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夏、サーキュレーターはどう使う?《基本編》

梅雨明け間近の東京ですが、もうすでに夏本番といったような蒸し暑さです。
今年は電気料金の値上げもあって、エアコンの効率アップのためにサーキュレーターを購入された方も多いのではではないでしょうか。

ボルネードサーキュレーターの最強はとてもパワフルなため、それなりの風切り音がします。だから、ずっと《強》のままで使えば、確かにうるさいです。

「循環力はあるけど、うるさい」

というレビューを書かれてしまうのもそのせいだと思います。
しかし、本来の使い方をすればそれほど音は気になりません。
今回は、まだまだ知られていないボルネードサーキュレーターの基本的な使い方をご説明していきたいと思います。


《強》で使い続ける必要はありません。空気が回りだしたら《中》か《弱》で

設置アドバイスをしていて、お客様に

「始めは《強》で送風して、空気の循環を感じたら音の気にならない《中》か《弱》に風量を落としてください。」

とご説明すると、たいてい

「ずっと《強》で回し続けなくていいんですか⁉」

と驚かれます。皆さん、パワフルなボルネードのサーキュレーターを《強》で使っていらっしゃるのかと、逆に驚きます。

力がいるのは始めだけ

自転車の漕ぎ出しをイメージしてください。
漕ぎ始めは大きな力がいりますが、その後は軽い力で車輪は回り続けます。これと同じで、室内の空気も回し始めは大きな力がいりますが、循環気流ができてしまえば小さな力でも空気は動き続けるのです。

ボルネード・サーキュレーターのACモーターシリーズの風量は、《強》《中》《弱》の順に並んでいます。

ACモーターシリーズのつまみの風量は《強》《中》《弱》の順

「なぜボルネードのサーキュレーターは《強》から始まるのですか?」

というご質問もよくあるのですが、

これは気流を起こすために大きな力が必要だからで、使い方としても《強》《中》《弱》と並んでいると都合が良いのです。

サーキュレーターの大きいサイズのモデルでも、《弱》で必要な電気代はわずか1円/kwh程度です。ぜひ、エアコンと併用して節電にお役立ていただきたいです。


気流は、首を振らずに1方向に送風して作る


《大事なこと》は、首を振らずに一方向に送風すること。
首を振ってしまうと空気循環は起きません。

一旦空気が循環し始めれば、《中》や《弱》に弱めてもエアコンの効果を室内全体に行き渡らせることができます。

また、気流ができると体感温度が下がるので、エアコンの設定を2~3度上げることもでき、心地よく電気代の節約ができるのです。


夏は、涼しいところから暑いところへの送風

代表的な2つの例をご紹介します。

どちらの場合も、クーラーの冷気の溜まる場所から暑い場所に向けて送風します。

・おすすめ使用例1


部屋の反対側をめがけ斜め上へ向けて送風します。

・おすすめ使用例2


床に平行に送風します。使用例2は、天井付近の暖気を拾うことなく遠くまで涼しい風を送ることができるので、大き目のお部屋や、隣室への送風におすすめです。

エアコンが天井に設置されている大きなオフィスなどでは、斜め上の天井に向けて送風し、天井伝いに空気を送ります。

オフィスや公共施設などの設置方法については、下記ホームページのお問い合わせよりご相談ください ↓↓↓


夏に忘れてはいけない、熱気の排出

夏場留守にしていた家に帰ると、室内は熱気で充満しています。
そんな時は、エアコンをつける前にまず熱気を外に排出します。

1番早く排出できるのは、窓を2つ以上開けて、サーキュレーターを外に向けて数分送風する方法。入り口は狭く、出口を大きく、開けるのがポイント。空気が流れやすくなります。

窓が1つしかない場合は、大きく開けた窓の下方から外に向けて送風。
すると、窓の上方から外の空気が入ってきます。

室温が下がったらエアコンを付けます。

エアコンは、外気と室内の温度差が大きいほど電気代がかかるので、熱気を排出して外気と室内の温度差を小さくすると、電気代の節約になります。

電気料金の値上がりした今年の夏。
是非、お試しになってみてください。

お客様から頂いたご質問や、スタッフ愛用の使い方を続けてお伝えしていく予定です。
スキやフォローをして、ご参考にしていただけますと大変嬉しいです。

ボルネード公式サイトはこちら↓↓↓




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