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再手術が決定

5月9日に内視鏡検査を受けました。結果は「再建部の小腸の内腔はピンホール状に狭窄していて、造影剤を注入すると伸展の悪い腸管にわずかに流れ込むが、殆どは食道側に逆流する」というもので、前回の検査時より狭窄が悪化していました。狭窄の原因については、これまでの内視鏡検査、造影透視検査、造影CTなどから「吻合部近くの小腸だけが狭窄しているので血流不足が主な原因と考えられますが、造影CTでは狭窄部位にも全く血流がない訳ではないので不可解な所もあります。」という説明を受けてきました。

担当医から「狭窄した小腸をバルーンで拡張すると破裂の危険があるので対処方法は再手術しかありません。血行の悪い回腸は切除して再建し直すことになります。具体的な方法は中を見ないと決められません。この前の手術ほどの負担はないでしょう。手術は5月15日に予定しました。入院期間の目処は2週間です。」と言われました。これまでの経緯から覚悟はしていましたが、「なぜ私がこのような憂き目に遭うのか?」というのが正直な気持ちです。3月末に受けた手術は8時間を超える大手術で術後の痛みや回復までの様々な苦労は並大抵ではありませんでした。「このような経験はこれっきりにしたい。」と切に思いました。それが1ヶ月半も経たないうちに再手術とは。

予定していた6月から仕事再開はもちろん不可能です。当初、仕事の開始を5月としていたのを6月にしてもらった経緯があるので再延期になってしまいます。また現時点でいつまで延期すればよいのかも分かりません。不可抗力なので仕方ありませんが、直前の予定キャンセルは関係者に大きな負担をかけるので問題は深刻です。

内視鏡画像
内視鏡画像
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