VRCHATで撫でてもらうコツ

こんにちは、borurunです。
最近VRCHAT内で、フレンドと「撫でてもらう時に気を付けていること」について話したところそこそこウケてくれたのと、思えば「撫で方」や「撫でるコツ」について書かれた記事はいくつか見たことがあるのですが、「撫でられるコツ」について書かれた記事は見たことがなかったので私が書くことにしました。

0.前提条件

なでなでがメインコンテンツになっているマッチング系のワールドや、イベントに行ったことがある方はご存じだと思いますが、「撫でたい人」と「撫でられたい人」だと、後者の方が圧倒的に多いです。
なので撫でてもらえるイベントとか、既に交流が出来上がっていて撫でてくれるフレンドがいるとか、そういった例外を除くと、インスタンスの中には「撫でてもらいたいけど撫でてもらえない人」が余る状態になります。
自分の体感だと手が空いている「撫でたい人」一人に対して、「撫でられたい人」２～４人くらいがいる気がしています。
つまり何も考えてないと２５～５０％の確率でしか撫でてもらえないということです。
「撫でてもらうコツ」とは、自分が撫でて欲しいと思った時に「撫でたい人」から「撫でる相手として選ばれるコツ」と言い換えることができると思います。

ここでは「撫でたい人」から「撫でる相手として選ばれるコツ」について書いていきます。

1.概論

「撫でる相手として選ばれる」という状況には2通りあり、

①Public or friend+のインスタンスで、初対面の人から選ばれる場合
②撫でてもらった際に、相手に「次もまた撫でたい」と思ってもらうことにより、2回目以降の機会をinvite や join等によって得られる場合

があります。
①については撫でてもらう前の段階での振る舞いが重要で、②については撫でてもらっている時や撫でてもらった後の振る舞いが重要だと思っています。
この後は２つのパターンに分けて具体的に私が意識していることを書いていきます。

2.初対面の人に撫でてもらうコツ

初対面の場合、相手側に伝わる情報が少なく、「撫でたい人」もなんとなくで選ばざるを得ないことが多いです。
そのため努力していてもそれがあまり結果に出にくい気がしますが、何もしないよりは撫でてもらえる確率が上がります。
ここではなでなでマッチングワールド等、publicインスタンスでなでなでが盛んにおこなわれているワールドで初対面の人から選んでもらうために私が気を付けていることを書きたいと思います。

アバターについて

初対面の場合、見た目が好みであれば撫でてもらえる可能性がとても高いです。
ですが、今この場で手が空いている「撫でたい人」の好みのアバターを知る方法はありません。
なので、「一般的に見ていい感じのアバター」を着ることで相手の好みに刺さる可能性を上げることにします。

と、言ってもやることはあんまりなくて、美少女アバターが好きな人が多いだろうと判断したら自分が思う一番可愛い美少女アバターに改変してそれを使うだけです。
変な動物とか、いかつい男アバターとか使うよりは「撫でたい人」が「この子可愛いから撫でてみたいな～」って思う確率は上がるはずです。
細かい好みは人それぞれなので、自分の思う自分の可愛いを追求しつつ、人に受け入れられなさそうな趣味はあんまり出さないようにする、くらいの気持ちでいいと思います。

VR機器と仕草について

まず、VR機器についてはフルトラを用意しましょう。
理由としては、フルトラの方が撫でてもらっている時のリアクションを伝えやすいし、「撫でたい人」がリアクションを重視している場合はフルトラの人の方がリアクションに期待が出来ると判断して選んでくれるからです。

といってもフルトラを用意するのは値段も高いのでどうにか3点VRで済ませたい人もいると思います。
その場合は「撫でたい人」とマッチングするまでの間、立ってプレイしましょう。
理由は、座ってプレイすると腕が前に伸びてしまい、可愛く見えにくいからです。
立って両手を体の横におろし、程よくリラックスしながら体の横で少し手を動かしていると可愛く見えます。
これだけでも印象が変わりますし、
仕草が可愛い→リアクションも可愛いはず！という期待感を持たせることができます。
ずっと立ったまま撫でてもらうのは疲れるしリラックスも出来ないので、相手が撫でる姿勢になるまでの間に上手く椅子に座ると良いです。

どうしてもデスクトップでしかプレイ出来ない場合は、改変で体を動かせるギミックを導入しまくってVRに見せかけるか、もしくはVRCHATをプレイする時間をアルバイトに当ててVR機器を買うと良いと思います。

待っている際の仕草についても少し気を付けていて、新しくインスタンスに入ってきた人に対して視線を向けたり、自分に興味がありそうな人に対して軽く手を振ったり、お辞儀をしたりすると相手側からも来るハードルが下がるので良いと思います。
何もない時は可愛いムーブの練習してると人の目に留まりやすく、可愛いを追求できるのでお得だと思っています。

