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4月放送開始『推しの子』の劇場先行上映と1話に凝縮して散りばめられた伏線について
My Best of best2022(劇場アニメ)
映画はちょいちょい観に行っているのですが、noteにアニメ関連を書くのは恐らく昨年12月の『THE FIRST SLAN DUNK』以来ですね。
日本でも大変な人気ですが、韓国など海外でもものすごいヒットになっているようでうれしいです。
予告していた通り『かがみの孤城』が私の中では2022年アニメ作品のベスト・オブ・ベストだったことをこの場を借りて、報告しておきます。
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一部での局所的な盛り上がりでしたけど、私は何度も号泣しました。
もっと知られて多くの人に観てほしい作品ですね。
さて、今回は2023年4月12日23時(TOKYO MX)からTVアニメとして放送開始される『推しの子』の第1話先行上映に初日行ってきました。
私の映画.comレビューは今年初の【★★★★★】です。
鑑賞したのは毎度恒例、私のお気に入りのグランドシネマサンシャイン池袋(GSS池袋)です。
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最上階に日本最大のスクリーンIMAXレーザー/GTテクノロジーシアターを持ち、
12スクリーン2,443席で都内でも最大級のシネマコンプレックス
フロア・エスカレーター壁面に飾られた数々の名作たちへの想いを回顧しながらスクリーンに向かうのは映画ファンとしては至上の喜びですね。
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そしてシアターへつながるこのレッドカーペットの上を歩きスクリーンへ入場です。
まるでアカデミー賞授賞式に参加するような気分、これから素敵な作品と出逢う時間のはじまりになるんたというドキドキは特別感があります。
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スクリーン入口横で金色の額縁にディスプレイされている素敵な演出
ということで、今回は先行上映された『推しの子』を大いに推して行きたいと思います。
しかし4月まで待っていればTVなどで無料で観られる作品を、先行上映とは言えわざわざお金を払って映画館で観る価値はあるのかと感じる人もいますが、お金の価値感は人それぞれ。
私は先行上映にお金を払う価値、劇場で観る価値は大いにありだと考えています。
まずは大スクリーンと家では容易には再現のできない音響設備、そしてCMや電話・メールなどに遮られず、ながら視聴などさえさせない100%作品だけに集中できる時間と没入感、空間にお金を払う価値があると私は考えています。
一昔前と違って映画館ごとでファーストデイやレイトショーの他にウィークリーで割引の日や会員割引、会員になれば視聴ポイントで割引や無料でも鑑賞できる曜日が増えます。
安さを優先したいならイオンシネマとかでミニオンズカード使うとかありますし、私のような時間と空間、体験にお金を使う人もいるでしょう。
私の座右の銘は『出逢った人と作品は、人生を豊かにする』です( ͡° ͜ʖ ͡°)
原作×作画、奇跡のタッグ
今回の記事で推すアニメ『推しの子』は、週刊ヤングジャンプで連載中の人気漫画で、原作は『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の赤坂アカ先生。
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個人的に石上×藤原の容赦ないやり取りと、ミコちゃんのチョロ可愛さが大好きです
作画は青春恋愛マンガの傑作『クズの本懐』などの横槍メンゴ先生によるコラボ作品です。
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可愛い絵をしていますが、登場人物はクズしかいない…()
もうこれだけで好きな人にはタマらない組み合わせですよね( *´艸`)タマラン
面白くないはずがない!!!
尚、赤坂アカ先生がマンガ家としては『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』完結を持って引退を発表しています。
そして『かぐや様』と途中から並行して連載が始まった『推しの子』でそうであるように、今後は原作者として今後は活動していくことを表明しています。
ちなみに横槍メンゴ先生の女の子の可愛さは『君は淫らな僕の女王』でも堪能できます。
ええ、ヒロインの昴が可愛すぎますね。
私はこっちから入りました(何の報告?)
女の子がめちゃくそ可愛く心象描写まで描く横槍メンゴ先生の画力に、赤坂アカ先生の緻密に張り巡らされた伏線と時折差し込まれる心の情緒をぶっ壊すギャグ。
傑作になること間違いありません。
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『推しの子』とは
ネタバレや攻略本ほど人生の価値を損なうものはないと私は思っています。
作品は自分の心と感性でこそ、感じてほしいものです。だから他人のレビューの高さで作品や食事を選ぶのは勿体ないと思います。(オイ!)
