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失敗しないためにやったこと①:マーケットはVCIを利用

みなさん、バーチャルオカマのベッラパスタよ💗

夏キャスは「マーケット」「12時間配信」「バーチャルで夏っぽいこと100個やってみた」の3つを主軸とする、2020年8月のバーチャルキャストを横断するイベントになったわ。
元々主催側で大型企画を打ち出したことが無かったので、準備の段階では「成功する」よりも「失敗しない」を意識してたのよね。

折角なので失敗しないためにやったことをまとめてみました!
企画などをやられる方には参考になるかもしれません💗

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《夏キャス関連リンク》
企画趣旨 説明動画
〇マーケット Webサイト
〇12時間配信 Webサイト
〇夏っぽいこと100個やってみた
公式Twitter


総合

①マンパワーを最小限にする

企画のご協力は大体ボランティアになってしまうので、極力やりがい搾取にならないように協力者の方には最小限の作業委託をしました。
自分でやる部分に関しては極力単純化簡素化を行い、開催日に間に合うように作業工程を組んであります。

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内部企画書の表紙


②企画趣旨を明文化する

企画立案時に企画趣旨をまとめた限定公開の企画書説明動画を制作し、協力者へ見ていただきました。Webサイトにも冒頭で分かりやすく記載しています。

夏キャス全体「新型コロナに対してバーチャルで出来ることをやる」、
マーケット「バーチャルキャスト初のユーザ開催マーケットを作る」、
12時間配信「12時間通してバラエティ番組を作る」

具体的にはこういったことを主軸にしています。

③相乗効果を狙う

これはどの程度効果を発揮したかは分かりませんが、8月に夏キャスと銘打ったイベントを複数行うことで互いに宣伝する効果を狙いました。
また、8月はバーチャルキャストでは「MIKULANDGATEβ」、ニコニコ動画では「ニコニコネット超会議2020夏」の開催が決定していたので、イベントから流れてきてくれるお客さんも狙いました。

④告知のたびに画像を作る

初開催で知名度のないイベントですので、ビジュアルでどんなイベントなのか伝えられるように画像を作りました。手抜きながらスタイリッシュに見える、明朝体を斜めにずらしたデザインを多用し、必要な情報量をいい感じに配置して、短時間で仕上げていきます。
さらに今回は、告知画像のポスターをVCIとして配布することで、配信内でVキャスターさんに自発的に宣伝してもらう試みも、多少効果があったのではないかと思っています。

画像2

Vキャスカレンダー用の出展申込募集画像


夏キャスマーケット2020

①VCIのシステムを利用する

VRアイテムのデータ形式「VCI」を効果的に使用しています。
イベントとしては、VCIの宣伝の場として開催することで、取引のイメージが直観的ですし、バーチャル上のマーケットとして最適解に思えます。

データ管理としても、VCI一つを提出すれば良く、Unity上で規定のデータフォルダが展開されるため、従来のマーケットイベントに比べかなり簡略化されます。

②マーケット背景が固まってから企画立案

個人的な嗜好に近いですが、バーチャル上で開催するマーケットならばVR作品として背景の完成度も一定量必要だと考えます。
具体的な背景へのこだわりは「スペシャルパンフレット」に書いてあります。テーマに基づく、バーチャルキャストに即したプロトタイプが出来た時点でマーケット開催可能だと判断し企画として前に進めました。
これにより出展募集開始時に背景イメージをお伝えすることも出来ました

画像3

Webサイトに掲載したワールドのイメージ


③ワールド制作から設置作業まで自分でやる

マーケットでは出展者のみなさんから大切なデータをお預かりするので、漏洩のリスクはなるべく減らす必要があります。設置作業を別の方にお願いする手段を取れば自分の負担は軽減しますが、受け渡しによってデータ漏洩のリスクは高まると言えるでしょう。
また、背景のデザインや設置の機微がマーケットの印象を大きく左右しますので、一元的に管理できたのはよかったと思います。
(ただし規模が大きくなれば難しくなるので、小規模のマーケットにのみ許される芸当でしょう)

④非公式スタジオ、公式スタジオとのコラボレーション

構想にあったが望み薄だった「公式スタジオでの展示」は結果的に実現することが出来ましたが、決定までずっと不確定な状態でした。
そこで、別途お願いして実現したのが「非公式スタジオ」とのコラボレーションです。

《展示を行ったスタジオ》
8月1日~8月10日「非公式スタジオ」
8月21日~8月28日「公式スタジオ」

非公式スタジオでの試みは想像以上に効果のあるもので、このコラボレーションが実現したことは本当に幸いだったことと思います。
単なる展示だけではなく、映像の定点放送を兼ねていました。
配信はリアルタイムの中の様子が確認できるだけではなく、来場者の総数のカウント、録画を遡れば具体的に誰がどのくらい滞在したかまで把握できます。


次のnote
失敗しないためにやったこと②:12時間配信は安心できる布陣で

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