2022年のRPAに纏わることの振り返りPart1

皆様、お久ぶりです。
アドベントカレンダーイベントがあるとブログが更新しだすワッキーです。

書き溜めてるものもあるのですが、2022年最後のブログなので、そちらを公開よりは今年のRPA活動を振り返ってみたいなと思いました。

え?おさぼりワッキーだから、あんまり期待してません!?

はい、でも、なかなか今年はUiPathFriendsを通して様々なご縁や面白い経験が出来たかなと思いました。
その中で2つのイベントについて振り返りたいと思います。

まずは、やっぱり9月のLAS VAGASで開催されたUiPathForward5ですかね…

米国でのForwardに参加することは3年越しの夢でした。
元々、10代の頃に海外に移住し、大学卒業・就職も2017年に日本帰国するまでは海外だったため、自身が専門とする分野での国際的イベントへは積極的に参加したい。技術や知識は勿論だけれども、それを取り巻く環境や価値観というものは、社会構造や文化の違う日本とはきっと違うはず。
とにかく、より広い視野を再獲得したい!

そんな思いから、頑なにこの夢を守ってきました。

そして、出発前から到着においていくつものハードルもありました。
課題①会社からの許可
出張申請が下りないことは分かっていました。当時、所属していた会社はグローバルにRPAビジネスを広げることはスコープに入っていなかったので「国内のForwardで十分」とハッキリ言われてしまっていました。なので、自費で行く事を前提に許可を得ることを優先的に考えて行動しました。これが一番、長引きました。当時一緒に同じホテルを考えていたFriendsの知人には申し訳ないことをしました(私が見通し不明だったため、JapanTourで申し込んでいただくよう勧めることに)。

課題②流行りの感染症
課題①の課題を解決し、会社からの許可が下りたと思ったら、流行り病に纏わる議論がされてしまい、振り出しに戻った感…。これには、説得材料を毎日集めるのに必死でした。実際に家族からも、旅先で感染したら帰れなくなることや、父母も年であり基礎疾患もあることなどを考えると、説得は多方面に渡りました(まあ、家族は理解が早いので、直ぐにOKでした)

課題③予定変更
さて、方々を説得し終わり、すったもんだで何とか有給休暇を取得し宿も個人で手配(JapanTourは自費では厳しいので個人で…)、あとは飛行機を…となった時、大学(カナダ)の恩師から「え?カンファレンスでアメリカに?じゃあ、途中カナダにも寄れるよね~ハハハ~」なんて、ことを言われ、二日間だけカナダ訪問をアメリカへ行く前にねじ込みました💦 弾丸カナダ旅のEtcに関しては、いつかまた別の記事にて書いてみます。

課題④しつこい時差ボケと日本の仕事の両立
これが一番の天敵でした。せっかく自費で来て、お財布的に痛い思いをしたのに、一週間完全に時差ボケが取れませんでした。昼間は睡魔に襲われながら、「さ~、安らかに眠りたまえ!」と言わんばかりの、薄暗い会場で話を聞いているわけです。そして、夜になれば、私が受け持つチームの朝会(日本時間)で進捗確認をしていますから、時差ボケが抜けるわけがないのです…。幾分治ったかな?と何度も思うのですが、必ず昼間はコクコクとうたた寝してました。睡魔が私の投資した金を全て奪っていきましたね…憎き時差ボケでした

他にもまだまだありますが、ざっとこんな感じの課題をクリアして、アメリカへ~!
ラスベガスには、パートナーのWelcomeパーティーにほぼ一時間遅刻して到着…
カナダで遊んでいたわけではありません。カナダで嫌なくじ引きに引っ掛かり色々もめておりました(;^_^A

ラスベガスという町の印象
アメリカでは基本ビジネス感覚できたのでDTにもいかなかったため、ラスベガスのすべてを知ったわけではないですが、ホテル周りだけの印象になりますが、遠慮なく言ってしまえば「破廉恥で騒がしい」町という印象は否めません。それでも、世界中の人たちがバケーションを楽しみに来るリゾート地ということを思うと、そんなもんだろう…って感じですね。滞在ホテルでは結構マダムキラーなワッキーでプールサイドではマダムとお友達になりました。

パートナーフォワード
ゲスト企業の方々の到着前に、パートナー企業のフォワードが先行で始まりました。ここでは、グローバルワイドでUiPathが達成した成果の報告、そして今後の展望などの共有、注力していきたい技術分野などのプレゼンやパートナー企業の授賞式といったものがありました。日本の企業も受賞されましたよ~!寝耳に水!なんて形で焦って登壇されておりました。

