パーキンソン病について調べたこと

パーキンソン病について

調べること



実際にリハビリでやること
* MMSE
* 姿勢反射障害のテスト
* 注意機能障害のスクリーニングテスト
* 唾液を溜めてご飯を食べて変わるか


* 運動症状
   * 振戦
   * 筋固縮
   * 無動
* 非運動症状
   * 自律神経障害
       - 便秘
       - 排尿障害
       - 陰萎
       - 起立性低血圧
       - 発汗異常
   * 抑うつ
   * 不安障害
   * 遂行機能障害
   * 注意障害
   * 視空間認知障害
   * 記憶
   * 言語機能
   * 睡眠障害
   * 嗅覚障害

* 認知機能障害(遂行機能障害・注意障害・視空間認知障害)が病の初期より高率で見られる。
* 最終的には80%の確率で認知症まで至る。記憶や言語機能が障害される。
* パーキンソン病での認知症は予後を左右する。
* ドパミン補充療法を中心とした治療法により運動機能障害を軽減することが長期に渡り可能。
* 嗅覚障害が認知機能障害と密接に関わりがあり、40%の
* 確率で認知症になる。
* 認知症へ移行する因子
   * 年齢が高い
   * 運動機能の重症度が高い
       - 筋固縮
       - 姿勢反射障害
       - 歩行障害が顕著
   * 注意機能障害が早期から目立つ
   * レム睡眠行動障害
* 嗅覚障害はパーキンソン病と診断される前から症状としてあることが多いが自覚障害はないことが多い。薬物療法における改善は見られない。
* パーキンソン病は扁桃体や海馬、眼窩前頭野といった嗅覚伝導路の中枢側にも病初期からレビー小体の出現などの神経変性病理が出現。
* 早期のパーキンソン病はこれらの部位の萎縮の程度が嗅覚障害の重症度と相関。
* 重度の嗅覚障害は初期から認知機能障害を受けやすい
* パーキンソン病はα-シヌクレインというタンパク質が蓄積→中脳黒質が減少→黒質とつながっている線条体のドパミンが減少。
* ドパミンは神経伝達物質。アドレナリンとノルアドレナリンの前駆物質。
* ドパミンは血液から脳内に入らないため腸で吸収して脳内へ運ばれる。
* パーキンソン病ではドパミン神経細胞が減少するため、ドパミントランスポーター(ドパミン量を調節する)が減少する。

薬について
* ドパコール
   - パーキンソン病。Lドパまたはレボドパ。血中半減期(血中の薬物濃度が半分になる時間)が短くなるとウェアリングオフなどが起きやすくなる。Lドパは2〜3時間くらいで血中半減期になる。
   - ジスキネジアはドパミン神経細胞の減少とLドパ投与によって生じる。https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnt/36/6/36_S186/_pdf

* ドンペリドン
   - レボドパを服用時にしょうされることもある

* ドネペジル塩酸塩
   - アルツハイマー型の認知症とレビー小体型の認知症に対して処方される
* アムロジピン
   - 高血圧症や狭心症に対して処方される
* モビコール
   - 慢性便秘症

* 抗コリン作用を有する薬剤により唾液が出づらくなり、唾液が味蕾まで行かないので味が感じにくくなる。



パーキンソン病のリハビリ

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jocp/50/1/50_15/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrmc/50/8/50_658/_pdf/-char/ja

  1. Hoehn and Yhar scale stage Ⅰ,Ⅱのリハビリ
    治療目標:活動量の向上
     病識の欠如、無関心、疲労により運動のモチベーションが下がることで活動量が低下する。

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