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トルコで曝露後の狂犬病ワクチンを打った話

こんばんは。お体にお気をつけくださいね。

といつもnoteを書く際にnoteのUIに言われるが、遂にお体にお気をつけないといけない時がやってきてしまいました。

結論から書くとタイトルの通りですが曝露後ワクチンをトルコで打って来ました。

前回、日帰りギリシャしたあとの翌日にカシュの街で朝食中に近寄って来たのでなけなしのご飯をあげたあと撫でてたら子猫ちゃんに甘噛みされてしまったわけですね。

猛省です。タイのアユタヤで野犬の群れに追いかけられた前科があるのにまたやってしまった。だって動物かわいいじゃん…

でもタイで野犬の群れに襲われて今回猫に噛まれて決意した。もう(狂犬病清浄国以外)絶対動物に近づかねぇ…!

猫は日本の猫カフェで愛でれば良いし犬は実家の犬を撫でまくれば良いだけの話なのである。

話を戻すが、子猫に噛まれた部分は特に出血は無いが、少し傷みたいになってしまったのでWHOでの曝露基準のカテゴリー2に該当する(カテゴリーは3段階ある) 

だが、自分の場合は過去3ヶ月以内に曝露前ワクチンを2回接種しているので、WHOとアメリカ保健省の基準だと、曝露した状態でもワクチン接種は不要らしい。

しかし、日本の基準やその他の国の基準を調べてみても曝露前接種は3回が基本であると書いてあるため、曝露前接種の基準がそれぞれ違うのが怖い。

子猫にも狂犬病の症状はなかったし、トルコにおいて狂犬病で亡くなる人の99%は犬に噛まれて発症しているようだ。知り合いの日本の医者や地元のトルコのおじさんや、相談に乗ってくれた現地の看護師や医者に聞いたら大丈夫だろうと言われた。

しかし、何事も絶対は無いので曝露後ワクチンを一回打つことにした。

トルコにおいてワクチンは公共病院の救命救急のみで打つことができる。
しかし公共病院は大きな街に行って、その中でも一軒しかないという事もあるので、狂犬病が疑われたら大きな街に出るべきである。
また、グーグルマップでも公共病院かどうかは調べられるのでそちらを使ったほうが便利である。

で、自分はトルコのコンヤという街の公立病院を受診したのだが、まぁそれが大変だったわけで…

まず大病院なので予約システムが複雑だったし案内もトルコ語オンリーで英語ができる人が誰一人も居なくてマジで心が折れるかと思った。
さらに現地人と外国人で受付のやり方や受診の仕方が違ったりと絶対に初見では攻略不可能な仕様だった。
(タイやシンガポールで受診した分かりやすくて英語が通じる医者が恋しかった)

結局英語があまり得意ではないけど地元民であろう俺と同世代くらいの綺麗な姉ちゃんと優しいおじさんに助けてもらって至り尽くせりさせてもらった。お礼しようとしてもそんなの大丈夫と言われた。優しすぎる🥹

結論この二人がいなければワクチンを打てなかったが、取り敢えず曝露後の一本は打てたということです。

ちなみに打ったときなんだけど思いっきり注射の中に空気入っててビビった。
皮下注射だから大丈夫なのは知ってるんだけど腕の中で空気がぷくぷくしてるのが分かるのは正直あまり気分は良くはない(笑)

で、不思議なのが曝露後ワクチンのスケジュール。
WHOやアメリカや日本が推奨するワクチンスケジュールと違うのだ。
どこを見ても曝露した日にちを0日として、曝露前ワクチン接種を完了していても曝露後ワクチンを打つスケジュールは0日目と3日目で終わりなはずだが、自分の場合は0日目と、その次は1ヶ月後だったのだ。

自分はとりあえず曝露後ワクチンは一回で終わるつもりだったのであまり関係ないが、WHO等の基準と違う場合があるので、気になるのなら医者にその資料を見てもらう必要があるかもしれない。

最後に自分からの戒めの言葉を書いて終わる

犬猫を触るなら狂犬病清浄国のみで触るように!!!