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【Membership】A-oneラベルシーツ#31295を使ったご提案シール

第56代天皇となる清和天皇の子から源氏二十一流(816)が武士の源流となる
天皇の孫が臣籍降下によって平の姓を名乗った4流派が平家(734)

甲斐の武将:武田信玄の遺したとされる言葉の中に「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」というものがあります。


保険提案は一般の方には身近なようでいて、契約者が能動的に検討する事が非常に難しい金融商品だと私は考えています。

本来は顧客自身に自分のリスクマネジメントを自発的にさせることが重要ですが、普段自覚することが難しい潜在ニーズを満たす金融商品が生命保険です。

多くの人は病気やケガ、障害や介護、果ては死亡などの非日常を臨んでいません。しかし現生人類(ホモ・サピエンス)が200万年前に誕生してからこれまで1080億人以上が誕生し、全ての人間は死に向かっていることに異を唱える人はいないでしょう。

私たちは生まれた瞬間から残念ですが誰しも、死に向かって生きています。

生物にとって「痛み」は本能的に避けようとするものです。それは「死」につながるものであり、本能は「生」を臨んでいます。



しかし人間は進化の過程で、脳が大きく三層で構成されています。
生物としての本能を司る爬虫類脳、感情(情動)で動く哺乳類脳、理性(理屈)で動く人間脳です。

まず最初に反応する爬虫類脳は「これは○○だから○○した方が良いだろうか…」などと考えている暇がありません。そんなことをしていたら生き残れませんので、反射的に即断即決をします。このため反射脳と呼ばれます。

これを包み込むように哺乳類脳があり、「これは○○だと感じる」という喜びや悲しみなどの情動(感情)で物事を判断しようとします。
しかし感情に任せて物事を決断するというのは失敗も少なくありません。

更にこれを包み込むように人間脳があり、理論(理屈)で物事を理解し、納得しようとします。

この3つの脳をサイモン・シネックは「ゴールデンサークル」と表現し、人の行動がどのようにして行われているのかを分かりやすく説明しています。


これらのバランスによって人間は判断をしているわけですが、テレビやYouTubeなどの動画配信やスマホやSNSなどに触れる時間が多い人ほど声の大きい意見に飲み込まれやすいエコーチェンバー現象や、自分に都合が良い情報ばかりを集めてしまうフィルターバブルやに陥りやすいとされています。

生命保険で備えることができるものの殆どは「万が一」という人が、本質的に日常で経験をする日々の出来事ではなく、非日常が日常になる出来事です。

「痛み」や「死」に自ら近づこうという人は普通ではありません。(マゾヒストや破滅願望などがある場合を除いて)

このため担当者を介さず、またその手助け設けずに自発的・能動的に保険を検討する事、備えること、またその契約を維持する事はかなり難しいと言えます。

定期的にできれば年1回くらいは、どんなに少なくとも3~5年*に一度は面談をして契約内容を確認。また収入や資産、社会保障の変化に合わせて適時見直しを行うことも重要です。

*2年ごとに健康保険、3年ごとに介護保険、5年ごとに年金制度の見直しが行われそれに合わせて社会保障制度の仕組みや備えるべき保障が変化していくため。


そうした中で保険担当者の役割、特に保険代理店で複数の保険会社を扱っている担当者にとって、そうした顧客が認識していない社会の変化と顧客自身のライフプランやライフイベントの変化、そして顧客のニーズに合った提案を如何にするかは非常に重要です。

面談時は目の前にお互いがいるので質問もできますし、説明もできます。

しかし殆どの日本人は残念ながら質問をしません。
また帰宅してその持ち帰ったパンフレットや設計書などの資料を開いても殆どの顧客にはさっぱり意味不明なものになってしまうことでしょう。

今度の休みに考えよう…記憶の低下は1時間後にはもう半分ほどになっています。こんな薄れた曖昧な記憶の状態でまともに検討ができるでしょうか?

小中学校で「予習・復習が大事」と言われますが、それはこうした記憶の定着と再び覚えるための労力を省力化するためなのです。


また医療・がん(特定疾病)・就業不能・介護・認知症・死亡などの保険種類(ジャンル)の違いについても理解を複雑に感じさせる要因になっているでしょう。

このため顧客に同時に提案できるプランはせいぜい2つ、多くても3つまでだと考えています。


保険業界にはどうにも建前と本音があり、パンフレットや設計書などに保険募集担当者が加筆することを規制するルールがあります。

※蛍光マーカーなどで線を引く程度は問題ないが、文字を記入するなどはNGなど。

そこで松竹梅と顧客の予算に合わせて提案をする場合、このようなシールをパンフレットや設計書に貼ることで比較がしやすくなるのではないかというのが今回のツールです。


提案プランの松竹梅シール

ラベルシールのエーワンが出している品番【31295】を利用しており、同社のフリーソフト「ラベル屋さん」で作成しています。

ポイントはキレイにはがせるシールを使う事!
プリンタ兼用だとインクジェットでもレーザープリンタでも印刷可

松竹梅と同じように、外貨建て保険においては「米ドル建」「豪ドル建」のパターンのシールも作成してみました。
(ユーロ建は取扱保険会社も少ないし、殆ど使わないだろう…)

私、実は今から20年くらい前の学生時代に家電量販店でアルバイトをしていました。プライスカードやPOPなどをお店ごとに作成していたり、新店舗立ち上げ部門にいた際にはVMDなどのラフなども担当したりしていました。

VMD(Visual Merchandising)
上図における「メモリって何!?」などのような商品選びの際に役立つ
説明書きやオススメポイントを紹介したパネル

なのでこういうものを作るのは地味ですが、慣れたものです。「Excelはお絵描きツール」は当時のパソコンコーナー担当者の共通認識でしょう(笑)

今では信じられないかもしれませんが、20年前…2000年代初頭まで家電量販店の店舗のプライスカードはお店ごとにExcelで作成していたのです。

本社の専門部署がデータを配信して電子プライスカードに代わったのは2019-2021年頃とかなり最近の話です。

そうして培った無駄な技術(?)がこうして役に立つかもしれないのですから、昔取った杵柄きねづかというのは案外馬鹿になりませんね。


ファイルはPDF、またラベル屋さんで編集用の2パターンをMembershipで共有しています。
印刷は手差し(厚紙・高画質モード)を指定してください。

イラストはいらすとやさんのもので、誰でも簡単に作れますが結構かわいくできた自負があります。

オーストラリアの国旗はニュージーランドと紛らわしいので、コアラの絵を追加。これに合わせて米国の国旗に自由の女神を付け加えました。

募集人の皆様の募集活動、ご提案に役立てて頂ければ嬉しく思います。
また使ってみてのお客様からの声などがあればコメントなどにいただければ嬉しいです。

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