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ドイツ語の語学学校で使った教科書たち

語学学習本シリーズ第8弾です。
今回はこれまでのような個別の参考書ではなく、私が語学学校で使った教科書たちをご紹介します。教科書は先生が選んだ指定のものを購入したため、自分で選んでおらず、同レベルの他の教科書との比較は残念ながらできませんが、こんなものを使ったのか…という参考になればと思います。なお私が今B2ですので、必然的にB2までとなります。

書影が出るのでリンクはamazonを挿入しましたが、各教科書の名前から出版社のサイトにも飛べるようにしてあります。教科書の説明が載っているのと、デジタル版であれば直接購入できるものもありますので、お役立てください。最新版が出ている可能性もありますので、もし購入を検討される際は、出版社サイトのご確認をいただければと思います。

A1レベル

A1は日本のゲーテ・インスティチュートで受講しました。そこでA1.1、A1.2の2単元共に利用したのがHueber社のMenschenシリーズです。Kursbuchという教科書と、Arbeitsbuchという問題集は別売りで、セットで購入して使うタイプです。

A2レベル

A2は私は語学学校に通っていないので、ご紹介はできませんが、自分でMenschenシリーズのA2を購入しました。

B1レベル

B1からベルリンで受講し、語学学校と、語学学校ではないのですがドイツ語の学習サークルのようなものに行き、それぞれで用いた教科書が異なりました。

まず語学学校で使ったのは、Klett社のNetzwerk。問題も含めて1冊にまとまっているタイプで、B1.1とB1.2で各1冊です。

そして学習サークルで使ったのは同じくKlett社のLinie B1 Deutsch in Alltag und Beruf。これはB1.1とB1.2が合わせて1冊になっています。"in Alltag und Beruf"とある通り、シチュエーションが職場での会話など実用性を意識しているのだと思います。問題もこの教科書に含まれるタイプ。Netzwerkよりも易しい気がしました。

B1+レベル

続いてVHSという市民学校でB2に申し込んだのですが、クラスのレベルが(私を含めて)さほど高くないことに先生が気付いて選んだのがHueber社のSicher in Alltag und Beruf! B1+です。「+」はどういうことかというと、B1とB2の間のレベルを指します。これもin Alltag und Berufという通りシチュエーションは現実的なものが多かったです。問題も1冊で含まれるタイプ。

同様に学習サークルでもB2レベルに進みましたが、こちらでも引き続きBrückenniveauをすることになり、Klett社のLinie 1 シリーズからB1+/B2の教科書の指定。このシリーズは他に分冊でB1+/B2.1もあるようですが、私が使っているのはB2もすべて入ったものです。SICHERは各モジュールごとに「読む」「聞く」「書く」「話す」に分けられているのですが、Linie 1は一体型です。個人的にはLinie1の方が使いやすいですが、このあたりは好みかも知れません。

B2レベル

語学学校のB2.1で使っているのがKlett社のAspekte neu。問題も1冊で含まれるタイプですが、どちらかというと問題は多くなく、一気に読解用の長文が増えました。B2は三単元のため、B2.1、B2.2、B2.3の3冊あります。


いずれもこれをベースに教えることを前提にしているので、CDやアプリなどがあるとはいえ、これだけで自分で勉強を進めるのは至難の技かと思います。適宜自分に合った参考書と組み合わせてお使いください📚


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