【妹を失った悲しみの記憶】

ボイスパフォーマーWILLYです。

先日、今度の企画ライブのための最終リハをしました。

今回のリハでは、ユージン・ウィリアムスとしての予定曲を一通りさらいました。

ユージン・ウィリアムスは、ワタシWILLYと、
何でも弾ける、トランス系ピアニスト「岡野勇仁」さんとのDUOユニットで、色々な声色で、色々な曲を演奏します。


さきほど、自分のリハの動画を見直していましたが、ふと気づいたのが
いわゆる普通の声での歌でも、ワタシの専門である特殊発声にかなり近いレベルの解像度で歌えるようになっているなあ、ということです。

まだ同じくらい、とは言いませんが、ユージン・ウィリアムスのレパートリーである、「シルエットロマンス」や「君は天然色」など全編普通の声で歌う曲に関して、呼吸・声帯・口腔内という、発声のプロセスの見え方がだいぶ変わったのを感じました。

身体は、身体に対する解像度によって、身体からのレスポンスが大きく変わります。

解像度が荒いと、荒いなりの、細かいと、細かいなりのレスポンスを返してくれます。

当然、後者の方が、可能性が大きく眠っています。

なので、普通の歌といっても、まだまだ沢山のやれることがあると、期待できます。

身体への解像度は、普通の歌だけでなく、当然ながら特殊発声にも影響を与えてます。

具体的には、特殊発声の安定度が更に高まっています。


昨年末から再開した武術通いが、この解像度を高めることに寄与しているのを感じます。

武術通いを再開したのは、単純に、武術が好きで、また武術をちゃんと学びたい、というのが直接的な動機ですが、

副産物的に発声に影響するのは嬉しいことです。


ホーメイからデスボイスから普通の歌までを、必然性を大事にしながら、使い分ける唯一無二の音楽世界と、それを支える超絶ピアニストの演奏をぜひ体験してください

いよいよ今週です
↓↓↓
https://resast.jp/events/906876

WILLY拝

追伸
大瀧詠一の「君は天然色」の歌詞は松本隆が、最愛の妹を亡くしたことをテーマにした、実はとても悲しい歌詞です。それを知ると、歌の感触も変わりますね・・

@pianoya @CONTONTONVIVO2

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