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【ポーカー】2Dayトナメを終えての感想

こんにちは、ポーカー初心者のこじしです

遊びでポーカーを始めた6月頭、まじめに取り組み始めた6月半ば
その辺のポーカーへの向き合い方、
トナメに向けた練習と研究と感想をまとめていきたいと思います。


6月頭編

キッカケはふとしたつぶやきからだったようです。

掘ったところこれがVRC最初のポーカーみたい

振り返ってみると、
やりたいって言った次の日にはプレイ出来ている環境に
心からの感謝からだよね~と思いました。

卓も距離も時間も関係なく、
誰かがいてくれて、いつでも戦えるそのありがたさ
感謝を忘れず戦いたいですね。

この時点では競技シーン…というか
大会などあまり分かっておらず遊びの1つ程度でした。

でも仲良しの友達とできる、自分の好きなジャンルの遊びに
はまらないわけがないなぁ…wと今更ながらに思いました。

6月中旬編

ここら辺では多分だけどポーカープレイ出来てなかったんじゃないかな…?
駄弁って終わりの日々に、ポーカーしたいのつぶやきだけが木霊してた
そんな感じの毎日だったような…?

やる気があっていいですね…w

そんな中、フレンドのKokiMさんが主催するポーカー大会を聞きつけ
興味を持っている様子も見え隠れしていますね。

<大会はこちらでした>

ここまでは確実に遊びポーカーでした。
いや、正確には当たって砕けろの大会初挑戦までは遊びだったかも…?

……って思いながらツイート振り返ってたけど、
やっぱこの人がキッカケなのかもな…って
ツイート見かけたので転記しましょう。

かふかとの一幕

最後の一言がすべてかも

遊びだったポーカーに「勝ちたい」を植え付けるほど、
かふかの影響は大きかったと思います。

特にこのメモ見たときに、気持ちが変わった気がします。

なんてことないプレイヤー評価
火をつけるには十分だった

『ただの遊び』に対して真摯に向き合える。

「(自分が)どんだけ強くても、(君たちを)侮ったことはないよ」
そう語るような態度

その向き合い方に火をつけられた記憶があります。

かふかに向けたポエムもあります……っと

トナメ Day1編

6/17 Day1 1回目

この日の成績は振るわなかったはず

記憶が定かではないけど、
まだこの時、家の人もポーカーは遊びの延長線で
理解を示してくれておらず
集中してるときに邪魔されたような記憶がある……
(まぁ仕方のない話だけど)

途中まではよかった、みたいなメモが見つかったけど
多分このころはハンドレンジもしっかりしておらず
びっくりハンドのたまたまペアで
小銭稼ぎしてただけなんじゃないかな……と思う。

どうだろう?

この試合のでかい負けの断片的なメモが残っていたので貼り付け

結構でかいポケットで負けてる
ってかここ伏線かもしれないw

そもそも読みもくそもなかった時代だからこそ、
2ペアに絶対的信頼を見せてる様子がみてとれる。

3カードも狙えるから強気で行ったんだろうけど、
場はよく見てほしいものである。

6/19 Day1 2回目

多分ここがポーカーへの気持ちが高まった一戦だったと思う。

この日の印象的な記憶は、
「やっとブレイクタイムにはいれた」だった気がする。

1日目、ブレイクタイムを待たずして爆散した自分は、
この時間を迎えた時に安堵したような記憶がある。

悔しさも、楽しさも味わった
だからこそもっと長く、もっと席に座ってたい。

これがDay2にも生きてくる僕のポーカーに対する芯の部分に
つながっている気がします。

そして、祝・Day2進出しました!

最後の手はこれだったはず…?

Aヒットは怖かったけどK持ってるよアピールも含めたAll-In…だったかな?

ここでポーカーに対しての真摯な向き合い方、
何なら息が詰まって、深呼吸もたくさんして
焦燥しきっている自分の姿を見て、家の人も自分の本気度が伝わったようで
この日以降は結構理解してもらえています。

あとこの日に、のちのポーカー仲間の一人の
ぽめちちゃんとも出会いました。
いい友達です。

ぽめちちゃん(右)

ついでに、少し遅れましたが6/21にポーカーの本も購入しました。

これポーカー興味ある人は購入して損はないです。
現在プレミア付きみたいになっていますが、
キンドルもあるし、何なら増産のうわさも聞いているので
少し待ってみるのも手かもしれません。

