光の明るさを表現してくれるAndroidアプリ「Seeing Assistant Home」
スマートフォンのカメラを利用して光の明るさを表現してくれるアプリ、視覚障碍者にとってはとても便利なツールです。
特に全盲の場合は部屋の電灯の状態を知るうえで欠かせません。
iOS向けにはLight Detecter, Boop, Seeing AIなど、類似のアプリがいくつか存在します。
Android向けにも光の明るさを音や数値で表現してくれるアプリはいくつもあるのでしょうが、私はこれまで見つけられていませんでした。
このアプリは音・数値・振動で表現してくれます。
ポーランドのTransition Technologies S.A.では視覚障碍者向けのアプリをいくつかリリースしています。iOS向けにはSeeing Assistant Sailingというブラインドセーラー向けだと思われるアプリもあります。
Android向けには二つだけがリリースされています。
カメラを利用した機能をてんこ盛りにしたSeeing Assistant Home、
GPSを利用するSeeing Assistant Move。
いずれもメニュー言語は英語です。
Seeing Assistant Home - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=pl.com.tt.seeingassistanthome.lite&hl=ja&gl=US
この中の一つの機能がLight Detecter、光検出です。
デフォルトでは三つのフィードバック方法がオフになっているので、オンにする必要あり。
Sound, Lighting value, Vibration。
iPhoneではこの手のアプリは背面カメラを利用しますが、Pixel 6で試したところ表側のカメラを使います。もしかするとカメラではなく光センサーを使っているのかもしれませんが、それについては不明です。
ちなみにiOS向けにはSeeing Assistant Lightという光検出機能に特化したアプリがリリースされています。メニューから機能を選ぶ必要はないので手間は省けますね。