12/20はブリの日

鰤は美味い。

ブリという名前の由来には諸説あるが、脂が乗っている意味の「アブラ」が「ブラ」そして「ブリ」に転訛しただとか、身が赤くて「ブリブリ」しているからだという説があるという。またブリ(鰤)に魚へんに師走の師という漢字を当てるのは、この時期は特に脂の乗りが良く美味いからなのだとか。

今日はそんな鰤の日らしい。
師走にブ(2)リ(0)の語呂合わせらしいが、確かにこの時期の鰤が美味いのは間違いない。刺身やしゃぶしゃぶ、塩焼き、照り焼きと食べ方にバリエーションがあるのもブリの魅力に他ならない。

鰤は出世魚なので名前を変えて年中流通している魚でもある。イナダ、ワラサ、メジロ、ハマチ。その辺りの名前を聞いたことがないだろうか。サイズ違いをそのように呼ぶのだが、日本各地で鰤の呼び名は様々らしい。それらも皆同じブリなのだと思うと、鰤は昔から私たち日本人の生活に溶け込んでいると言えるのかもしれない。

さて貴方はこの文章の中で、鰤・ブリという文字を何回見たと思う?
サブリミナル効果は十分だろう。
いつも食べている人も、久しブリに食べる人も。
さあ、今日は鰤を食べようではないか。


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