6/22 Day1 3回目

勝てば残機が増えるとのことだったので、3回目の挑戦
この日は自分の弱点に関して、見つめなおすいい機会だった気がします。

自身の弱点として、集中力を高めているタイミングで
自分の意識の範囲外の音や、言葉に大きく乱されている気がしています。

これ以降ワールドの音は基本切っています。

また、Foldしたプレイヤーが
このリバーなら○○(フラッシュなど)が見えるねー
などの発言も大きく思考が乱れてしまうので、
自分自身言わないようにすることと、
もしたくさんそういう発言をされる方がいれば
申し訳ないですが音量を下げる対応をさせていただこうと思っています。

かなりティルトしてしまっていたので、逆にいい学びになりました。

トナメ Day2 直前編

6/29のDay2に向けてやったことをざっくり箇条書きにしてみる。
ポーカーに関して
 ・ヘッズアップ
 ・レイズの間の取り方
 ・プレイヤーのハンドレンジのクセ研究
 ・レイズの額と、コールとフォールドどう受けるか(自分視点の言語化)

それ以外
 ・自転車
 ・雑談
 ・ふるよに
 ・お絵描き
 ・謎解き
 ・FPSワールド
 ・誕生会

なんかいろいろやったけど、
めちゃくちゃポーカー漬けっていうよりは、
心を落ち着かせていく作業に近かったかもしれない。

ただ効果的だなと思ったのは、
ハンドに対するレイズ額の検討と、その言語化

感覚でのレイズで、根拠がなく負けた卓がありその言語化により
よりゲーム理解度が深まったような感覚がありました。

せっかくだしこの期間の写真何枚か貼ります。

なんかイベントみたいに人が集まってくれた回
オールインの女神?
面白い謎解き
おさんぽ
JoinWarsした後にレイズ検討
このヘッズアップの負け方に自分の弱点を見た
28日の27時からの配信での一幕
なぎ倒した

28日は朝8時過ぎに起きてそのまま、29日のポーカーまで起きてました。
……なんで?

あとみんな大好き #ちゃんぱぐ日記 も2ページ増えました

トナメ Day2 当日

直前の気持ちはこれでした。

Day2参加者34名(うち3名参加不可)1卓、8名、下から2番目のチップ。
【154000】(4000 / 8000 (8000))だったので20BBもない状況
経験はおそらく一番浅い

楽しむしかないなって思いました。
この楽しい時間を1秒でも長く、戦い続けたいと

多分序盤にそれなりの手を引いて、All-Inして
ダブルアップワンチャンに賭けるのが丸い盤面なのでしょう。

でも、じっくり行きました。

どのタイミングだったかは覚えてないけど、
確か「君は多分20位台でドロップするかと思ってた……」
って言われました。この言葉には続きがありますがw
僕もそう思います。

あわよくば上位10%(24位)
そんな未来を一瞬描いて、そんなこと考えてるなら集中力あげろ
って自分に喝を入れたのを覚えてます。

どのタイミングか忘れましたが、
別卓の最強チップリがストックもろとも飛んだと聞きました。
確か総チップ150万越えのとんでもないスコアでDay1抜けてる猛者でした。

ただそこに驚きはあったものの、
もうノイズはそこに発生しませんでした。

目の前の卓、カード、そこに別卓の情報などはいる余地はなかった。
心臓ごと吐きそうなくらいのプレッシャーの中、
戦うための防衛本能だったのかもしれません。

順調に稼ぎ、1卓で一瞬チップリになったりその後回収されたり。
ボロボロの難破船みたいな、頼りない姿だったかもですが
何とかブレイクまで持ちました。

このブレイクを多分僕は忘れないです。

プレッシャーだけでボロボロになった僕をwatchルームで待っていたのは、
大事な仲間のかふかと、おなじ1卓で戦っていたlubiさんでした。

細かい内容までは覚えてないけど、
よく戦えてる。
レイズや降りの精度が上がって来てる。
今までなら降りてなかったのも、しっかり降りれてる。

いろんな温かい言葉をかけてもらえました。
思い出した今のほうが泣いちゃうくらいw

メモ確認したら、一回目のブレイクで12名?くらいまで削れてたのかな…?
いつの間にか、目標なんて超えて夢の向こう側にいたんですねw

この時面白かったのは、トイレに行ったときにノックしたら
その音がチェックの音に聞こえて
心臓破裂しそうになってたところかな……w

Ave90万オーバー、チップは46万 休憩は明けた。

12名を6名6名に分けての卓が始まり、
緊張すら手玉に取って、楽しむ余裕が生まれてきていた。

FT前最後のハンド、これは覚えている ♦A♣T
20000/40000の40000コール1(AKIさん)、
戦えると思い、10万レイズ
カエサルさんからの66万リリレイズだったはず