この作品をまだ読んでない、観てない人は人生で出逢うべき作品に出会わず、半分くらい損しています(断言)
なのでまずはどんな作品なのか、アニメ版のPVをまずはどうぞ。
アニメ『推しの子』PV
PV観て、少しでも気になったら是非これ以上この記事は読まず原作または映画・アニメを見て下さい。
この劇場で上映された第1話は「第一章 幼年期』というプロローグであり、作品全体の根幹でもあり、ここをきちんと正しく楽しめなければ後はシュールで、スリリングでただただ秀逸なミステリーサスペンス作品どまりです。(いやすごいことだけれど…)
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自分のペースで読んだり、観た方が絶対楽しめますよ?
(引き返すならここまで。私は止めましたからね!)
『推しの子』放送スケジュール
<<ここからネタバレあります>>
以下は私の推しポイントを気の向くままに第1話の内容を書き綴っていきますが、途中から思い切りネタバレありなので、予めご了承ください。
独断と偏見によるあらすじ
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弱小芸能事務所のB小町というマイナーアイドルのセンター:星野アイの秘密と、地方病院の産婦人科ゴローが研修医時代に出逢った10代前半の難病治療中の少女さりなを巡るエピソードから始まります。
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闘病中のさりなにとってB小町、特にセンターの星野アイは同い年くらいで歌って踊れて、容姿も抜群に輝いて見える憧れの存在。
熱烈なさりなのアイ推しに触発され、ゴローもやがてアイを推すファンになっていきます。
しかし別れの時はやってきて…
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健康ではない身体、同い年の子どものように走り回ったり、学校に行ったりすることがないまま病院で過ごしてきたさりなの人生。
芸能人の子どもに生まれたら、生まれながらに容姿・資産・コネがあってうらやましい…もし生まれ変われたら――
さりなとの別れから数年後、アイが突然の療養のため活動休止を発表したと同時期にゴローの務める地方病院に素性を隠した16歳の少女が診察にやってきます。
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――あ、アイだ!!!
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いちごプロダクション(芸能事務所)の社長
推しのアイドルが妊娠、検査の結果、胎児は双子。
そしてその担当医としてアイと関わっていくことになるゴロー。
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*人工中絶をする場合は21週6日目までに手術を行う必要がある。妊娠週数の数え方は最終月経があったところから数えるので要注意。
そしてアイは事務所社長の反対を押し切り、子どもを生み、アイドルを続ける決断をゴローに打ち明けます。
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そして出産予定日を迎え、アイは双子を無事に出産。
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しかしゴローはある事件に巻き込まれて死亡。
なんとアイの子どもに転生…(!?)
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B小町のセンターとして療養明けからどんどん注目を集め、トップアイドルとして駆け上がっていくアイ。
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アイドルとしての笑顔の裏で、二児の母親としての顔を隠しながら、また自分の家族やアイドルになったきっかけを隠しながら彼女が進む先に待っていたのは‥‥。
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まさか双子のもう一人も転生者(しかもガチのアイ推しオタクの女の子…さりな)だとは…というお話。
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繰り返しになりますが劇場で先行上映されるのはアニメ『推しの子』という作品の第1話部分、いわばプロローグ(第1巻に相当の「第1章 幼年期」)を約90分で一気に駆け抜ける物語です。
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初回拡大放送は時々ありますが、約90分と発表された時には「ほぼ映画かよ!」と思いましたが、まさか劇場で先行上映とは思い切った展開ですね。
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そして『推しの子』は愛と憎しみの物語です。
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そして第1話は高校生になったアクアとルビーが高校に通い始めるまでのエピソードです。
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アイの物語が終わり、そして二人の物語が始まる…
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アニメはどこまで描く?
