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喫茶 赤い手

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商店街の小さな喫茶店『喫茶 赤い手』の マダムトワが一人語りするボイスドラマ。 他愛のない季節のことや、常連客とのお喋り、 その日のオーダーに関するあれこれのお話をしながら、 そ…
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喫茶店のおしぼりとジンジャーエール

炎天下を歩き回った後、 冷房の効いた喫茶店に入って、 ホカホカのおしぼりが出てきたら、 嬉しくないですか? それも蒸しタオル! コロナもあったりして、 最近のおしぼり事情は、 以前と違うのかもしれませんが、 それでも、清潔なレンタルの蒸しタオルは、 リラックス&リフレッシュの力があると思うのです。 お喋りマダムが、そんなお話をしています。 ピリッとさっぱり、 ジンジャーエールのレシピも🍹 【動画版】喫茶赤い手は、 私のポッドキャストで配信している オリジナルボイスドラマに画

紫陽花とアイスコーヒー

酸性は青、アルカリ性は赤 薔薇が終わる頃、紫陽花がぐんぐんと成長します。 花色でよく言うのは、 土壌が酸性だと青っぽく、 アルカリ性が強ければ赤っぽくなる、と。 梅雨の頃の彩りにピッタリな色合いだと思います。 最近はアメリカアジサイ、アナベルも 切り花としても人気ですね。 冷コー、アリアリで! 一口にアイスコーヒーと言っても、 その抽出方法はいろいろある、ということを マダムがお喋りしています。 また、昔の喫茶店はその呼び名も色々で、 レイコー、アイコー、アイス、など、

薔薇とミックスサンド

薔薇はいいわねぇ 今回のお客様は、常連さんのサラリーマン。 ですがその前に、 お庭のバラを摘んで持ってきてくださった方が いらしたようです🌹 お花を貰うというのは、花束でも一輪でも、 とても嬉しいものです。 以前、我が家の初代愛犬🐶が虹の国に旅立った時🌈 友人から送られた白いお花は、 何も言わずとも悲しみに寄り添って 慰めてくれたあたたかいメッセージでした。 ですから、嬉しい時も悲しみの中でも、 お花の力って、とても効力があると思っています。 私自身がお花好きで、 フラワ

ベトナムコーヒー

ゆったりボイスドラマ ゴールデンウィークが明けて、 ほどよく疲れが残っている頃に、 ふらっと近所の喫茶店で癒される、 というのは、たいそう理想的。 そこでマダムから勧められたコーヒーとは…? 苦味の中にこそ生きる甘さ。 まるで人生の甘味のよう。 なーんて。 考え事がある時、 公園を黙々と歩いて散歩してたら、 頭の中がスッキリ整理されて驚いた、というのは、 この頃の実体験。 季節は5月という設定ですから、 薔薇園も登場させました。 また、 知り合いがベトナム出張に行った際に

プリンアラモード

スライドショーのボイスドラマ 今回の『喫茶赤い手』は、お客さんが三人出てきます。 甘党のサラリーマンと、 お母さんと女の子の親子、 そして、この喫茶店がある商店街の雰囲気も、 少しだけわかるように作ってみました。 以前、私が勤めていたラジオ局の近くの、 アーケードのある商店街がモデルです。 八百屋、魚屋、肉屋、お茶屋、タバコ屋、 金物店、手芸店、靴屋、クリーニング屋、ミシン、 食堂、韓国料理、蕎麦屋、、、 そして喫茶店も、もちろんありました。 買い物した後、ついつい会話で引

レモンティー

どうして、紅茶にレモンを入れるんだろう。 あんなに酸っぱいのに。 果物として単体で食べることはほとんどないのに。 いや、ある。 激しいスポーツをする時、 登山する時、 輪切りのレモンを持って行く。 でも思いつくのはそれくらい。 だから、日常的に飲むお茶に、 レモンを浮かべるというのが、 どうしても特別に思えてくる。 でも素晴らしいフレイバーなのですよ。 口に含んだ時、香を嗅いだ時、 頭と胸に吹き渡る清涼感。 フレイバーティーの元祖ですものね。 ちなみにお話の中で、 唐揚げに

ネルドリップの思い出

喫茶店にも色々あるけれど 私がネルドリップと聞いて思い出すのは、 10年以上前に『一般家庭を喫茶店として開放しているお店』へ 行ったときの事です。 当時確かブログで見つけたお店で、 普通の家庭を喫茶店として開放しているとはどんなだろう?と 好奇心もあったし、 なによりそのブログの文章の書き方、作り方が、 とても人柄や温かみを感じて惹かれたのだと思います。 行ってみると、本当に普通の住宅街にある戸建てで、 低い石の門を入るとお庭があって、 そこを抜けると、 玄関の前に喫茶店の

『喫茶 赤い手』のこと

こんにちは。 一回目の投稿から、すっかり時間が経ってしまいました。 そうなるんじゃないかなぁ、などと思っていたら案の定で、 ある意味、先見の明がある私です。 このnoteの立ち位置をどうするか、 もう決めちゃおう、と、 いや、遅すぎる、と、 それならまず、 プライベートなお話など書いちゃうか?と、 なにせ、本ブログが別にある身なので、 そんなモワッとしたイメージでいたのですが、 それがいけませんでした。 何を書いていいのやら、、(空白) そんなわけで、やはりこちらのnote

noteはじめました。

こんにちは。 ずっと気になっていたけれど、 どうしても手がでなかったnoteを、 遂に始めることにしました。 というのも、すでにブログを一本持っていて、 さらにポッドキャスト、X(Twitter)、Youtubeも更新している状況で、 もともとネッ活(ネット活動)に、 それほど詳しくも機敏にもなれない不器用な私が、 これ以上手を広げて大丈夫か?と、心配していた為です。 自分で言うのもなんですけれど、 とても心配性で真面目なタチです。 よく、風呂敷を広げると言いますが、 四隅の