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インディペンデンス・デイ

ボイスリードの江原です。

お陰様で8/31に約10年間務めた会社を退職し、音楽専業となりました。

まさに今日はインディペンデンス・デイ

※まだ「会社サボってる」間が否めない。上司に無断欠勤で起こられる気がしてならない。

節目ということで、少しこれまでの経緯を振り返ってみようと思います。





ボイストレーナーを始めたのは約2年前の2017年の10月でした。


自分でそれなりにボイトレの勉強はしていたので、興味はあったのですが、たまたまバンドのライブで共演した子に「教えて貰えませんか?」と言われたのがきっかけで、やってみようかなーという感じのスタートでした。(最初半年くらいはレッスン代タダで勉強させてもらってました。)

教育の“き”の字もやったことがなく、手探り中の手探りでレッスンしてましたが、自分のレッスンの中で生徒さん達の声や考え方が変わっていく様に興味が止まらなくなってしまい、いつのまにかトレーナー業にどっぷり漬かっていました。

本当にどれだけの時間とお金を使ったのだろう。

多い時には月に8回も東京勉強しに行って、起きてから寝るまでずっと歌や声について考える日々でした。若手社員につき薄給だったけど、貯金切り崩しまくって毎月10万位は勉強代に使った気がする笑 どんぶり勘定でやってたので正直もうわからない(が確実に手元のお金は減っていって、今だから言えるが一時期まじでやばかった)。

2018年7月には某ボイトレスクール(名前を出していいかわからないですが、分かる人は分かるので割愛)の代表に弟子入りして、


【教育とは何か、仕事とは何か、幸せとは何か。】


について学びました。とくに3つめがとっても大きかった。

その間、思考の変化が人生に変化を起こしていくのを強く実感しました。

そして、自分が気づかなかった、“弱さ”や“恐怖”を沢山知りました。

自分で0から何かを作るってもしかしたら初めてだったかもしれない。
意外と人生で0からってないよね?

自分で考えて自分で作って自分で運営するというのは僕にとっては滅茶苦茶面白くて、毎日夢中でした(いつのまにか体調を崩しているほどにw)。

今年度に入って位からはサラリーマン業とボイトレ業を兼業し、ほとんど休みなく活動していた気がしますが、ボイトレ業の時間はどんなに時間や体力がなくてもやりたかった。

それくらい楽しくて、やりがいがあって、夢中になれることに出会えたのだと思います。

2年前まで、いやもっというと半年前まで今日の自分の姿は想像出来ませんでした。そのくらい大きな舵切りだったし、目まぐるしい2年間でした。

その間、沢山の人に支えて貰いました、

まずは家族。特に妻にはとにかく迷惑をかけました。

大手企業に勤めていたので、辞めて独立するなんて普通の感覚からしたら「とんでもない」話ですが、僕の目標には常に共感してくれて「その代わりこれだけは守ってね」というのを決めてくれたので、僕はそれに向かって突き進むのみでした。

ほとんどの人が独立することを知らせた時に「奥さんが凄いよね」って言います。

ホントにその通りだと思う。ありがとう。

努力値を示すために毎日わざわざ隣でパンツ一丁で筋トレをしてしまったこと、この場をお借りして深くお詫び申し上げます。

両親も「独立する」って伝えたら「りょうかーい」位の感じでした。古風な考え方に囚われがちな人が多い中で、うちの両親は柔軟でした。すげえ。

そしてボイスリードスタジオを貸してくれているラブサウンズの久保家や自分のスタジオを持つまでたくさん面倒を見てくれたハードロックハウスの皆さん。本当にありがとうございます。

栃木から出てきた田舎者をビシバシと鍛えてくれて、いつも優しく僕の為を思って色んな事を教えてくれた東京のボイストレーナーのみなさんにも大感謝です。先輩方の背中を追ってこれからも勉強・鍛錬しつづけます。

最後に今ボイスリードに通ってくれているみなさん。
小さいスクールですが、見つけてくれて、選んでくれてありがとうございます。
難しい事は言いません。シンプルにこれからもっと面白くしていきます。
歌を軸としてみなさんの生活が充実出来るようにこれからより一層サポートさせてもらいますので、沢山歌いましょう。一緒に楽しいことしましょう。あと沢山練習しましょう笑(僕もやるので)

その他にも数えきれないくらいの方が応援してくれています。本当にありがとう。

今日という日は、かつては目標としていた日ですが

迎えてみると本当に始まりでしかないな、という実感です。

今後もやりたいことが沢山ありますので


姿勢と態度を見ていてください



読んでくれてありがとう!みなさん今後ともよろしくお願いします!



ボイスリード えはら校長

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