考えるから下手になる
絵が苦手な人は絵をかくときに考えすぎています。
おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?
『ジョジョの奇妙な冒険』第1部『ファントム・ブラッド』に出てくるディオ・ブランドーの名台詞のひとつだそうです。
ノートをかくときのことを思い出して見ましょう。1文字、1文字を意識してかいているでしょうか。そんなことはないですよね。
絵をかくということも同じです。かくこと自体には意識をしない。そのようになっていることが大事です。
意識せずにかくのは実は簡単
意識をせずにかくなんで無理。あぁ、私にはやはり才能がない。そんなことを思っていますよね。これはやったことがない人ならではのセリフです。一度体験すれば実は簡単だと気が付きます。
上田信行先生版の誰でもピカソというワーク
考えずにかけば誰でも絵がうまくなる。そんなワークがあります。
「プレイフル・ラーニング」の著者でもある上田信行先生。ずいぶん前になりますがワークショップに参加したことがあります。その時に経験したが「誰でもピカソ」というワークです。
「誰でもピカソ」のやり方ですが、①スケッチブックを持った人が2列に並んで向き合う、②眼の前の人に自分のスケッチブックを渡す、③ファシリテーターが顔の一部分を指定する、④3秒見て3秒でかく、⑤かいてもらったスケッチブックを受けると、⑥終わったら片方の列だけがずれる、②に戻る。これを繰り返します。
③においては、眉と目、鼻、口、顔の輪郭、髪型、などと指定します。
これやってみると分かるのですが、自分の手元に残ったスケッチブックには自分そっくりの絵ができてます。かなり感動します。
上手くかこうとすればするほど下手になる
慣れていない人は上手くかこうと考えがちです。考えれば考えるほどまずい絵になってしまう。それが下手になる理由です。
#グラレコ写経 をやってみましょう
#グラレコ写経 というワークショップをたまに開催しています。以下のブログを参考にしてみてください。
参考文献
楽描きが世に浸透するための研究のための原資として大切に使います。皆様からの応援をお待ち申し上げます。