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2023/08/15(TUE)

目覚ましで8時に起床。ゴミを出してもう一度眠ろうと思うも眠れなかったのに、身支度を終えた途端、堪えられないほどの眠気に襲われて11時半まで深く眠った。

今日も飽きずにお昼にホットケーキを焼く。

煙草を吸いにベランダに出ると、椿の葉っぱがぼろぼろに食い荒らされていて、コガネムシがくっついているのを見つける。ふてぶてしいコガネムシだなと思いながら、掴んでベランダから放り投げられるかどうか考えて、一瞬で無理だと思い、とりあえず煙草を吸う間観察してみる。じっとして、全く動かないので眠っているのかもしれない。
部屋に戻って夫にコガネムシに触れるか訊いてみるとすぐに無理だと返事が返ってきたけれど、ベランダがレストランになっている旨を伝えると、何やら対処してくれた。

どうにも夕飯を作る気になれず、サイゼリヤへ行くことにする。住宅街を歩いていると、送り火をしているお宅をニ軒見かけたのだけれど、どちらの家でもおじいさんが上裸だった。この辺りは上裸で送る習わしでもあるのか?と夫と笑う。
そうか、送り盆かと思って歩くと、あちこちに茄子の牛がいることに気がつく。私の育った地域では、お盆がはじめての故人の霊でも迷わず帰って来られるように、新盆の年には赤い灯りを庭に立てる習慣があった。

サイゼリヤは思っていたより混んでいた。みんな、台風でどうなるかわからないので遠出などは控えたのかもしれない。
まちがいさがしが新しくなっていたので挑戦すると、すらすらと9つ見つかるも、相変わらず最後のひとつが見つからない。そうしているうちに注文した料理が届く。一旦まちがいさがしのことは忘れて、食事に集中し、食後にコーヒーを飲みながら再び2枚の絵を見比べていると、ついに最後のひとつを見つけた。いつもひとつやふたつはどうしても見つけられず、インターネットで正解を調べては悔しがり続けてきた私たちが、ついにサイゼリヤに勝利した記念すべきお盆として、今日のことを毎年思い出したい。

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