![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141337156/rectangle_large_type_2_784fa2b0ea2925c50197ff5387eb9258.png?width=1200)
Photo by
tyawonigosu
「Liberal Arts 101」 May Week 2
◉小論文:「見解を簡潔にまとめる」練習
課題:
映画『東京物語』を☆で評価し、その理由を一パラグラフでまとめてみる。
ジェンダー論を扱った先月のクラスで、小津安二郎の『東京物語』(1953)を短く取り上げました。その後、受講生全員がこの作品を視聴してくれたため、上記の課題を設定してみました。おそらく、全員にとって、これが人生初の「映画批評」となったはずです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716186749353-G6YLnHGzqI.png)
一例を紹介しましょう。
“★★☆☆☆
◉講師コメント:
『東京物語』を評価する場合、当然ながら、1953年と2024年という時間の経過、その間に起きた日本社会の「パラダイム転換」、ジェネレーション・ギャップetc. を考慮することが不可欠です。
クラスでは、上の評からさらに一歩踏み込んで考察を深めるために、日本人の「時間意識の変化」という問題を取り上げました。
サブスク全盛の現在、自分の選択によらない作品を共有し、それについて評価を述べ合うというのは、それ自体、貴重な経験です。
参考資料:
内田樹「今さえよければそれでいい」社会が“サル化”するのは人類が「退化のフェーズ」に入った兆候内田樹インタビュー「サル化」が急速に進む社会をどう生きるか?」
![](https://assets.st-note.com/img/1716186789454-ArDL71L1Yf.jpg?width=1200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?