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先行きの不安

抗生剤の点滴で夜間の痰が減り体温も平熱に戻りましたが、嚥下困難は改善しませんでした。4月25日に内視鏡検査を行い、1)吻合部の更なる狭窄はなし、2)白苔は消退、3)吻合部より奥の小腸(再建部)の狭窄・浮腫・白色化を認める、との説明を受けました。再建に使った小腸が狭くなる例はあまりないので良く分からないが、血流障害が関係しているかもしれないとの事。この状態でバルーンによる拡張はリスクがあるため経過観察になりました。

先のことを考えて不安になることは極力さけるようにしていますが、6月から完全社会復帰を予定している身としては考えない訳にも行きません。もし狭窄が改善しない場合、特にその部分の障害が大きい場合は、再手術で小腸を移植し直す必要があるとのこと。果たしてそんな大手術に耐えられるのでしょうか。もちろん社会復帰も先送りになります。正直これは辛いです。

経口摂取ができず経腸栄養が続きますが、経過観察だけの入院は避けたいので4月28日に退院させてもらいました。GWも外出は自宅近辺に限られそうです。それでも、病院ではなく自宅で過ごせるだけ有り難いと思うことにしました。

内視鏡所見
内視鏡所見


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