見出し画像

宮城県で選ぶべき国公私立大

宮城県は、旧帝大の一つである東北大、北関東以北最大規模の私大である東北学院大が圧倒的に大きな勢力になっているエリアです。

◇国立大

東北大は、旧帝国大学の一つです。
文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・医学部・歯学部・薬学部・工学部・農学部で構成されており、全ての各問分野を網羅しています。東北帝国大学理科大学を源流にしており、工学分野、特に材料科学・スピントロニクス・災害科学などの分野で国内トップレベルの研究を行っています。

宮城教育大は、東北大学教育学部から教員養成系統を分離して出来た大学である為、キャンパスは東北大学の青葉山キャンパスに隣接しています。男女比率は2:3で女子学生が多め。教員就職率は70%強

◇公立大

1997年に創立された宮城大は、宮城県初の公立大です。看護学群・事業構想学群・食産業学群で構成されています。キャンパスは、工業地帯の大和リサーチパークに隣接しています。
宮城県の公立大学は、ここだけである為、地元で公立大学を目指す場合、選択肢がありません。

◇私立大

宮城県で私立大を選ぶ場合は、北関東以北で最大規模の東北学院大、日本の私大理工系伝統校の一つである東北工業大、福祉系の草分け的存在の一つである東北福祉大、東北地方の私大で歴史が長い薬学部を持つ東北医科薬科大の4つの大学になるでしょう。
東北学院大は、文学部・経済学部・経営学部・法学部・工学部・人間科学部・国際学部・情報学部・地域総合学部・教養学部の10学部で構成されています。宮城県は、国立大学や公立大学の数が少ない代わりに、私大伝統校が受け皿になっており、いずれも地元就職がとても強いという特長があります。東北学院大は、北関東以北で最大規模の私大であり、学生の9割以上が東北地方出身者です。
教育的な特徴は、リベラルアーツ重視である事で、ミッションスクールという側面を持っているのも影響しているのでしょう。地元の人材育成を支えており、東北地方最強私大と言えます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?