夕飯の途中で寝ちゃう子・食べ終わるまで絶対寝ない子
長男は食事の途中で絶対に寝ない子だった。
しっかり最後まで食べる。
まぁ、第一子は大人の中で育ち、すぐにバテる親との遊びで体力をぎりぎりまで使うような日々ではなかったからかもしれない。
それに引き換え、次男は3つ違いの兄の後ろをついていき、毎日限界まで遊んでいた。自分も兄と同じことができると信じていた。まだまだお昼寝が必要な月齢なのに、お兄ちゃんと遊びたくて遊びたくて毎日がんばっていた。
よく突然スイッチが切れたかのように、とんでもないところで寝落ちしていた。
静かだなとおもったら、テーブルの下で、和室の片隅で、すーすーっと。
一番多かったのは食卓。
夜ご飯を食べ始めて少し空腹が満たされると次男は舟を漕ぎ始める。
ベビーチェアーに座ってベルトをしているからいいものの、そうでなかったら非常に危ないゆらゆらタイム。
しまいには、お皿に顔をうずめてしまう勢い。
実際、何度かお皿に顔を入れてしまったことがある。
舟を漕ぎ始めたら、そーっと食器をよける。
何度か、大きくがっくんがっくん体を揺らしたかと思うと・・・
やがて片方のほっぺを下に、テーブルの上に頭をのせて、スースー寝息を立て始める。
そうなると、つついても起きない。
ぼちゃぽちゃのふっくらほっぺはお餅のよう。
冬ならそのほっぺをお供え餅に見立て、よくみかんをのせて長男と笑いながら観察していた。
ひんやりとしたみかんをのせてもピクリともぜずに寝続ける次男。
一人、寝てしまうと急に静かになる食卓。
長男とゆっくり残りのご飯を食べる。
「また、寝ちゃったね」と長男が言う。
「そうだね」と私。
当時は、その後のお風呂や寝かしつけのことを考えて、やれやれといった感じだったけど・・・
振り返ってみると、なんと幸せな時間。
この記事を書くきっかけをくださったのは、雲子さんのこちらの記事です。
「赤ちゃん鑑賞会」という素敵な場面がでてくるので、ぜひ皆様もクリック!
雲子さん、あったかい気持ちにさせてくださって、本当にありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また次のnoteでお会いしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?