All-In要求にもう一人はAll-In
自分は長考の末、降りました。
10人なのもあり、FTに進むことを選んだ。
すこしでも長くあの卓に座るために。

AKIさん KQ
カエサルさん 77
リバーは…5543A

乗れば勝てた、今までの自分ならそう考えてたかもしれない。
でもこの時は、とても安堵していた気がする。

これで負けていたら?
All-Inは諸刃の剣だ、戦うって決めれる根拠がないなら
逃げたってかまわない

手持ちのチップ1/5で、死地から逃げれたならいいじゃん。
まだ戦えるんだから。
そう、聞こえた気がした。

FT前最後のブレイクが来た。

かふか、Kokiさん、lubiさんと話した。
「AA以外降りて正解」その言葉だけでよかった。
背中を支えてくれる人が近くにいる、それだけで

トナメ Day2 FT

リシート明けの卓は地獄の様相だったんだろうか?

6シートに座った僕の後ろには、約200万オーバーが三人
FT下から2番目のチップを持った僕は、
今日の一日を反芻するように深呼吸をした。

FTの9名、あとは納得のいく最後を

BTN決め、BBスタートだった。
隣のカエサルさんが言った。
「こじしちゃん、BBスタートですね」
この点数、相当なプレッシャーに対して
気を利かせて言っていただいた一言だったと解釈している。

「いずれ回ってくるんで、ここで泣き言言う意味ない」そう返した。
ここに座っているだけで奇跡なのだから。
カエサルさんは笑っていた。

いつの日も、感謝と真摯な気持ちを忘れずに
その気持ちにこたえるように、ハンドも高まっていく。

勝負手1 Aポケ

AA、勝負手だった。All-In

苦しい戦いを制し、チップは120万を超えた。

All-In後の点数

まだ、戦える

勝負手2 ❤A、♣Q

連続で❤A♣Q、
100000レイズ、300000リレイズ
相手は先ほど手痛いチップの応酬をした相手、デイデイさんだ

❤Q、♦8、7 がめくれる、フラッシュも見えそう
コール、こちらから仕掛ける35万bet、All-In要求

ポーカーはじめて一番好きな言葉、「All-In要求です」
あの互いに切り結ぶ感覚、その虜になっていた。

突きつけられた銃口をかわして、デイデイさんがFold
チップ獲得、流れは向いてきている。

勝負手3 ♣A、♦3

A3を引き、流れはあるものの一度Fold

勝負手4 ♦K、♦J

♦KJを引き直し再度バトルへ、
ヘッズアップは先ほどAAで戦ったりょとちゃん

♣4♦8♠10 大きくレイズされここはFold
Kと8のかみ合わせの悪さを懸念した点、3betも直前に見ていたため
場合によってはポケット、ひどいと3カードも見えたので一度撤退
でも流れは切れてない、しっかり戦えていた。

勝負手5 ♠K、❤J

あきらめないものに流れは来る、
オカルトだけど信じたくなる♠K❤J引き
BBで待つ僕にAll-Inコールが届く、190999 くまじゃらしさんだ

ブラインドが大きくなって、致命になる前に戦える札が来たのなら
All-Inするのが定石なら?少しハンドレンジは弱くてもおかしくない
BBでなかったら回避も選べたが、ここは戦う以外に進む道はなかった。

チェックチェックでまわっていく
❤2 ♣8 ♦9 ♦6 ♦8
フラッシュ、ストレートも見える、1ペアKハイ、勝率は悪い
緊張の一瞬……ハンドを開く

こじし VS くまじゃらしさん
KJ、キングハイ VS JT、ジャックハイ

勝った……もう一歩先に進めた……
ぎりぎりの勝負だったと思う。戦えたことに感謝を

勝負手6 Aポケ

3ハンド後にAA、
戦えると思ったタイミングにAll-In、
megliaさんの818934点、しばし逡巡の後コールを宣言。

「手が強いから」ではなく
ここで戦わないやつが、この先勝てるわけがないから
意地を通すAll-Inコール、心を整えるための時間だった。

♠4 J ❤T ♣6 ♦3

フラッシュはない、ストレートもレンジ的にないのではないか?
怖いのは3カード、2ペア、でも80万点越えのオールイン、
相当ハンドが強くないと戦わなくないか?