第2巻(アニメ第2話)以降は、4月の放送開始で観られるのですが今のところ何クールで何話構成なのかも公表されていません。
恐らく春アニメなので12-13話で1クール*で一旦終了。夏アニメとして続くのかインターバルを開けて2期以降が描かれるかでしょうか。
*ドラマやアニメは3か月クォーターを1クールと呼ぶ
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳~』を例にとると原作28巻で完結。アニメ化は2019年冬アニメ(1-3月)として1クール放送され、2期は2020年春アニメ(4-6月)で1クール、3期は2022年春アニメ(4-6月)として1クール、そして2022年年末に劇場版で補完エピソードを公開し、原作14巻あたりまでをアニメで描きました。
こちらは平野紫耀、橋本環奈らを主演に実写劇場版も展開されて大ヒットになりました。(まさか実写化で続編まで作られるとは!)
『推しの子』は原作が既に11巻*なので2~3クールは制作できるけれど、アニメもビジネスなので収益を観ながら2~3年かけて順次続編が作られるかもしれません。
*原作コミックは先行上映と同じく3/17に第11巻が発売開始。
今回のアニメ放送がまず1クールだとすれば、2023年春アニメは原作3~4巻あたりまで。
「第二章 芸能界」「第三章 恋愛リアリティーショー編」、引っ張って「第四章 ファーストステージ編」あたりまで一気に描かれるでしょうか。
原作はその先の「第五章 2.5次元舞台編」「第六章 プライベート編」「第七章 中堅編」「第八章 スキャンダル編」「第九章 映画編」と続いています。
私の推しの子
沢山の登場人物がいて、主人公のアクアとルビーも好きですが、私のイチオシの推しの子は第1話でも幼少期の姿で登場。
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やっぱり圧倒的に「重曹ちゃん」こと、有馬かな推しです( *´艸`)
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子役時代(第1話)から芸能界で働き、失敗や苦労もしてきましたが…。
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演技力も高く、可愛く、一生懸命さが空回って色々不遇なキャラですが、クソ可愛いです。
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調子に乗るとすぐ図に乗り、アクアへの俳優としてのライバル心、友人として…
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そして隠し切れない恋心に胸が締め付けられます。
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一度描いてみたかっただけのロング重曹ちゃん #推しの子 pic.twitter.com/DluqJVeAL5
— 横槍メンゴ⋆꙳⟢🪐˖⊹【推しの子】 (@Yorimen) August 3, 2022
妹であるルビーと重曹ちゃんはアクアへのツッコミも息ぴったり(ん?)
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そして対になるのが、恋愛リアリティーショーで共演したことをきっかけにアクアの彼女として世間にフリをしていくことになる黒川あかね。
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恋愛リアリティーショー編で登場したての頃のあかねは結構、性格キツそうな美形女子でした。
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あかねは偏差値78。しかも劇団所属の実力派女優で、真面目。
しかし不器用な女の子でした。
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しかし真面目さがから回って与えられたキャラクターではない、自分の役所を見つけられず恋愛リアリティーショーでは他の出演者を意図せず、邪魔してしまった上に怪我までさせてしまいます。
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幸い軽傷で相手も気にしないと言ってフォローしますが、これにリアリティーショーを観ていた視聴者などがSNSで炎上。
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誹謗中傷が始まり、精神的に追い詰められてしまいます。
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これを機転を効かせて救ったのがアクアでした。
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あかねはアクアに立ち回りの助言を求め、役になりきれずにいたあかねに自分の憧れであったアイを推します。
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持ち前の頭脳を使ってアイになりきるためにアイを徹底的にプロファイルしたあかねは…。
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あかねの超絶プロファイル
(役になりきる時は毎回やって…)
アイがまるで乗り移ったかのような、表情と演技でアクアの前にやってきます。
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(両眼にアイと同じく星が!!)
