12月19日は「日本初飛行の日」らしい

12月19日は「日本初飛行の日」らしい。

時は明治43年。現在の東京・代々木公園で陸軍軍人の徳川好敏さんと日野熊蔵さんが日本人で初めて飛行に成功したと公式に認められたことを記念して制定されました。そんな代々木公園には今も「日本初飛行の地」として記念碑と二人の胸像が設置されているのだとか。

当時の記録は、フランス製のアンリ・ファルマン式複葉機に搭乗し、飛行時間4分・最高高度70m・飛行距離3000mだったそう。初飛行といえばライト兄弟の映像を見たことがありますが、あれから7年後の日本で同じように空に浮かぶ機体に興奮した人たちが居たのだと想像すると高揚してきますね。

そんな12月19日の話ですが、実のところ5日前の12月14日に日野さんが飛行に成功していたみたいです。公式の飛行実施予定日ではなかったので「滑走の余勢で誤って離陸」と報告して正式な飛行ではないという扱いで処理されたらしい。あくまで日野熊蔵さんのwikiなどを見た私の感想ですが、なんだか色々と事情がありそうな雰囲気。いつの時代も上下だったり立場だったり人々の思惑だったりはあるのでしょう。

ともあれ、日本でも飛行機を飛ばすことができたという喜びは当時のニュースを知った人たちをワクワクさせたのではないかなと思います。

そんな「日本初飛行の日」に因みまして、今回残りの時間は私がVRで初めて飛行した日のことを綴ろうと思います。読んでもらえたら幸いです。


あの日は、縁あって知り合ったVRChatで飛行機を乗っている方たちの航空ショーを見ていました。宇宙のワールドで自由に飛び回る機体は何度見てもワクワクさせてくれます。

普段から飛行機を乗り、航空ショーまでする人たちの腕前というのは相当で、難しそうなことも簡単に魅せてくれるので、その「難しい」を知らない飛行機を操縦したもことのない私でも、やってみたいなと魅せられるナニかがありました。

きっと魅了されたままだったのでしょう。航空ショーが終わり、人が少なくなったワールドに残っていると、自由に飛んでいる方たちに惹かれるように気づけば私も操縦席に座っていました。

最初はコックピットに座ってみたかっただけでした。コントローラーでどう動かすのかもわからない状態から少しでも動けば焦る私。フラフラと動く機体。今思えば離着陸場で邪魔だったことでしょう。見兼ねたのか搭乗してくれた、指導経験もある方に近くで教えてもらいながら私の操縦する機体は宇宙へと飛び立っていきました。

そんな私の初飛行。正直、あまり覚えていません。指示通りにコントローラーを動かし、色々教えてもらっている途中で墜落してしまいました。覚えているのは飛んだ瞬間のワクワクと、地球が綺麗だなと見ていたら段々赤くなっていくなと思っていたら機体の中ではなくリスポーン地点に立っていたことです。どうやら大気圏に突入して機体が大破、最初の地点に戻ってしまったみたいです。

乗り物に乗ると割とすぐVR酔いをする私ですが、コックピットでは酔わないのか、酔う暇がなかったのか。降りたいという気持ちもなく墜落したのか。ともかく初操縦飛行は酔わずに終わりました。

以上が私「はにらいの初飛行の日」の思い出になります。思い返すと色々なテンションで各方面に申し訳ない気持ちでいっぱいになりますが、良い意味でも悪い意味でも私の思い出に深く刻まれています。

次乗るときは、きちんと講習会に行って離着陸から教わりたいなと思います。いつか自由に空が飛べるようになって編隊が組めたら素敵だなぁと思っていますが、まずはコックピットの雰囲気に慣れるところから始めたいです。

VRChatは現実の生活では中々体験できないことが経験できるので面白いところだなと思います。これからも色々なことを遊んで学んで糧にして生きたいです。

それでは、最後まで読んでくれてありがとうございました!

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