【VRchat】Vketロールプレイ系イベントに参加してきました

ヒノシズム×Vketコラボイベント-江戸に置いてきたキセキ-に参加しました。

フレンドさんの話をイベント前日に聞き、時間があえば是非!と気軽に行ってきました。特に調べもせずに入場したのですが、入り口で丁寧にワールドの解説していただいてすっと世界に入ることができました。

入り口で出迎えてくれたキャストのペローさん

ここでは多くのキャストさんが江戸城城下町を各々自由に観光しながら歩いています。その中で、リアルタイムで発生する様々なコミュニケーションや依頼があり、状況に応じて機転の利いた台詞や細かい芸で雰囲気、参加者共に盛り上げる技量を持ったキャストたちによるロールプレイ展開はVRChatのシステムを上手く使ったイベントだと感じました。

流れとしては、プレイヤーはキャストに話しかけて依頼を請け、それらを遂行します。1つずつ請けてもいいですし、まとめて請けても問題ないようですが内容を忘れてしまわないように1つずつ確実に終わらせていくのがおすすめです。

「君たちは一般人だからね。大丈夫!死んだりしない簡単な依頼だよ」

独自の世界観をしっかり演じるキャストさんに見送られて城下町を回ります。依頼の内容によってはグルっと一周回ることもあるかもしれませんし、請けた矢先に解決してしまうことも。その場で留まらずに状況が変わるイベントの醍醐味ですね。

ただ依頼を解決しても報告に行ったところで、キャストさんのキャラクター性が発揮され、意地悪な返答をされてしまうことも。

依頼を出してくれたキャストの伊織さん

「本当にその報告で間違い無いですね?………………(間が空いて)はい、その通りです。みなさんの不安そうな顔が見たくて意地悪してしまいました。依頼完了ですね」

返答の溜めも含めとても良いキャラをしていました。本当に依頼内容を間違えたかと思った。騙されましたね…。

他に、プレイヤーとキャストのコミュニケーション以外にもキャスト同士の掛け合いも行われています。これは"プレイヤーが見てるから"という演技ではなく依頼によって発生した状況を各々で楽しみながら雑談しているように見えました。とても自然な流れだったので。

キャスト同士の会話中。槊杖ルカさんと神主である月ノ宮みこおさん

その内容の一例としましては
プレイヤー「依頼をやってきました!ところで依頼の最中に●●さんがこんなこと(ドスの効いたジョーク)を言ってましたよ」
キャストA「なるほど。その言葉は聞かなかったことにしておきましょう。依頼の遂行、ありがとうございました。他にもメンバーが困っているかもしれません。話を聞いて回ってみてください」

このように話がシンプルに終わったかと思いきや、その直後に近くにいた他のキャストBさんとの会話が始まり

キャストA「■■!!●●を叩いて来い!いや…首を獲って来い!」
キャストB「ええ〜〜〜〜!?」
と自然な流れでジョークを言った人の首を獲る指令が出ました。
(これはプレイヤー側の任務ではなくロールプレイの一環)

報告の途中に他のキャストさんが混じって依頼の話を広げてくれる事もありますし、アドリブから生まれる展開の数々がとてとて面白いです。
もちろん演じているアバター自体の作りも素晴らしいですし、何よりキャラクター性から声や雰囲気をとても良く理解し演じているのが伝わり、まるでプロの声優さんのようでした。そんなキャストさんたちのおかげで没入感の強いワールドに仕上がっています。

えび天を食べるキャストのらいさん。ワールドの小道具も活用していますね。

また、イベントを最後まで遂行すると分かるのですが現代にも合うしっかり考えられたストーリーとなっています。

今回自分は通常のイベントの気分で自分は「一般の観光客」として参加した感じだったのですが、ヒノシズムには公式設定資料がありまして

ロールプレイをしている方々ということで、そのキャラクター設定の数はとても多かったです。中々のページ数で読み応えがあります。

こちらを先に読んだり、Twitterなどからリンクのある他コンテンツを視聴してから参加するとより楽しめるのではないかと思います。

イベントは今週17日に再度開催されるので、軽く設定などを読んで足を運んでみてはいかがでしょうか。


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