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スマホでFUJIFILMカメラを操作する

この記事はスマホアプリ「FUJIFILM Camera Remote」を使ってX-T2の撮影を行うために色々調べてみた備忘録です。

スマホ側でFUJIFILMカメラを操作したい人は参考になるかもしれません。

なぜスマホで操作したいの?

事の発端はこのL型プレートです。

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こいつを付けることにより縦向きで三脚に取り付け撮影できるようにしました。

机に置いたときのバランスも良くなり(一部だけプレートある状態だとガタつく)そこらへんは文句ありませんでした...

しかし肝心の縦置きした時に縦プレートが薄くカバーが干渉するため側面のリモートレリーズを使うことができなくなりました。

昼間であれば色々やりようもありますが、長時間露出したい星景・星野写真でこれはきついです...(本体側の操作だと30秒までしか露出できません)

この解決方法としてスマホをリモートレリーズの代わりにするしかなくなりました。

最初は汎用L型プレート重ねて使う脳筋解決法を取ろうとしたのですが、長さが微妙だったのでやめました。

FUJIFILM Camera Remote

【iPhone】

【Android】

このアプリでカメラースマホ間でデータのやり取りをしたり、レリーズ代わりに使うことができます。

Bluetooth対応機種によってはそのままワイヤレスレリーズの機能がありますがX-T2は対応してません...(絶望)

まぁその機能以外の方法でできないか色々試してみました。

モードについて

このアプリのモードですが「A」と「M」の二つがあります。

これはスマホと接続前に本体側のSS(シャッタースピード)を
Aにしていれば「A」モード
Bにしていれば「M」モード
になります。

このモードはアプリ側で変更できません。
また、途中で本体SSを変更しても反映されません。

一度画像取り込みモードにしてその間に本体SSを切り替えてからリモート撮影モードにしても反映されません。

さらにめんどくさいのがワイヤレス接続を切ると本体を再起動させる必要があります。

本体の起動→ワイヤレス接続モードにする→スマホアプリを操作して接続

この手順をもう一度行うことになります。

アプリでの撮影設定ですが、モードによって少し違いがあります。
「A」モードでは露出の設定
「M」モードではSSの設定
ができます。

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SS(シャッタースピード)の設定

SSを変更するとこんな感じになります。

SSの設定は
上限15m
下限1/8000s
です。

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リモートレリーズより制限ありますが、まぁ赤道儀使ってもこれ以上はきついので個人的には問題ありません。

ただし長時間露出ができるだけで撮影枚数を設定できないので縦構図で撮るときはタイマーでも使いながらその都度操作しなければなりません。

...めんどくさい

ただ星景・星野写真は構図によってはビューモニター見ずらいのでスマホで見れるのは割と助かるw

まとめ

・L型プレート使うとリモートレリーズが使えない!
(X-T3用だと側面の長さ調整できるやつ売ってた...)

・FUJIFILM Camera Remoteを使う場合は途中でモード変更できない

・ワイヤレス接続を切ると本体再起動してもう一回やらなきゃいけなくなる

・15分までなら長時間露出できるけど枚数設定できない

・スマホでライブビューわりとありがたい

個人的にあとは枚数設定さえできれば問題ないんだけどね...

FUJIFILMさん機能追加お願いしますw

パソコンで操作するソフトもあった気がしますが、あれUSB接続だった気がするので無理かな...?

【脳筋解決法】側面プレートずらす

脳筋解決法を見つけましたw

側面のプレートをズラしましょう


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これならレリーズに干渉しません!
ただ一々ずらさないといけませんが、そもそも縦構図でレリーズ使いたい時は星景・星野写真撮影などで長時間露出と枚数設定したい時なので頻繁に変えないといけないわけじゃありませんし個人的には問題ないですw

あとは180度ずらすよりも少し斜めにした方がバランスいいかもしれません

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普段使いでレリーズを使いたくなったらスマホアプリで操作すればいいのでこれで問題なくなりました!

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