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VUTTERのゲーム音楽アレンジ演奏を支援したいと思ってくださる方へ

いつも私のゲーム音楽アレンジ演奏をご視聴くださり、ありがとうございます。

現状(2024年6月)、VUTTERのYouTubeチャンネルでは原則、私の作曲したオリジナル楽曲に限ったライブ配信でのみ、投げ銭制(Super Chat)を導入しています。

ゲーム音楽等のアレンジ演奏の場合、さまざまな著作者(社)による楽曲を、その場の流れやリクエストに応じて多岐にわたり混ぜ込むスタイルであり、権利の所在が事前に判明しない、かつまちまち(JASRAC包括契約の範囲外にある場合が多い)ため、半ば有償となる投げ銭制は採用していないのです。

さて、ありがたくも私の活動(ここでは特にアレンジ演奏について)を支援したいと思ってくださる方がいますが、その前に。

まずは原作者(社)を支援してほしい

原作であるゲーム音楽、ならびにゲームを作られた作曲者、制作会社。一例としてファイナルファンタジーであれば、植松伸夫さんをはじめとするコンポーザーの方々、そしてスクウェア・エニックス社。

サウンドトラック(最近は単曲でも買えますね)、原作のゲームをお持ちでなかったら、まずはそちらをお求めになってはいかがでしょう。

あるいは、そういった原作者(社)の最新の活動、最新作。そういったものに目を向けてくださると嬉しいです。どちらかというと懐古厨の私が、今でも少しでも新しいサントラやゲームを購入し続けているのも、このためです。

とはいえ…

私も人間ですから、自分の活動を応援していただきたい気持ちもあります。

元々私がアレンジ演奏をしているのは、かつてそれを熱烈に喜んでくれた友人…もっといえば、友人でなかった人でさえ喜んでくれたこと。こういった経験によるところが大きかったかもしれません。そういったお声に応えたい気持ちが端緒ですし、それ無くして演奏活動を続けられるかと問われると正直難しいですから。

私を支援したいと思ってくださる方は、私のオリジナル作品をお求めいただくか、もしくは本noteの末尾「記事をサポート」をご活用ください。

そしてもちろん、コメントやメッセージをお寄せいただけると百万の力となります。

あまりこういうことは明言してこなかったのですが、真に活動に集中するため、またそれを永く持続するためには、この面の充実・明確化も見過ごせないところがあり、思い切って書かせていただきました。デリケートな部分でもあるので、定期的に見直させていただくかもしれません。

(2024.7.7追記)
任天堂のガイドラインによると、YouTube等の収益化システムを利用した動画投稿や生配信に対して著作権侵害を主張しない旨が明記されていますね。ゲームの旗手たる大メーカーがこの種のことを明確に書いてくださるのは本当にありがたいです。
単純に考えれば任天堂社の著作物に絞れば(ゲーム実況のように)Super Chatを導入してよいことになるかと思いますが、編曲の場合はもう一歩ラインが微妙。原曲の持ち味が大きく損なわれていると著作者(社)が判断すれば、差し止めの対象となるでしょう。そもそも、ゲーム音楽はゲームと一緒に享受されるべきで、あまり音楽単体で発信してほしくないという考え方もあるかもしれません(このあたりはサウンドトラックの発売に積極的かどうか等も、各社スタンスが異なりそうですが)。
定期的にメーカー各社のガイドラインを見直しながら、状況を見て配信のスタンスを柔軟に変えていければと思っています。



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