相手の性格が一瞬で分かり人間関係が楽になる方法　上級編

この記事では相手の性格を知る事で、人間関係のストレスから解放される簡単な方法をご紹介します。この方法を知っていると考え方の基準がわかるようになるので「あの人何考えてるか分かんないわ。」という悩みが解消されます。自分と他人の違いを知る事で、その人を受け入れる心の準備ができるようになります。

今回は上級編なので、初級編、中級編を読んでいない方はコチラの記事を先にご覧になることでより深く理解ができます。

➡️相手の性格が一瞬で分かり人間関係が楽になる方法　初級編を読む

➡️相手の性格が一瞬で分かり人間関係が楽になる方法　中級編を読む

今回は会社の人事でも活用する事ができるので、非常にオススメです。

上級編では何がわかるのか？

この記事では

■５アニマルで見る本質と表面とは

■得意なことと適した役割

■前進するために必要な視点の違い

■目標を達成するための適した設定方法

を解説します。

まさにチーム作りで必要な要素を知る事ができます。

効果的に個々の力を発揮してもらって最大限の結果を出すことに繋がります。

まずはこちらで５アニマルを診断してみてください。

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５アニマルで見る本質と表面とは？

５アニマルを診断すると

本質　　　＝基本的な性格を表すキャラ

表面　　　＝他人に見せているキャラ

意思決定　＝何かを決断するときに現れるキャラ

隠れ　　　＝ピンチのときに現れるキャラ

希望　　　＝無意識に憧れているキャラ

を診断する事ができます。

ややこしくなってしまいますので基本的には本質と表面だけを見てもらうだけで大丈夫です。

この２つだけで９０パーセント以上の性質がわかります。

●本質のキャラは内面を表します。　

　→仲の良い人に見せる姿、目的、戦略、意思決定

●表面のキャラは建前を表します。

　→初対面の人に見せる姿、手段、戦術、交際術（仕事）

経験的に、本質と表面どちらが強く個性として現れるかは人によって違うのでバランスをみて両方の良いところを伸ばすと良いでしょう。

私の場合、

本質がタヌキ　人志向

表面はトラ　　城志向です。（中級編を参照）

とにかく人の意見を尊重したいし、人情が大切ですが、城志向のドライで論理的なビジネス的決断も理解はできる。

といった具合です。

特に今の時期、新型コロナウイルスの影響で売り上げが下がり、会社の体力がなくなって給料を下げたり解雇を余儀なくされる場面に直面している経営者・従業員の方も少なくないと思います。

こう言った場合、経営者はこの従業員にどう伝えたらいいかというと、

私のようなタイプには、

『私たちは従業員は本当に大切にしています。あなたはよく頑張ってくれているし、とても評価しています。

あなたにも生活はあるからできれば解雇はしたくない。

しかし、売り上げもなくなって、会社に給料を支払う体力が無くなってしまいました。このままでは来月には会社は潰れてしまいます。銀行からも資金を融資してもらえなかったんです。

私も給料をもらわずに過ごしています。会社が生き残ればまた雇用することもできる。どうか理解してください。』

と感情とストーリーを伝えながら、具体的にどう危ないのかを数字と共に伝えてあげる事で、本当は嫌だけど言いたいことはわかる。と納得してもらいやすくなり後のトラブルや怨恨を避けやすくなります。