いろんな考えが巡り、消えていき、ショーダウン

megliaさん VS こじし
AK、エースハイ VS AA エーシーズ

運が味方しているんだと、そう思った。
いや、運だけじゃない観客席で見てくれている仲間、
戦った人たち、ディーラーのKokiさん、全てが味方だと思えた。

勝負手7 ♠9、♦K

数ハンド先に、勝負手が来る
♠9 ♦K 強めのハンド、ここで戦うのは悪くない

デイデイさんの20万レイズ
ひるまない、コール

オープンは♦76A ストレート、フラッシュあたりも可能性のあるよい捲れ方
Aに対しレイズもなく、逡巡もなかったのでAヒットもなさそう
チェックチェックで次へ

♠8が捲れる ストレート、フラッシュリーチ
相手のAll-In 候補手は9T
フラッシュ計算をした後、コール

めくれたのは♦9、負け筋はない
デイデイさん VS こじし
AA、エーシーズ VS フラッシュ

勝った、まだ戦える 点数も見えてなかった。
記録を確認したら、ここでチップリになっていた。

勝負手8 Qポケ

次の手も♦Q❤Q、戦えと背中を押すような手だった。
24万点レイズ、戦いは止まらなかった。

BBのりょとちゃんがコールしてヘッズアップ
めくれたのは ❤6 ♦4 ♣Q 3カード 30万bet、これをFold

改めて考えるとここはチェックスタートで
レイズ待ちのほうが強かったかもしれない。
研究の対象にしたい一手だった。

その後数ハンド後に3ポケ(♣❤)、
20万点レイズ、りょとちゃんの60万リレイズを受けてヘッズアップ

めくれたカードは❤8♦8❤A
44万レイズ、それに応える

今考えたらここ頭がのぼせあがってたんだなーと思った。
リレイズ出来るほど強いってことは、
少なくともA1枚抑えのブロック済みハンドだなーと
考えて戦うのが筋だったかなと

向こうのAハンドからの2ペアの可能性を考えれば
8引いたら負けるフルハウス勝負も頭に浮かぶはずなのに応えた。
見直すと、ここは浅さが出ているなと感じられた。

All-Inを受けてショーダウン
りょとちゃん VS こじし
AJ、ツーペア VS 33、ツーペア

勝負手9 ❤K、♦J

それでも神は戦えと❤K♦Jを配る
カエサルさんの19万レイズにコールで応える

リバーは♦9、T ♣9
ストレートドロー、フラッシュもぼちぼち見える良い手、
チェックでまわし、bet20万で返されノータイムコール

ざっくりとした根拠は、
・Kを持っておりブロックしている関係上、
 片側はA持ちくらい強いはず
・最初のレイズだったので、ほかのA持ちは降りているだろう
 =Aを1枚少なく計算し、Aの2ペア成立はそんなに多くない
・その場合怖いのは9の3カードだがその手で強く戦いに来ない
・仮にTヒットでもK、Jのどちらでもヒットすれば勝てる
以上より、ハンド状況は悪くないとの判断だった。

めくれるは♠K
こちらのフラッシュドローは潰えたが2ペアは確定、
Aドロー以外の負け筋はJQ持たれている場合だが、
以上の根拠からないのではないか?と判断
チェックでまわし様子見を行った。チェックで返され最後の一枚。

♦のK
正直ここをチェック返しは損だったかも、無事pot獲得
カエサルさんの手は♠2、♣Aだった

数ハンド後、ブレイクタイムが発生した。

ブレイク直前のスコア

戦いを通じて成長しているって、みんなが言ってくれて
本当に心強かったなぁと今振り返っても思うなぁ……

席を移動しての最後の戦いが始まった。

トナメ Day2 最終バトル

数ハンド戦えないレベルのカードを引き、
だいぶ苦しい思いをしながら継続

勝負手10 Jポケ

そして来た勝負手❤J、♣J
弱い立ち位置からのスタートだったので、
長考を絡めて2倍レイズは200000点

永遠にも感じるほどの静寂を挟み、ミヅキさんのコールでヘッズアップ

めくれたカードは ❤7、♠8、♣9
コールに際し、強いカードを持ってるであろうと考えてはいたが、
流石にヒットは考えづらい…?
一方こちらはストレートも見えるこのハンド、どうする?
有利だとも思えた状況の中、
ミヅキさんはチェックを選択、チェックで応じ4枚目

