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極端であれ。ボイスキャリアに込めた思いについて

Edu Studioで代表を務めております、原誠一郎です。
Voice Career(ボイスキャリア)を去年の6月末以降、試作品としてローンチし、10ヶ月近くが経とうとしております。リリース直後は機能も本当に最小限で、まずはニーズだけ確認しようと、エンジニアさんにご協力いただき激安でつくっていただきました。(ありがとうございました泣)

それから就活生(ユーザーさん)と何度もディスカッションをし、使いやすい機能にのみ絞って追加して今のUIUXに至ります。いかんせん初めての起業&非エンジニアゆえ、とにかく色々な方々のアドバイスを聞いて現形になりました。今後会社が大きくなればスクラッチ開発なども検討したいです。
https://voicecareer.net/

今回はじめてnoteを書こうと思ったきっかけは、ボイキャリはまだまだ小さなサービスでありながら、サービスの特性上、世の中に対して、しっかりと説明・発信していく必要があると考えているからです。発信は苦手なのですが頑張りますので少しだけお付き合いください。

いわゆる口コミサイトとは違い、音声データを集めたサイトなので、発想としては新しく、「歓喜」と「懸念」の両方の反応をいただきます。もちろん前者はユーザーさんである就活生、後者は人事の方々です。

認知度もまだ低いので、数社ではありますが、情報感度の高い人事の方々からは、「常識的ではない」「違法性はないのか」など、お叱りのお言葉をメールで頂戴することもありますし、直接ご説明のお時間をいただいたこともあります。今後認知度が上がったらもっともっと話題になるでしょう。
※言わずもがなですが、複数の法律事務所様に構想段階でご相談し、リーガルチェックを実施済みです。

すべて想定していたことであり、事業構想段階で、社内で何度も議論しあった結果、「社会を前に進めるためにやるべきだ」と判断して今に至っております。今回はボイキャリに込めた思いについて発信できればと思います。

就活の早期化・長期化を課題と捉え適応させる

ボイスキャリアが生まれたきっかけは就職活動の早期化・長期化です。どうしても売り手市場・人材不足で争奪戦になっている現状では、企業側の動きが早くなることは予想もできたことですし、パワーバランス的にどうしても「企業の動きに学生が合わせる」といった状況になりがちです。

一方で、学生一人一人のキャリアを考えると「在学中、熱中できることに没頭していた学生が不幸なファーストキャリアを歩む」という本末転倒なことが起きています。これを、「情勢を読めない学生個人の責任だ」として社会が切り捨て、一生解決されない日本就活の負のスパイラルを放置することだけはしたくありません。

この流れは止まらないと分かった上で、忙しい就活生でも、単なる情報戦に時間を浪費するのではなく、少なくとも自分のキャリアに本気で向き合う時間はつくれるように、少しでもテクノロジーの力を活用し、適応してもらいたいとして、就活生と共にこのサービスをつくっていくことを決めました。

企業-求職者間に「嘘偽りのない」情報を流通させる

情報発信が、誰でも、簡単に、自由にできるようになった時代です。
「正しい情報」「全くの嘘情報」「正しいとは言えない情報」がネット上に飛び交っています。企業-求職者間においても同じです。特に求職者が大学生ですと、いくらネットリテラシーが抜群なZ世代であっても、ファーストキャリアは人生で一回きりの体験であり、どうしても情報格差が生まれやすいです。どの情報を参照するかによって大切なファーストキャリアの意思決定が大きく変わります。

昨今は生成AIの普及によって、特に文字コンテンツはより大量に量産できる時代になり、いわゆる信用できるとされていた情報サイトなどでも、フェイク情報が大量に投稿・生産されているといった事態も起きており、今後文字コンテンツの信用度は一定下がっていくと考えます。

ボイキャリに掲載している音声は「1次情報」であり、ユーザーさん自身で正しい情報なのか否かを判別できる、我々で操作しようの無い「嘘偽りの無い」情報のみを取り扱っております。企業側にとっても、求職者の方々に伝えたい情報を正しく伝えることができる情報伝達手段であり、今後双方の意思疎通や意思決定に大きく寄与できると確信しております。

極端であれ。

最後に、自分の生き方として大事にしている言葉を添えて終わりたいと思います。これまで自分自身、人生の様々な場面で、極端な意思決定をしてきました。ボイキャリの構想段階でも、当たり前のように懸念を示されましたし、まだ作ってないのに説教をされるなんてこともありました。笑

「変なやつ」「頑固」と言われることも日常茶飯事ですが、今まで一度も「そんなの無理だよ」と周りから言われたことはないです。やり切る人間だと期待していただいているからだと思います。

今後も仲間と共に、誠実に事業を伸ばしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



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