最近ボイチェンで喋る時に気をつけている2つのこと


いつものように布団で書いてます。
ここ数日でボイチェンをかけた時の話し声について、大きな改善が2つ出来たのでその話をします。
かなり感性の話に寄ってしまうし、前提が違う人だと参考にはならないかもしれませんが、メモ程度のつもりで書きます。

1.声のポジションを前目にした

声のポジションっていうのは声をどこで響かせるか、みたいなものですね。
声を出してる時に口の中の上側の部分に意識を集中すると、空気が当たってよく震えてる部分が分かるかもしれないんですけど、それの場所を声のポジションと呼んでます。

私は基本的に声の調子を整えるのはミックスボイスで歌うことで行なっているんですが、歌声というと400〜500hzくらいまで出ることが多く、そのくらいの声でいい感じのポジションにするとかなり喉の奥に近い場所で、頭に抜けるようなイメージで響かせることが多いです。

普段そういう風に声のポジションを決めているので喋る時も声のポジションが奥気味になってたのですが、私の話し声は250〜350hz(ちょっと高いのでもうちょい下げたい)とかなので声のポジションはもう少し歯に近い方、前側の方がいいなーって思って調整したらボイチェン後の声に「ボイチェンする前の声の残り臭」みたいなのが減っていい感じになりました。
具体的には上の前歯の根本の膨らんだ部分の裏側あたりを意識して、そこがベストポジションだと思ってますが実際喋ってる時はもう少し後ろに引っ張られちゃってることが多い気がします。

これに関して声全般の問題を解決したというよりボイチェンする時の問題を解決した印象が強いので、素の声が良くなる方法ではない気がします。


2.口を横に広くする意識を強めにした

元々これが声を作る上で効果的なのは知ってたんですけど、サボりがちだったのでちゃんとやるようにしました。
これをすることで素の声の裏声感が薄まったり、声に明るい感じが出るのでボイチェンの有無問わず良いことな気がします。

正確なことは分かりませんが、口の中の空間を広くすることで倍音が響きやすくなるので、高い音が共鳴して強く鳴る=第三フォルマントが大きく作れるみたいな効果がありそうな気がします。
普通に裏声よりのミックスボイスだとどうしても倍音の成分が減りがちでのっぺりした響きのない声になるので、そこを誤魔化すために口の中の空間を広く取るのは理屈に合ってるとは思います。

後は可愛くするためには響きを強くするだけでなく、響く音の高さを上げる必要があるんですけど、そっちについてはさっぱり分からないので試行錯誤中です。

どちらのこともそうですが、気をつけて喋っていても時間が経って気が抜けると楽な方に体が逃げていくので、しばらくは意識して行って癖をつける必要がありますね。

後はこれに限らずですが、最近は声を作る上で意識的に何かを変えると、それに呼応して声が変わるのでパラメーターをいじって調整するみたいな遊び方が出来ていて楽しいです。
RPGでステータスの振り分けを変えて強いビルドを探すみたいなイメージですね。

楽しく声を作っていきましょ〜〜!

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