チェッカーラウンドは♦5……
ストレートへの構成に対しピンポで必要なTを求める私に対し、
相手はレイズせずだったためT、6はないと判断

ハイカードの抽選率と、勝率の観点から
ポットハーフの30万をbet、
6の幻を見せることができればなどと思いつつ、T引けばより高いストレート
分の悪い賭けではないと思った。

コールで応じられラストカードは❤2

120万ポットに対し、Jワンペア
先ほどの予想であれば、あの間の取り方なら……
ペアでないハイカード……
そう信じつつ、36万bet

振り返ってみてもここの勇気のなさが首を絞めた
ストレートできてるよ、強いんだよ
それを誇示するためには、ポットオーバー
もっと言うなら”終わってもいい覚悟”を持ったAll-Inが最適だったのだろう。

今まで、静かにコールを宣言していたミヅキさんを
追い詰める一手としては、いささか弱すぎたのだ……

ショーダウン
ミヅキさん VS こじし
AA VS JJ

自分の中の予想に負けた、
そして目の前のミヅキさんに完全に負け切った。

読み切られた、完全に
ここでデカく賭ければ、悔やんでも悔やみきれないが
圧倒的に場数が足りてない。

負けている手札で
「え、ここ自分勝ってますけど?」という強がりにも似た
宣言を通す術を学べていなかったのだ。

大きくチップを減らし、もはや掛け金も不足しそうなタイミング

最後のハンドが配られた。

勝負手11 ♦Q、♣A

あのオールインに悔いはない、
駆け出しの勝負師としては
直前の勝負に負けた時点で潰えた夢の残滓だったから。

ハンドは♦Q、♣A 託すには十分すぎる手だった。

All-In カエサルさんの宣言
コール りょとちゃんの宣言

迷いはなかった

「All-In」 願いは託した

♦4、T ♣K

「まだ、Jさえ……」心の中でつぶやいた。

全員の手札を公開した。

カエサルさん ❤T♣J
りょとちゃん ♦A♠Q
こじし    ♣A♦Q

QAブロック、相当辛い
Jも欠けてる

でも、まだ……

❤5

指を絡め、祈る
まだここで遊びたい、と

そして最後のチェック、
ノック音の響くテーブルにめくられたカードは……

♠7

天を仰いだ、息は零れた

そこに厳かな静寂があり、夢の向こう側が途切れた

あのタイミングでの、あの一瞬の静寂から
敗北と、駆け出しの僕に対する
最大限の敬意をポーカーテーブル上に見た。

順位決定

watchルームで囲まれたお疲れ様の声、すごいって声、
うれしかったし、悔しかった。

もっと食らいつきたかった、もっと、もっとって心は叫んでた。

いろんなお話を越えて、うれしさと悔しさをごちゃまぜにした
そんな心でトーナメントの行く末を見た。

でも、だれにも聞こえてないかもだけどwatchルームでつぶやいた
「楽しかったぁ……」がすべてだったのかもしれない。

優勝はそのまま流れをつかんだカエサルさん、
2位がりょとちゃん、3位はミヅキさんだった。

表彰……というか撮影で感じたのは
3位と4位は一番近いけど、いちばん遠いなってことだった。

けれど、忘れられないポーカーのトナメになった。

トナメ 終了後

あのトナメで、自然と行い始めた癖がある。
Foldしたハンド、もしくはチップをもらえるその瞬間お辞儀をするのだ。

どうしても、勝たせてもらえた手札が存在した気がするし、
その逆で、今は戦うなと語りかけてくるような
そんな手があったと思うし、それを感じ勝手に体が動いていたのだ。

もちろんカードだけでなく、対戦相手、ディーラーさんへの敬意もある。
その場に立てているのは自分だけが全てではなく、
誰かがそこにいることであることを忘れてはならない。

