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窓辺の灯り

高校生の時の英語の教科書の中のイタリア語の一文が、なぜだか忘れられずずっと頭の中にあった。

イタリア語を習ったことはないので、字面を自己流に発音して覚えたいた。

旅行会社に入社して、後輩ができたときにその自己流イタリア語をお披露目する機会を得た。後輩は大学でスペイン語を専攻していて、イタリア語もある程度わかると聞いて、ずっと頭から離れられない一文を言ってみた。

「あ、それは 窓辺の灯り という意味です。 発音もほとんどあっています。よく覚えていましたね」

彼女は私のなんちゃってイタリア語を聞いてそう言ってくれてた。

今でも時々、そらんじてみている。

そんな言葉を増やしていけたらいいなと思う。




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