お気に入りブースとセッション
課題④の睡魔と果敢に戦うためには、歩いて回らないといけない…。ほとんど私は会場のブースというブースを回りまくりました。
そんな中で隈元さんと出会い軽く肩を抱き再会を喜び、隈元さんのカナダの同僚と挨拶とチャットを楽しみ…と結構UiPath社のブースを中心に回っていました。
一番、「おぉ?」と思ったのはEngageブースでしたね。
簡単に言うと、AppsとIntegeration Service(もしくはAppsのみ)を利用したソリューションで、AppsとAssistant連携だとAPI連携よりも高速に連携できるそうだ。特に私が当時受け持っていたお客さんはOrchestratorへユーザーをログインさせ、実行アカウントを選んで実行させたり、セキュリティー的にあまり宜しくない運用をしたがっていたので、これは良い!!とブースの人に興奮しながら質問したのを覚えております。

ブース以外にもセッションにも積極的に回ったのですが、やはり人気のIntegration ServiceやAI関連のセッションは小さな部屋だと観覧者が部屋をはみ出て立ち見状態…私もヒールで痛めた足をナデナデしながらつま先立ちして聞いていたのですが…本当に眠気が覚めたものです。
Dentsu社の代表取締副社長?のKlochkoffさんの「Elevating People's Potential with Automation」セッションとECTIVE Automation社のShlepethkyさんの[Automation for good -in war or peace]セッション は眠気と闘いながらも頑張って聞いてきたと思います。
「Elevating People's Potential with Automation」セッションでは、多くのユーザーたちにとってAutomationは「擁する」というよりは、「恐れる」対象として捉えている課題って、グローバルでも日本でも同じことが言えるんだなと思いました。Dentsu(「日本の電通でしょ?海外まで行って?」と言われかねませんが、グローバルでNo boundaryな取り組みとしてご紹介されてますのでご了承ください)さんの取り組みとしては以下の2つのコンセプトのハイブリッドなCoE体制を敷き、社内RPAの推進拡大に成功した軌跡を紹介していた
・企業レベルの自動化機会のためのロボットの特定と構築を主軸とする、プロフェッショナル開発におけるCoE体制、(TopDownのEndToEnd総合ソリューション)
・最前線の革命を促進する市民開発者のチャンピオンを作ることに主軸をおいたCoE体制(BottomUpの体制の最速最大適所なソリューション)

また、社内独自の全社員に向けて開発者とのネットワークの場、Communityの確立、AI-HubsやAIを利用したVirtualAssistantの活用、健全なPipelineの構築によりAutomationを畏怖するものから擁するものへと変え、社員の可能性を無限に引き出せたお話がきけました。畏怖するもの…分かりみ…

[Automation for good -in war or peace]セッションでは、ロシアのウクライナ侵攻下の最中、スロバキアに拠点を置くECTIVE Automation社の活動をプレゼンされておりました。AI搭載自動化アプリケーションの開発(うちRPA開発者のお二人はウクライナのエンジニア)が、ウクライナからの避難民支援するカスタマーサービスに役立てられるまでの軌跡のセッションに感動しました。自動化がこんなことに役立てられるんだな…ビジネスだけじゃないんだな…と…そして、サービス立ち上げまでの間には幾度とない試行錯誤の嵐、国境付近の女性避難民のレイプ問題や、避難所のマーケットの盗難問題などなど…本当にセッションテーマのInspiration!を得た思いでした。

その他イベント
セッションやブース以外にもレセプションパーティーでは、夕方になり私も目が覚めてくる頃にアルコールを入れながら他の企業さんとコミュニケーションを取るなどしたりとウロウロする時間がありました。
銀行で独りRPAをしている女性と知り合ったり(後にFriendsに勧誘w)、テキサスでRPA導入支援を行っている企業さん(企業ブースだしてました)の方々とインド(インド系アメリカ人だったので)についての雑談したり…。
マスカーレイドパーティーではハワイの学校の教員の方々と踊り歩いたり(ワッキーってもしかしてパリピ?と日本の方に言われてしまいましたが、向こうのテンションになっただけです!)楽しみました。楽しんだ挙句に、その中の会社さんから、帰国後に営業メールいただいたり(日本の企業で外国視野に入れてないのだけど…大丈夫?)と…後々につながるネットワークも出来たかな~と思います。

おっと、ラスベガスについて書いてたら(てか、結構他にも書きたい事沢山あります…(;^_^A ))、その他の2022年の振り返りを書くにはスクロールバーが短くなりそうなくらい長くなってしまいました。

その他の振り返りネタはPart2で…


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