オカルトはない、とも言いきれない。
勝つためならなんにでも縋りたい。
だからこれからもこの癖は、
できる限り直さずプレイしていけたらいいんじゃないかと思う。

まぐれとはいえ、勝てたことがキッカケでポーカー界隈の友人もできた。
心境の変化も大きく、よりしっかり勝てる土壌を作りたくも思えた。

これからも夜をポーカーで過ごす日々が続くと思う。
いつか卓を囲むときは、お手柔らかにお願いします。
そして言わせてください。「オールイン要求です。」と

おまけ

ここからは、蛇足ですが暇なら見てもいいかもしれません。

あの人への手記

あなたがいたから、
ボードゲームの楽しさを知ったし
たくさんの、本当にたくさんの仲間が
できたんじゃないかなと思っています。

あの日、戦えなかった分
あれから積み重ねた分、
あなたに勝てないって、でもいつかって思いを束ねた分
最後まで戦い抜きましたよ。

まだ、あなたに捧ぐには届かないかもしれないけど
強くなるから、そしてあなたみたいに愛されるプレイヤーになるから

だから、見ててね 

親愛なるあなたへ

導いてくれたあなたへ

あなたとの出会いは、あのゲームだったかなと思います。

ポーカーには興味があったけど、なかなか手を出せないでいた自分を
よく見ていて、たくさんいいねも貰ってしまって
いつの間にか、ポーカー大好きになっちゃいました。

この道を選んでよかったなーって思います。

今回、大会の途中で言ってくださったこと、
何気ない一言だったかもしれませんが、僕にとっては最高の賛辞でした。

これからも、たくさんポーカー楽しみます。
ぜひ、見守っててください。

大好きな仲間たちへ

思い付きでポーカーしたいって言って振り回した挙句、
色んな仲間増やして帰ってきたり色々めちゃくちゃやってるけど、
君たちがいるから僕はここにいるから
いつもありがとう、そしてこれからもよろしくって言わせてください。

あと君たちがやりたいなって思うことは、
僕もきっとやりたいなって思うはずなので、出来れば教えてください。

そして最近できた、たくさんの仲間へ
ポーカー、楽しいね!また遊ぼう、たくさん、たくさん!

卓を囲んだ仲間の皆様へ

こんな初心者と、一生懸命向き合い
時にはルールすらわかってないおバカな僕と
真剣に勝負していただき、本当にありがとうございました。

また、ディーラーの皆様も
ゲームを円滑に進めるよう、また楽しませる気持ちも忘れず
進行していただいて本当にありがとうございました。

ここまで1つのことにハマってプレイできるのは
ひとえに皆さんのおかげだなと思っております。

また、どこかの卓でご一緒しましたらぜひたくさん遊んでください。

とある大バカ者への手記

たくさんの負けを越えて、
たくさんの勝ちを築いた先にこの初心を忘れるバカがいると思う。

ポーカーではない違う競技で、
驕り高ぶり、傲慢になったものに勝利は来ないことを
痛いほど痛感した僕だからこそ言えると思う。

だから、たまにでいい この記事を見直してほしい。

負けた痛み以上に、仲間のいる感謝を忘れないでほしい。
勝った喜び以上に、そこにいる感謝を覚えていてほしい。

あなた一人では何もできないこと、
支えてくれる友がいて、卓を囲む仲間がいて
はじめて成立する世界に立っていることを忘れないでほしい。

その喜びを、手放さない人でいてください。

ここまで読んでくれた皆さんへ

まず僕を知ってる人へ、

あなたはポーカーに興味がありますか?
あるならぜひ、一緒にポーカーで遊びましょう。

興味がないならば?
それ以外のなんでもいいです、
僕と、そして僕の仲間たちと一緒に遊んでください。

自慢の仲間たちです。
きっと仲良くなれるんじゃないかなと思います。

そして僕をあまり知らない方へ、
知らなくてもこんなところまで読んでくれた
あなたは、おそらくポーカー好きですね……???

違ったら申し訳ないですが、
もしあってたらぜひ遊びましょう。

そうでなくとも、お話してみませんか?
フレンドは置いておくので、ぜひどうぞ

さて、最後に〆ましょう

こんな長い記事を読んでいただきありがとうございました。

自分でもびっくりするほど書きました。
推敲できてない部分があったらすいません。

これを読んでいただいたことが
何かしらあなた方の糧になればと思います。

これからもポーカーは続けます。
明日も、明後日も、いつかはあなたとも卓を囲みたい
読んでくれた親愛なる皆様へ、ありがとうございました。

※この文章は1万文字越えました。
 疲れたのでVRいってポーカーします。


たくさんかいた
Thank you for watching❤

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