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翻訳者エッセイ:わたしと字幕翻訳

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字幕翻訳者たちが自身の翻訳者生活を振り返ります。
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【翻訳者エッセイ:わたしと字幕翻訳2人目】子どもができても続けられる仕事を

【今回の執筆者】 齊藤 詩織(さいとう・しおり) 映像制作会社でエディターとして約10年間勤務したのち、映像翻訳者養成講座を受講しながら字幕制作会社に転職。2016年からフリーランス。 結婚をきっかけに「子どもができても続けられる仕事を探そう。大好きな映像に関われて、夢中になれるものを」 字幕翻訳者を目指し始めたのは、結婚がきっかけでした。 「字幕翻訳」という仕事を初めて意識したのは中学生の頃だったと思います。ラッセ・ハルストレム監督の『ギルバート・グレイプ』という作品