見出し画像

1人の無能VS350万頭のマンモス

新宿駅。

私の天敵。

いつ行っても上手くいかない。

いつ行っても彷徨っている。


山手線で新宿に行った。

西口だっけ?

モード学園の前に出たかったのに

地下をずーっとグルグル。

西口って書いてある案内に沿って行ったら

いつの間にか案内が中央口になっていて

引き返して。

それを東口でもやって。

ずーっとグルグル。

一生地上に出れない。

西口というものが見え隠れする。

もしかしたら壁が動いていて

虐められてるんじゃないかとも思った。

…。

階段を上るという事を知らなかった。

地下なのにバスターミナルという

外が見えてるという幻想に騙されていた

地下が地上だと思い込んでいた。

無事モード学園が見えるところに出れて

無事待ち合わせに合流したが

半泣き状態。

やっと会えたァ!!って思わず言ってしまった。

彷徨って10分遅れ。

ほんとに申し訳ない。

無能すぎる。




別の日。

小田急で新宿に向かった。

今回は東口。

新宿は地下。

地上に出たかったら階段などを使って上に行く。

前回彷徨った経験で体得した。

だから今回は大丈夫。

人混みに塗れながら

前の人に続いて

ICで改札を抜けた。

さぁ

東口を目指そう。

案内に「東口」を見つけた。

よぉーし。

次は階段に向かえb、

…。

え?

なんで改札があるんだ。

さっき小田急の改札は通ったよな。

電源を二回押して確認しても

精算されている。

まあいいや。

とりあえず入場料払ってもいいから

東口、東口っと。

ピッ…。

「ピンコーン」


は?

「係員がいる改札へ行ってください」

と表示されて進行を妨げた。

んなわけないじゃん。

残高が47円だった。

あぁ

チャージすればいいんか。

チャージした。

今度こそいけるっしょ。

ピッ…。

「ピンコーン」


赤い文字でまた妨げた。

おいおいおいおいおいおい。

入場もさせてくれないんか。

あ。

わかった。

改札がきっと違うんか。

違う改札に向かう。

「ピンコーン」

また別の改札

「ピンコーン」

またb…。

「ピンコーン」

改札という改札にピッピッしまくった。

…。

流石に泣くよ?

もう係員に頼ろう。

か細い声で

「あのすみません。小田急線から乗ってきて、東口に出たいんですが、出れないんですけど…」

駅員さんが紳士だった。

「分かりにくいですよね。ここはJR乗り換え専用改札だから、向こうの改札で直して貰えますよ。ついて来てください」

ついて来て下さいに惚れた。

直して貰った。

感謝の言葉と共に深々と頭を下げ

2度目の改札を抜けた。

ここまでくれば

こっちのもんよ。

階段を急いで駆け上がる。

大幅な遅れを取り戻すかのように

全力で。

地上が見えた。

…。


西口に出ていた。

ボッコボコです。

ほんと無能。

困惑と焦りが同時に来たので

とりあえず

東口までダッシュよね。


ほんとに相性悪い。

新宿待ち合わせの時は

15分以上前に到着するか

相手に到着時刻を10分遅く言っておくのがいい。

ソロクエストでは勝機ないな。

2人の無能VS350万頭のマンモスなら勝機ありそう。

新宿駅は絶対パーティ組んで挑んだほうがいい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?