見出し画像

SaaS業界は縮小なのか?それとも・・・市況の落ち込みは一時的なもので先祖返りではない アメリカ大型イベントSaaStr10周年


2010年代初頭はクラウドサービス拡大期でありました。その売り上げが毎年25%ほど伸びていく中で多くのB to B向けソリューションツールが生まれてきました。ASPからSaaSに深耕し発達を始め、その市場は飛躍的に大きくなってきました。SaaStrはちょうど時代の変化に合わせて始まったわけです。もはや一昔前ですね。日本ではちょうどtwitterが3.11と共に浸透しFacebookが流行り始めた頃でしょうか?

さて、今年のSaaStrですけれども2日目(実質初日)キックオフメインステージの主催者プレゼンテーションに参加しました。
Jasonさんは自らコンテンツとなり解説も主催もそして演出もできる天才スターとお見受けしています。このイベントは彼がいるからこそ成り立っていると言えるでしょう。

https://www.linkedin.com/in/jasonmlemkin/

2012年にスタートしたSaaStrが10周年を迎え、メインステージでは代表のJasonによる歴史回想と新潮流について。
多くのアプリケーションがスタートした時でありました。マーケティングオートメーション、セールスオートメーション。人事、ファイナンスプラットフォーム
・SaaS市場の拡大とともに規模を大きくしてきた。2015年から爆発的に増加した。12,000人以上の来場者。
・業界のリーダーが数多く参加してきた。
・次世代のCEOを多く輩出してきた。
、2020年はCovit-19によってバーチャル開催に追い込まれた。2021年フォーメーションを感染対策をし屋外開催という手法で復活させた。
ワクチン済み、PCRテスト実施、6,000人
同時にPodcastや動画のコンテンツを充実してコミュニケーションを図ってきた。
news letter40万人。Podcast 800万ダウンロード、ユニバーシティには1万5千人の生徒が集まっている

非上々企業は売り上げを水増しするものだ。

Jason氏は10年前の個別企業の売り上げに関して、各社は大袈裟に言っているものでした。という過去のブログポストを示しました。

しかしながらその後、BOXはIPOし HubSpotも飛躍的に伸びました。
さらに過去に登壇したリストを上げながら、参加者、スポンサー、スピーカーが熱く語ってきたおかげで今まで来ることができたとしました。

過去登壇したCEOリスト

さらに全体的には伸びているSaaS市場をさらに盛り上げるためにSaaStrとして本年度以降は、以下の4点にて支援をしたいとしました。

1.CEOやセールス、マーケティング幹部のマッチングシステムを活性化させること
2. BrainDates (脳デート)毎週、知識シェアのためのミーティングをすること
3.エンタープライズ責任者を集めた施策
4.来年初頭にシンガポール開催

さて、コロナ禍の中でのびたSaaSが多く出ていますが、一方で市場価値は下落しています。これは過去に戻ることなのか?一時的なものなのか?多くのCEOは後者と期待しているようです。

バリュエーション(企業評価価値基準)が問題。果たして戻るのでしょうか?


来場者は本年度は、昨年よりも倍増。コロナ前に戻った勢いです メインステージは立ち見でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?