VRChatでピアノを弾くぞ!
書いてある通りだ!
2018/08/12 23:50 更新:MidiKeyUtilityの紹介を追加
2018/08/15 03:39 更新:もしかしたら工夫が必要かも?
紹介した通りだと黒鍵盤の入力に反応しない可能性があるので調査中…
ほんとはVRChatを遊ぶのにはどのくらいメモリがあると良いの?って話を今日はしようと思っていたんだけど、久しぶりにピアノが弾けて嬉しくなってしまったので脱線だ!・・・おかしいな、左手がちっとも動かないぞ。
VRChatには標準でピアノが演奏できる機能はついていない。(と思う)
じゃぁどうやってピアノ弾くの?って話に当然なるんだけど、VRChatにはワールドと呼ばれるチャンネルに相当する小さい部屋、小さい世界の様な場所が無数に存在するんだ。
そしてそのワールドの中の一つに「Piano Simulation Room」と名付けられた場所があるんだけど、そこへ入って見ると小さなホールの様なスペースになっていて、中央にピアノを模したキーボード(ピアノの鍵盤だけ)が置かれているんだ。
あとはそのキーボードの前に座って弾けばOK!とは全くその通りなんだけど、そのままだとパソコンのキーボードで演奏する事になる。
できる人は良いんだけど、普通パソコンのキーボードでピアノを弾いたりなんてしないと思うから、本物なら普通に演奏できるのに・・・!って何とも言えないもどかしさを感じるかも知れない。ボクはそうだった。
そこで!
なんとか普通のピアノの形をした鍵盤で演奏できないか工夫してみたよ。
探して見るとやっぱりあるもんだね。
用意するのはVRchatの他に、TAKUBO SOFTさん製作のフリーウェア
「 MidiKeyUtility 」をひとつ。
そして自分の使いたいMIDIキーボードがあればOK。
MidiKeyUtilityはTAKUBO SOFTさんのサイトからダウンロードできるぞ。
URLをここに貼っておくね。「 http://takabosoft.com 」
サイトへ飛んだらWindowsソフトタブをクリックして、画面を下にスクロールして行くと見つけられるぞ。※掲載許可確認済。ありがとうございます!
そしてMIDIキーボード。ボクはまずはお試しって事もあるし、使ってるデスクに乗り切らないって問題もあったから、フルサイズ?の88鍵盤ではなくて、気持ちショートな61鍵盤のYAMAHA piaggero NP-12を買って接続して見たよ。パラレルデスクトップで起動しているWindows7でも問題なく認識してくれた。値段は安いけど良いよねこれ。金額を考えれば十分過ぎる出来だ。Amazonや楽天、ヤフーとかで探すとたぶん2万円以内で買えると思うから、興味のある人は探して見るのも良いかも知れない。意外とヨドバシなんかでも買える。100万円位するピアノと比べたらそりゃタッチに不満とかあるけど、2万円でお釣りが来る品物でこれなら文句ないでしょ。
さて、下の3つが用意できたら次は設定だ。
・VRChat
・MidiKeyUtility(上で書いた鍵盤の入力を変換するソフト)
・PC(Windows)に接続できるMIDIキーボード(ヤマハのNP-12等)
上で紹介したTAKUBO SOFTさんのサイトを見てもらえれば使い方は一発でわかると思うけど、ここにもスクリーンショットを掲載しておくよ。
正直、説明書を読まなくても使えるくらい簡単なアプリだ。見ればわかる。
こんな風に、MIDIキーボードの入力をキーボードのアルファベットへ変換できるんだ。万が一触って見てもしわからない事があったら、その時は素直に製作者様の用意してくれている手引きを読もう。
さて。こんな事ができるぞ!と理解したところで、Piano Simulation Roomのピアノを見てみよう。
このワールドのピアノはPCキーボードの入力に反応して音が出る。つまり…
パソコン用のキーボードでの演奏が難しいなら、MIDIキーボードの入力をPCのキーボードの入力に根こそぎ置き換えてしまえば良いのだ!
考えるのめんどいし、💪筋肉💪で解決!みたいな力技な気がしなくも無いけど、多分現状でこれが一番お金をかけずに楽しめる方法だと思うよ。
そもそもMIDIキーボード要らなくない?って思う人はもちろんそれも正解。
弾けるならな!フフ・・・。
さぁ、これでみんなもVRChatでピアノを弾こう!
あっ、もし何か他にもっと簡単な方法があったらそっとボクに教えてね!
・・・さて、良い感じにまとまったけど、難点が一つだけあるんだよね。
これはキーボードやソフトを使うからって話ではなくて、VRChat自体の問題だと思っているんだけど、演奏する時にど〜〜してもタイムラグを感じる。スローペースな曲やそもそも出す音の少ない曲程度なら我慢できるかも知れないけど、ハイペースで同時発音数の多い曲になればなるほど後から音が付いて来るから、酷いとVRChat内の出力を聞いていると酔っちゃう位。
これはいっそ割り切ってVRChatの音をシステムで切ってしまって、MIDIキーボードに備え付けのスピーカーがあればその出力を聞きながら演奏してしまうのも良いかも知れない。(NP-12には内蔵スピーカーがある。買った時は要らないんだけどなぁって位に思っていたけど、今の使い方だと逆に付いててくれて本当にラッキー。)それならラグは当然おきないもんね。
ただ、VRChat内で出力されているピアノの音を切れるかどうかはまだ試してないから何とも言えない。もうちょっと試行錯誤して、わかったことがあったら追記するよ。
それじゃぁ、またね。