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ザ・ロックツアー『琉球弧の聖なる石を訪ねる〜沖縄本島編』

 沖縄本島にはウタキ・グスク・ガマと呼ばれる聖なる石が存在します。
2023年春、沖縄に活動拠点を移してから精力的に聖地と呼ばれるウタキ、グスク、ガマなどを巡っています。巡れば巡るほど、その圧倒的な聖地性に驚くと同時に、その奥深さに引き込まれてゆきます。
これまで、日本石巡礼、世界石巡礼を通じて聖なる石の世界を見てきましたが、ここ琉球弧の自然とそこに住む島人のプリミティブな信仰の形は、シンプルでかつ原初的で根源的な聖地空間を強く感じさせてくれます。  
 神羅万象に神が宿るとされる自然崇拝(アニミズム)が今でも息づいている南西諸島の島々では、目に見えない存在と交流してきた人々の祈りの暮らしが営まれています。
 「琉球国由来記」(1713年)には琉球国全土で929の御嶽(ウタキ)が記述されています。御嶽とは、どんな市町村にも必ず存在し、人々の生活に欠かせない拝所空間で、今でも信仰される聖地です。
 近年、沖縄の聖地は、急激な観光化による聖地環境の変化が見られますが、地域で大切にされている聖地は、その土地の宝でもあります。  

 今回、「琉球弧の聖なる石を訪ねる」をテーマに、沖縄本島の南部と中部を限定としたディープオキナワの聖地の魅力を、少人数限定でご案内させていただきます。          

  令和5年6月18日(旧暦5月1日)新月  大安 
                       須田郡司拝

北中城村
中城村
中城村

うるま市
うるま市
那覇市
南城市

◉開催予定日  
3月2日(土)、3月3日(日)、3月10日(日)、3月16日(土)、3月17日(日)、3月23日(土)、3月24日(日)
4月27日(土)、4月28日(日)、4月29日(月・祝)
5月3日(金・祝)、5月4日(土・祝)、5月5日(日・祝)
※スケジュールが空いていれば、他の日程でのご案内も可能です。お気軽に問い合わせください。

◉1Day ツアー「琉球弧の聖なる石を訪ねる~沖縄本島編」
 催行時間:10:00〜16:00 
 集合:9:50頃 那覇市内、または周辺
 出発:10:00  
 解散:16:00頃 那覇市内、または周辺

  以下の中からご希望をお選びください。
 A  沖縄本島南部編(那覇市、南城市、糸満市の聖なる石を巡る)
 B  沖縄本島中部編(中城村、北中城村、うるま市の聖なる石を巡る)

◉参加料金 1Day ツアー    
3名様以上の場合 1名様  ¥15,000
2名様の場合   1名様  ¥17,000 
1名様の場合        ¥30,000   
※参加費には、ガイド料、車代、保険料が含まれていますが、昼食代は別途となります。
◉募集人数:最大7名様

◉問合せメールアドレス:voiceofstone◎gmail.com(◎を@に変えて)

◉お申し込みは、下記フォームメラーからお願いします。希望日時をご連絡下さい。お申し込み後、メールにて詳しい行程をお知らせします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/66c73203788914

須田郡司プロフィール
群馬生まれ、北中城村在住。巨石ハンター・巨石写真家・石の語りべ。
国内や世界50カ国以上を訪ね、聖なる石を撮影。日本石巡礼(2003~2006)、世界石巡礼(2009~2010)を行う。「石の語りべ」として全国を巡り、その魅力を伝える活動をつづける。「石の聖地」研究、巨石マップ制作、巨石ツアーのアテンドを行っている。
著書:『VOICE OF STONE~聖なる石に出会う旅』(新紀元社、1999)、写真集『日本の巨石~イワクラの世界』(パレード出版、2008)、『日本石巡礼』(日本経済新聞出版、2008)、『世界石巡礼』(日本経済新聞出版社、2011)、『日本の聖なる石を訪ねて』(祥伝社。2011)、「月刊たくさんのふしぎ『おおきな石』」(福音館書店、2013)、写真集『石の聲を聴け』(方丈堂出版、2020)、『東北被災地訪問記録集』(自家版、2021)、『日本庭園は夢と心 安諸定男の作庭記』(石文社、2022)などがある。
連載:季刊「庭」(建築資料研究社) 須田郡司・磐座探訪


VOICE OF STONE プロジェクト事務局
須田郡司公式サイト:http://www.sudagunji.com/