声について

結論から言うと私は可愛い声を作ってでも出した方が良いと思っています。

声に関しては考え方が色々あると思いますが、「撫でたい人」のうち何割かは撫でながらお喋りがしたいと思っているので、そういった人から外されないためにマッチングワールドによくある「無言タグ」を付けなければいけない状態は避けたいと思っています。
相手が無言で良いと思っているなら無言で撫でるはずなので、自分も無言でいれば良いだけです。

次に声質についてですが、可愛い女声が出せるのが一番いいです。
理由は「美少女アバターが好きな人が多数派なので美少女アバターを使う」のと同じで、「声の可愛い女の子が好きな人が多数派なので可愛い声を出す」が一番刺さる人が多くなるからです。
ただし、声についてはコミュニケーションを取る前は相手に伝わらないので、女声タグを付けられるかどうかが大きいと思ってます。
女声タグは全タグ中トップクラスのパワーカードなので、（男女問わず）女声出せるなら付けた方がお得だと思います。

とは言ったものの、アバター改変に比べて声の改変は労力がかかりすぎるので、努力する気力があるならやる、くらいでいいと思います。
私は個人的に可愛い声で歌いたい願望があるので練習していますが、現状だと力不足のためボイチェンの力を少し借りてます。
相手が聞き取りにくいと感じると、2回目以降のなでなでに繋がらなくなってしまうので、あくまで聞き取りやすさがある程度キープできる前提ではありますが、自力、ボイチェン、AIボイチェン等、手段は問わず可愛い声を作れるなら作った方が良いと思っています。

3.次も撫でたいと思ってもらうためのコツ

1度「撫でたい人」とマッチングが成立して、撫でてもらった際、相手から印象が良ければ何かしらの形で2回目以降のなでなでの機会が得られる可能性があるので、撫でてもらっている最中の振る舞いは大切です。
前述しましたが、初対面の場合は「撫でたい側」もなんとなくで選ばなければいけないので、いわゆる運ゲーになりやすい反面、2回目以降のなでなでについては1回目の振る舞いの影響度が高いので実力ゲーになりやすいです。
ただ、そもそもVRCHATのフレンドは名刺交換のようなもので、その多くは1度しか会わない(または偶然publicやfriend+で遭遇することはあっても意識的に会わない）ので、どんなに頑張っても2回目以降のなでなでの機会を得られる確率は低いです。
お互いいい感じの印象で終われていれば、自分からjoinやinviteを送った際に撫でてくれる可能性が高く、2回目が発生すれば3回目以降が発生する確率は高いので、継続して会える確率を上げておくのは大事だと思います。

ここでは1回目のなでなでの際に良い印象を持ってもらうために私が気を付けていることを書いていきます。

なでなでに対するリアクションについて

VR機器の項目でフルトラの方が良いと述べたのと重なる部分がありますが、「撫でたい人」の多くは撫でられる側のリアクションを求めています。
なので撫でる手の動きに合わせて、それらしい動きをしています。
正確に言うと、以前から心がけていたのでそれらしい動きを体が勝手にしてくれるようになりました。
具体的には
・撫でる手に頭（ほっぺ）を寄せる
・手の上下に合わせて視線を上下する
・手が目の前に来る瞬間に目を閉じる等、表情を変える
その他色々ありますが、正解は無いと思うので自分なりの表現をするのが良いと思います。

会話について

相手が喋りたい人だった場合、お話の楽しさも印象に大きな影響を与えるので、楽しくお話しましょう。
私はトークスキルがある方ではないので詳しくは書きませんが、愛想よく、楽しく話すよう心掛けてはいます。
後は撫でられて気持ちよくなっているのであれば、それをきちんと伝えることと、撫でられ終わった後にきちんとお礼を言うことは意識してます。
喉の不調等で声を出せない場合でも、お辞儀をしたり手を合わせたり、どうにかしてお礼を伝えるようにしてます。

なでなでが終わった後について

撫でてもらえて良かったな～って思ったときは自分からフレンドを送っても良いか声をかけるようにしています。
また、前述の通り、このゲームにおけるフレンド登録は名刺交換程度のものでしかなく、フレンドになったけど一生会わない人を生み出しがちなので、隙を見つけて自分から会いにいったりinviteを送ったりします。
いまだに人に会いに行く習慣がついていないのでビビッてJOIN押せなかったりしていますが、最近は特に緑ステ青ステで少人数のインスタンスにいるのを見かけたらJOINするようにしています。
基本的に2回目に会う確率が低いのはどうしても避けられないものだと思っていますが、2回目があれば3回目は十分ありうるので、2回目の機会を自分から作るようにするとなでなでに限らず仲の良いフレンドが増えていくのかなと思ってます。

最後に一言

ここまで色々書いてきたせいで、今まで仲良くしてくれていた人たちから「borurun、お前狙ってこういう行動してきたのか・・・？」と思われそうな気がするので弁明しておきます。

無意識でやってる行動の中で、あなたが可愛いって言ってくれた行動を言語化してる項目もたくさんあるし、何より可愛いと思ってもらいたくて、また撫でたいと思ってもらいたくてこういう行動してます。許して！