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どこへ向かっているのか?

2週間くらい、がっつり風邪に取り憑かれていました(涙)。激暑の夏は乗り越えられたけど、余力がなかった・・・例えるなら「出産する体力はあったけど、子育てする体力がない」みたいな(あれ?)。
 そんな中でしたけど、なんとか持ち直して、初のインプロショーに出演。を経て、正式に「しばいぬ海賊団」の団員になりました。

VoiceVoice経営者であり、タレントの管理や育成のマネージャー業務、そして現役ナレーターで朗読イベントもやって・・・という中で、「しばいぬ海賊団に入れてください」という一言を代表の鈴村さんに言うのは、もんのすごく悩みました。それでなくても経営者の先輩方からは「いい加減、経営だけに徹したら?」と苦言を呈される事も多いのに、更にプレイヤーとしての活動を広げるだけでなく、VoiceVoice外ってどういうこと・・・?
というご意見は火を見るより明らかなので「ワークショップに参加するだけでいいじゃないの?」という心の声に「まあ、それが妥当よね」と自分を納得させたり。その方がわかりやすいし、負担は増えないし、楽だし。でも
「楽しくない」
と思ってしまった。思ってしまったんだよね~~。
「あ~楽しい人生だった」
って人生の最期に言いたい(まだ早いか?)って考えたら、答えはまっすぐ「いれてください」だった。だから、ナレーター仲間でもあり、違うタレント事務所に所属している鈴村さんは、私の申し出にとても混乱するし困るだろうな、ごめんねわがままで、と思ったけど、お願いしてしまったわけです。それが夏前の話。それで鈴村さんと団のみんなが相談してくれて「ショーに出てもらってから、入団してもらうか考えましょう」というお答えをいただき、今回晴れて団員となったわけです。

先日、ショーを観に来てくれた友人に
「それであなたは、どこへ向かっているの?」
と尋ねられました。人生も方向音痴なので、よくわからない・・・と言ったら逃げてる感じなので(笑)、ちゃんと答えよう!!
VoiceVoiceを表現者の集団にしていきたい。課題は山積み。私が経営だけに留まらず、私自身がずっと表現者で、その背中を見せていきたい(父か?)。
それと、もうひとつ。インプロは表現だけに留まらず、私が生きていく上で、とても必要だと感じています。

カッコ悪い事、変顔、女っぽく振舞うこと・・・。
これまでは、やりたくても、何かが私にストップをかけて、全然できなかった。芝居で挑戦したこともあったけど、なんか嘘臭くて冷めてた。でもインプロだとできる。それは私にとってはめちゃめちゃ重要。演技ではない、完全な素でもない。でも限りなく素の私に近いキャラクター。しばいぬ海賊団として活動するときは「おちゃこ」という名前にしたのも、経営者でナレーターで朗読者の「益田真里子」とは別人格にしたかったから。いつかどちらもしっかり融合した「私」になるのか、ならないのか、それも感じていきたいな。


そうそう、名古屋を拠点に、昭和風イラストを描いている、友人の安楽雅志さん(TBSの情報番組「ビビット」でも番組中でイラストを描かれています!!)が、ショーを観ながらアンケートのウラに描いてくださったイラストが激似!! ショーの中に出てきたワードも散りばめられていて凄く嬉しかったです。

インプロ(即興)と朗読は真逆って思われるかもしれませんが、実は全然そうではないことも、これからまた触れていくと思います。
「益田真里子」「おちゃこ」両方、よろしくお願いします。

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