こんなことは無いほうがいいですが、どうしても向き合わざるを得ない状況も出てくるので例に挙げてみました。

タイプによって共感できることや納得できるポイントが違うんです。

得意なことと適した役割

１２種類のキャラはそれぞれ得意な分野と適した役割があります。

チーム内で個性を生かした役割分担することで効率化をはかりましょう。

■参謀型のアイデアマン

こじか・オオカミ・ペガサス

➡️真面目で芯の通ったこじか、

独自の考えをもったオオカミ、

敏感な感性と自由な発想力をもつペガサス。

柔軟で自由なアイデア力を持つこのタイプは、参謀に向いています。

新商品の開発や戦略を編みだす力に長けています。

チームがピンチに陥ってしまった時でも、常識に縛られない柔軟な発想力で乗り越える事ができます。

■新規開拓が得意な突撃隊長

黒ひょう・サル・チーター

➡️常に先んじていたい黒ひょう、

スタートダッシュと挑戦することが得意なチーター、

目標に向かって短期集中のサル。

物怖じする事なく突き進むこのタイプは、新規開拓の営業部隊。

最前線で戦う突撃隊長が向いています。

素晴らしい行動力で目標に向かって一直線に突き進んでくれます。

■リーダーシップを発揮する指揮官型

たぬき・トラ・ライオン

➡️冷静に全体を見ることのできる実績が好きなタヌキ、

何があっても悠然と構え堂々としているトラ、

完璧で理想をめざすために努力を惜しまないライオン。

強いリーダーシップを発揮してチームをまとめ勝利に導く指揮官が向いています。

会長、社長、部長といったイメージです。

■フォローが得意な前線部隊

ひつじ・コアラ・ゾウ

➡️気配りのプロで頼られるのが好きなひつじ、

慎重で自分の目で見て確かめたいくらい現実的だけど、ロマンチックで夢想が大好きなコアラ、

せっかちで早く結果が欲しいけど、プロを目指して努力を続けられるゾウ。

前線部隊でフォローをすることが得意なタイプです。

ひつじが営業部隊をケアしながら情報を集める。

コアラが情報を精査し計画を立てる。

ゾウが早速行動に移し、突撃命令をだす。

といった感じです。

前進するために必要な視点の違い

ここでは目標に向かって進むときに、何を見ながら前進したいと思っているのか？

希望型・リスク型の２つのタイプがあるので解説します。

■希望型

こじか・オオカミ・ペガサス・黒ひょう・サル・チーター

➡️希望型は、夢や目標さえ見えていればそれに向かって一直線に突き進む事ができます。

たとえ落とし穴があろうと、壁があろうと気にすることなく乗り越えられます。

手に入る希望さえ見えていれば多少傷つこうがお構いなし。

見えている夢が大きく光り輝いているほど前進するための原動力となります。

漫画で言うとワンピースのルフィがまさにそのままですね。

海賊王になることしか見えていないのでどんな強敵が現れても関係ない状態です。

■リスク型

たぬき・トラ・ライオン・ひつじ・コアラ・ゾウ

➡️リスク型は、夢や目標に向かって進むときには、

この先どんなリスクがあるのか？

落とし穴や壁はどんなときにブチ当るのか？

をあらかじめ知っておきたいと考えます。

前もって知り心の準備をしておくことで、それを乗り越え目標達成をすることができるのです。

漫画で言うと金田一少年の事件簿の金田一くんや、名探偵コナンのコナンくんはこちらのタイプではないでしょうか？

■ここで気をつけること

職場でよくあるパターンはこうです。

希望型のリーダーAがいるとします。

従業員はリスク型のBさん。

リーダーAは目標があれば突き進めるタイプなので、Bにも目標があるんだからとにかく進め！と指示してしまいます。

しかし、Bはこの先どんなリスクがあるのかを知っておきたいので慎重でなかなか行動に移せません。

それを見てリーダーAは、あいつはダメだ。全然仕事ができないわ。と評価してしまうのです。

これは最悪です。本当はBは有能な人物かもしれません。

リーダーAはこう指示すると上手くいきます。

→「この目標を達成するためには、こんな仕事をしたり、こんなトラブルがあるかもしれない。でも準備をしておいてそれさえ乗り越えれば素晴らしい結果を出す事ができるよ。」

すると従業員Bは納得しビビらずに挑戦する事ができるようになります。

逆のパターンでは、

リスク型のリーダーCさん

希望型の従業員Dさんがいます。

リスク型のリーダーは想定しているあらゆるリスクをCさんに伝えておきたいと思っています。

しかしDさんはそんな事は気にしていません。足止めになってしまうのです。

そんなことよりも夢や希望、手に入る結果を示してあげて、とにかく行動して経験しよう！と伝えてあげるほうがDさんは勢いに乗って行動できます。

目標を達成するための適した設定方法

明確な目標があればそこに向かって努力できる目標指向型

日々変わる状況に合わせて行動を変化させて目標へ進む状況対応型

の２つのタイプに分かれています。

■目標指向型

オオカミ・サル・トラ・コアラ・黒ひょう・ひつじ

このタイプは期限と目標を決めたら、その目標を期限内に達成しようと頑張ります。

期限が近づいてきているのに、数字が全然足りないというときでも、なんとしてでも達成しようと集中する事ができるのです。

目標から逆算して毎日いくらの売上を上げるという淡々とした計画の立て方が向いています。

■状況対応型

ペガサス・チーター・ライオン・ゾウ・こじか・タヌキ

このタイプは目標に向かって行動するときに、日々の状況は変化するからそれにあわせて行動したほうがいいと考えます。

昨日はこんな事をしたから、こんな結果になった。

今日はこんな事をしたから、また一歩目標に近づいた。

という積み上げていく目標の立て方が向いています。

小さな成功体験を認めてあげて、大きな成功に近づいていると感じる事が目標達成に大切な事だと感じます。

まとめ

今回解説した事を一覧表にしました。

非常にわかりやすいので、ぜひこの表を印刷して活用してください。

ここまで読まれてる方は初級・中級と見ていただいている方ですよね。

この分類表を使って自分自身や他者を見てみると本当に当てはまる事が多いと感じると思います。

これまでに「あの人のことは理解できないし好きじゃないわ。」とか

「普通に考えたらもっと人に配慮できるでしょ。」など

考え方のすれ違いでイライラしてしまったり、人間関係の悩みになってしまうこともあったと思います。

いろんな人がいるので、人間関係の悩みは尽きないですよね。

でも、もう大丈夫です。

仕事の付き合いや友人になりそうな人には

「動物占い知ってます？」と話題を出して

生年月日を聞いてどんなキャラなのかを一緒に見てあげるとスムーズですよ。

そして自分のキャラも説明しておくと

相手にも自分がどんな人なのかが伝わります。

お互いに理解することで意見の違いを受け入れやすくなり

悩まなくて済むので、とても楽になります。

人間としての器も大きくなるのでぜひ活用してください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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