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絵で世界をなめらかに

 私自身の「強み」を改めて考えてみると「仕組みをつくる」ことという言葉が浮かび上がってきました。
 今回はこの「仕組みをつくる」について掘り下げたいと思います。

毎回繰り返すのは馬鹿らしい

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 同じようなトラブルを毎回繰り返すのは時間のムダだと思っています。そして、人が集まるとトラブルが起きる。それを何とかしたいと思っていました。
 打ち合わせや会議であれば、言った/言わない、決まったことがなされない、やってみたが的外れ、そもそも議論がかみ合わない、何を話しているのかお互いの認識がずれている、資料が分かりにくい、などなど。

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 これらは「よくある話」です。たくさんの書籍が出版されています。オンライン講座をはじめとして研修などもあります。しかし、これらの問題がなくなることがないばかりか、むしろ更に悪化しているかのようにも思えます。

時間のムダを無くす方法が見えてしまう

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 私には時間のムダを無くす方法が見えてしまいます。その方法を仕組みとして実装するのが得意です。それは私にとっては喜びです。
 会議の議事録を書くことだったり、ファシリテーションで対話を推し進めたり、ひと目で分かる資料やポスターを作ったり、はたまためんどくさい作業をプログラムを作って省力化したり。
 他の人にとっては都度やることの方がコストが低いと思っているのか当たり前のようです。一方、私の場合は「時間のムダを無くす」という目で世の中を見ているため「方法」「仕組み」が嫌でも目に入ってきます。息をするようにやっていることであり、私にとっては当たり前なのです。

グラレコやファシリテーションも

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 グラレコもこの「仕組み」のひとつです。
 グラフィックレコーディング(グラレコ)やファシリテーション(ファシリテーション・グラフィック、グラフィック・ファシリテーション、ビジュアルファシリテーション)だけでなく、SNSで投稿する、チャットに書き込む、文書やスライドを整える、場合によってはプログラミングでツールを作るまだ様々なことをします。
 グラレコやビジュアルファシリテーションの良いところは、その時/その場で問題の発見/課題の共有/解決が図れることです。打ち合わせや議論の内容がビジュアル化(見える化)されることで参加者同士の齟齬も減ります。記録も残るので次のアクションに活かせます。さらに言えば、参加者が当事者意識を持てば打ち合わせや会議後に自走することも期待できます。

コミュニケーションを0にする

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 この時間のムダを無くすことを「コミュニケーションをゼロにする」と言っています。
 ビジネスをしているとリソースとして、ヒト・モノ・カネ・情報と言いますが、一番大事なものは「時間」だと思っています。これが無為になることを避けたいというのが私の想いです。「コミュニケーションをゼロにする」というスローガンはこれを端的に表したものです。
 「コミュニケーションをゼロにする」は別の言い方をすると、必要なコミュニケーションに満たされているということ。全ての人類がそういう時間の使い方ができることが理想だと思っています。


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