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【歌詞全文】「コミュ障VRChatter」のおはなし

おはてんていです、てんていです。

自分の曲について話してみたいと思ったので、歌詞の全文と共に書いてみます。

第1回は、処女作かつ名刺代わりの一曲、「コミュ障VRChatter」になります。
良ければお付き合いください。


歌詞全文

3人以上で話すと
会話の輪に入れない

優しい人が声をかけると
別人のように喋りだす

フレンドのとこにjoinをしたけど
挨拶の先、続かない

なんとなくダレてきたけど 
「あ、すいません。ちょっと移動しますね」
が言えない

コミュ障にはちょっと厳しいかもね
でも今日も懲りずにログイン

ああ やっぱ今日も胃が痛い
joinの手が震える

じゃあ それならpublic行く?
首を横に振る

インスタンス建てて人を待つ
来なさすぎて死にそう

じゃあ invite送ればいいやん
「出来るわけねぇだろ殺すぞ」

今日も不器用に
コミュ障VRChatter


解説、思い出


ど直球だけど酷い歌詞ですね、本当に。

でも、偽らざる僕の本心が表れています。

当時の僕はVRChatで何かを発信する事に必死で、
自分の手持ちの武器である「作詞作曲」でオリジナルのコンテンツが作れないかと血眼でした。

「『あるある』と『笑い』はコンテンツとしての力が高く、自分は決して音楽的な能力に優れてる訳ではないから戦うならそこ」

という事もやる前からある程度決めて作っていました。

今でこそトップクラスの思い入れのある曲なんですが、その由来はかなり打算的な感情からです。

あまり隠さず言うと僕は心底承認欲が強く、
活動で成功したいという思いも(実践出来てるかは別として)相当あるので、
この曲に限らず、初期の曲は数字を狙って作曲したものがほとんどです。

その中に「アバター買ったんか」と「Unityわからん」も含まれているので、その打算はある意味では成功したのだと思います。

ですが、段々に伝えたいメッセージが明らかになるにつれて、その頃の曲が一番自分を苦しめる事にもなるのですが、それはまた別の機会に。

「コミュ障」はそんな初期のあるある曲の指針を定めてくれる一曲になりました。

・歌詞は原則自分の体験から書く

・みんなが持ってる語彙の中で上手い事調理をする

・時々セリフにしたり叫んだりする

みたいなところはこの曲からずっと変わっていません。

そんな「コミュ障」は

初めましての方が多いライブに出演させていただく際は自分がどんなアーティストかを知っていただくために一曲目に、

ある程度自分を知ってもらえてる場所でのライブの時はトリに持って行く事が多いです。

身も蓋もない言い方をすると、
「思い入れと使い勝手のバランスが良い曲」です。


この先もライブで擦り続ける曲の一つになると思います。


ライブで歌っていくにつれて、

「3人以上で話すと〜♪」

の歌い方のアクがどんどん強くなって、

「すぅんにんいじゅうでふぬすとぉう〜♪」

みたいになってる「コミュ障VRChatter」でした。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

リプやコメント等、どんな形でも良いので「この曲のが読みたい」というのを伝えていただければ優先したいと思いますので、お気軽にお知らせくださーい!


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