様に環境を用意してもらいました。
最初、案件に入る前はサーバー構築まで自分でやるのかと思い、Oracle VM Virtual Boxや評価版のWindows Serverなど使って、Orchestratorインストール手前までの環境構築を作ってみたりしたのですが…

お客様のインフラ担当の方がやってくださいまして感謝感謝です!m(_ _)m


ちなみに、環境の構築リハーサルでとっても役にたったのが、

Orchestrator 導入ステップバイステップガイド

もう、シングル構成であれば、この通りにやれば外れないです…

推奨事項として、これまでのことをまとめますと

① 導入構想や規模から構成を決める
② ハードウェア要件/ソフトウェア要件をUiPath製品ドキュメントで確認
③ ②と①より、必要なハードウェア/ソフトウェアを準備
④ 検証環境があれば導入ステップバイステップガイドに沿って準備した③をインストールし構築してみる
⑤ ④のリハーサルからリスクや失敗などを考慮し綿密な手順書を作成

⑤に関しては、検証環境や検証用OC等自社になかったため、OCインストール自体がぶっつけ本番だったので推奨且つ教訓事項ですね

あと、ドキュメントなど舐めるように読まないと、結構OCインストールのエラー時に泣く羽目になります…(経験談)(ノД`)シクシク

あと、忘れてはいけない私のバイブルがキノ先生のQiitaですね。UiPathドキュメントと同じくらい読み込みました。こちらにも、記事内でご紹介した参考になるUiPath社ドキュメントが列挙されてます。

さて、2では構築する中で実際にドキュメントなんか読んでいて、見落としてしまった、やっちまった~!といった「見落としアルアル」について触れられればと思います!
またね~ん

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