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自己紹介リレー22「再認識」by 甘茶

夏頃に加入したてほやほやの甘茶です。
SNSから始まるコミュニティなるものに初めて加入し、一人でボカロやってたときよりも雪崩れ込む圧倒的情報量に改めてボカロの広さに日々感銘を受けています。

なぜボ教botに参入したのか

ある日の朝、ツイッターでボカロ曲を探すということを覚え始めた私はこのbotを発掘します。

以前から常日頃「こんな素敵な曲を私の周りの人は知らないのだろうか、共有できないだろうか」と感じていました。
世の中には布教するツールはあれど、結局は布教者のステータスがあって初めて効果が発揮されるものです。詰まるところ自分にはボカロにおける権力と人望がありませんでした。
裏垢で「www.この曲良かった.com」と呟いたところで1いいねがいいとこです。その「いいね」は「聞いたよ良かったよ」という意味なら喜ばしいことですが。

さて、そんな悶々とした生活に朝の陽光が差し込みます。

私は居ても立ってもいられず、応募フォームに3時間ほどへばりつきました。あとから聞けば、平均よりもややどころか滅茶苦茶な文字数であったようで、まぁ、人生には落ち着きをなくすことは多々ありますね。振り返るのはよしましょう。


好きなボカロ曲 4選

ここでいう「好きな曲」というのは、単純に好きというだけでなく自分の人生で強く心を揺さぶり、影響を与えた曲のことです。パッと出てくるのはこちらの4選になります。

ドライフラワー / 紫嶌 開世 feat.Vocaloidと人の声

ボカロをニコ動で漁っていた頃に、恐らく当時最も衝撃を受けたのがしじまさんの曲で、本曲『ドライフラワー』には文字通り圧倒されました。
人とボカロが共に歌うことや、今まで聴いたことないような曲構成、常識破りな「叫び」だと思いました。強制的に音に泣かされます。

クラウン / KulfiQ feat.初音ミク

まだボカロ聴き始めの頃に出会った曲です。当時は繊細な中学生でしたので、本曲の絶望のなか励まされるような、共に悲しむような歌詞とサウンドに初めて音楽で泣きました。自分の気分によって、意味が変わって聞こえます。

ナミダバラージ / サイオナP feat.VY1V3

サイオナPさんが『有理数プラネット』で話題になっているところを発見し、チップチューンとその独特な音調に惹かれた結果見つけた「お宝」です。
こちらは自分の人生やら経験やらを抜きに、自分でも驚くほど好みに該当したんだと思います。ドラマチックであらゆる水の表情が感じられる逸品です。

きらきらひかる / カラスヤサボウ feat.鏡音リン

カラスヤサボウさんを発見し、ハマり、巡回し、巡り合った「救い」という言葉がピッタリの曲です。私的に。
退廃を寂しげながら謳う歌詞で、共感できるようなストーリーではないはずなんですが、どうしてかどんな日でも気持ちを少し上向きにして、太陽が見えるような、そんな曲です。


ボカロとの出会い

私とボカロの出会いは、某死ぬ気で戦うアニメに出てくる女の子のキャラクターがミクさんの『IevanPolkka』にのせて公式動画の如く腕を上下に振っている、いわゆる「MAD」の類を見たのがきっかけです。
当時はまだネットビギナーであった私は元ネタを見ても正直なにもパッとしませんでした。というか、分かりませんでした。
『IevanPolkka』と『初音ミク』の関係性も、そもそも何なのかも分かりません。

そこで、兄に聞いてみました。
『IevanPolkka』のことは教えてもらえませんでしたが、『初音ミク』に関してはなにかのPVを見せてくれたのです。可愛いアクアブルーの萌え萌えで電子的な女の子が歌っています。

ちょっと引きました。

しかしその後、学校の「漫画アニメクラブ」に所属していた頃、友人が『悪ノ娘シリーズ』の曲を聞いて泣いているではありませんか(どちらかというと手書きPVの『悪の召使』のほう)。

ちょっと引きました。
が、オタクとの距離が割と近くて、オタクの心を搔き立てるこの「ボカロ」に、私は興味を持ち始めたのです。


おわりに 私とボカロの関係

おそらく私は、このbotメンバーの中ではボカロへの関心が薄い方に該当します。
ボカロのイベントの類に行ったことがない、CDの枚数も少ない、Pのこともよく知らない、コンパスやプロセカもやってない。傍から見れば完全に舐め腐ってます。
botに参加して申し訳ないと感じることが増えました。

ただネットに投稿される新旧ボカロ曲を聞いてはプレイリストに入れ、視聴する日々が私とボカロの距離感です。
でも移動時間、待ち時間、休憩時間、作業時間、何かの傍らにボカロを置き、なんでもないときや、なにかがあったときの景色を情景に変えてくれています。時には私に新しい選択肢や、救いを与えることもありました。

感謝しないといけないな、と、書いていて改めて思いました。
このbotでの活動や、個人としても感謝還元運動やっていく所存です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。長々と雑に語ってしまい恐縮です。では、これにて失礼いたします。





ちなみにサムネをこの紹介用に描いたのはいいのですが、ちょっと骨格が人間じゃないのでひっそりと直します。そのうちね。

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