「十分闘えます」

主治医から開口一番この言葉を頂きました。でも続きがあります。「(完治の)保証はできませんが・・」この病期の5年生存率が約70%なので言い得て妙です。生存率のグラフを見ると、治療開始後1年以内の死亡も結構あるので、その覚悟は必要だと自分に言い聞かせました。

この現実に動揺したかというと、意外に平静である自分に驚きました。子育てはほぼ終了し仕事もちょうど定年直前なので、少なくとも途方に暮れることはありません。この機に神様に命をお返しし、新たに頂くことにすると考えました。頂く命は1年かもしれませんし10年かもしれません。そこはもう完全にお任せです。

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