良寛和尚

生まれ:一七五八年

生誕地:越後国

師:国仙和尚

兄弟:七人兄弟の長子

十八歳で修業を開始し、二十二歳の時、「生涯の師」国仙和尚に師事する。

国仙和尚の「一日つくらざる者は、一日食わず」の言葉を胸に、勤勉に勤しむ。

十二年の修業の後、師である国仙和尚が「好きなように旅をするが良い」という言葉を残し、世を去る。

三十四歳の良寛、師の言葉を受け、諸国を巡る旅(吉野、高野山、伊勢など)を始める。

四十八歳の時、越後国蒲原郡国上村国上山国上寺の五合庵にて書を学ぶ。

階段の昇り降りが辛くなった良寛は六十一歳の時、乙子神社境内の草庵に居を構える。

七十歳の時、島崎村の木村元右衛門邸内に住む。

良寛は生涯を通じて、子供たちを愛し、子供たちと一緒になって遊び、難しい説法を説くわけでもなく、質素な生活を送った。


良寛の名言

花、無心にして蝶を招き

蝶、無心にして花を訪れる

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