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これには普段クールなアクアもアイを彷彿としてしまい…
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あかねはアクア好み(アイ)になるために恋愛リアリティーショー編以降は髪を伸ばし始めて、雰囲気もどんどん柔らかく。
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アクアにはあかねに近づく理由がありました。
それは墓場まで持っていくべき、アイの秘密にたどり着くほどのプロファイル能力でした。
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アクアはあかねのプロファイルで自分の父親を見つけ出す手掛かりにしようとしたのです。
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リアリティーショーで告白、キスをした二人。番組が終わっても世間的には付き合っているフリをその後も続けます。
本当の恋人ではないとしても、重曹ちゃんにとっては仕事でもプライベートでも強力なライバルです。
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SNSにデート写真を投稿するあかね
(重曹ちゃんにとっては外堀を埋められていく状態)
自分のことをあまり話したがらないアクアですが、あかねはアクアの抱える闇を受け止め、癒そうと尽くします。
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健気、くっそ可愛い…尽くされたい…(語彙力…)
あかねは役になり切る「没入型」、
重曹ちゃんは周りの演技を引き立てる「適応型」
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生まれ持った素質と育ってきた環境の違いが二人の演技派女優たちの個性を際立たせる上に、横槍メンゴ先生の絵だから女の子たちがめちゃくちゃ魅力的に描かれているので、これは仕方ない。
誰か一人だけ推すというのは酷というものです( ;∀;)
ちなみに赤坂アカ先生が描く少し前の黒川あかねさんがコチラ。
めっちゃかぐや様に出てくるキャラクターっぽさが!!(しかし可愛い…)
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『推しの子』にはその他、赤坂アカ先生の『かぐや様』に登場する名前とクロスオーバーするキーワードやキャラクター名が幾つかあります。
重曹ちゃんが活躍するドラマの作品名「今日あま」とか、
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姓もそうですよね。『かぐや様』では不知火ころも。
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『推しの子』では黒髪美少女の不知火フリル
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設定上は『かぐや様』の不知火ころも(3年)は姉、『推しの子』の不知火フリル(1年)は妹らしいですね。
そしてルビーを撮影した女性カメラマンは…
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わざわざ時間軸がこのように表現されている意図は…?
上映時間と劇中に描かれた伏線
「アニメには意図のない描写は存在しない」は私たちアニメファンの常識です。
第一話にはこのアニメ化によって描かれるであろう登場人物たち、そして伏線が凝縮しています。
どこに隠れているか、出てくるかを探してみても楽しいかもしれません。
ちなみに4週かけて週替わりの特典が設けられていて、放送開始される直前まで我々ファンを劇場で引っ張る気満々のようです。
皆さんは一体、いくつの伏線を発見できるでしょうか。
さて、ここからはなんてことのない、気づく人は気づいている第1話の隠しネタです。
第1話の先行上映の上映時間は約90分です。
そして劇中で描かれる内容はエンドロール後までしっかり楽しめる内容になっています。
この作品は恐らく第1話が『推しの子』という作品そのものの「最初の終わり」であり、かつ第1話エンドロール後の描写が『推しの子』という作品そのものの「物語の終わり」の構造になっているのではないでしょうか。
この根拠は後半「タイトルの秘密」で触れる予定です。
また『推しの子』の原作は物語の舞台をアイドルや芸能界、リアリティーショーやYouTuberなどの動画配信や漫画家、演劇(2.5次元)、サスペンス、復讐劇と実に現代の我々が接しているいわばまぶしい世界を描いています。
これは赤坂アカ先生の構想…かぐや様の最終巻前後から明かされた伏線や込められた数々の描写しきれなかった思いと同様に、非常に優れた洞察力と見識、視点の切り口を持っているからできる事です。
あちこちに張り巡らされた伏線は『推しの子』でも健在です。
どこに、どれだけ仕込まれているのでしょうか。
私は先行上映のこの第一話、上映時間にもそれが仕掛けられていると思いました。
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84分…ひっくり返すと〇KB48などの現代の象徴的なアイドルグループを反転した、舞台裏から描いた風刺というニュアンスが込められているのではないでしょうか。
つまり以前、私が『シン・エヴァンゲリオン:||』で指摘したアレなのです。
これです、これ(笑)
偶然?いや、絶対狙ってやっているでしょ。
だって赤坂アカ先生ですよ?( *´艸`)
わっかるかなー?わっかんねーだろうなぁ(死語)
作品に込められた数々のヒント(仮説)
ここからは期間限定で無料公開し、アニメ放送が始まったら有料記事に変更します。
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