見出し画像

【全20曲】2017年のボカロ曲を振り返る!【第1弾】

2017年も12月に入り、いわゆる「年の瀬」を迎えたわけであります。ぐりーんは今月20歳の誕生日を迎えるのですが、それが過ぎればいよいよこの節目の年も終わるんですね。

それはそうと、2017年はボカロ界隈にとっても「ミク10周年」という節目の年でした。かつて界隈を牽引していた数多のPの帰還や、これからの界隈を牽引していくたくさんの新星が曲を発表してくれて、リスナーとしてもとても楽しい1年だったと思います。

今回はそんな今年の楽曲を振り返っていきたいなと思ってnoteにまとめました!僕の偏見でヒット曲や好きな曲を厳選して紹介していきます!聴いたことのない曲は是非聴いてみてくださいね…?1月から順を追っていきます!

1.GLEAM NEON/蜂屋ななし

最初を飾るのは注目の北海道民P、蜂屋ななしの「GLEAM NEON」。その繊細で洒落た曲風から高い評価を受けている蜂屋さんだけど、この曲は主コメにもある通り「ゲームみたいな、少年漫画みたいな」曲になってて他作品とはその雰囲気を異にしています。古論さんの高質なPVにも注目です。

2.ハイスペックニート/40mP

ご存知(?)スマホゲーム『#コンパス』のタイアップ曲です。ハイスペックニートという表現がこの上なく似合うキャラ、マルコス'55のキャラソンにして40mP安定のポップなメロディセンスが光る完成度の高い曲になってます。オケが40mPにしてはかなりロックに寄ってて、最初は若干意外に感じました。

3.スターナイトスノウ/orangestar × n-buna

2017年の雪ミクテーマソング。ora-bunbun-star。 orangestar特有の爽やかでメロディアスな曲調と、n-bunaらしいギターサウンドと可愛らしいミクの歌声がびっくりするくらい自然に調和しています。この二人にコラボオファーを出した雪ミクの運営サイドにはGJの二文字しかない。

4.イナイイナイ依存症/かいりきベア×MARETU

2014年に発表された、かいりきベアの【GUMI・鏡音リン】イナイイナイ依存症【オリジナルPV】をMARETUのピコピコサウンドでデジタルロックに昇華したもの。ボーカルもミクさんに変わってます。完成度の高さでは、おらぶんぶんすたーにも負けない奇跡の化学反応です。

5.SCREAM/梅とら

ザ・4つ打ちEDM。少しレトロな感じがすることについては、梅とら本人のブログでも言及されている。曰く「時流に乗ったR&Bやヒップポップ調の16打ちハイハットにキック!みたいなリズムには敢えてしなかった」という。(僕なりの意訳なので、正確なニュアンスで知りたい人は御本人のブログを読んでください!)

6.エル・タンゴ・エゴイスタ/nyanyannya

マジミラの「ドクター=ファンクビート」などでもおなじみのnyanyannyaさんです。歌ってみろって言われそうな曲。ルカ×KAITOは珍しい組み合わせですね。この、二人がダンスしながら皮肉りあってる感がたまらないですね。伝わるかな。

7.百火繚乱/銀河方面P

月・影・舞・華」などを代表作に持つ銀河方面Pによるゴリッゴリの和ロック。サムネのミクさんが可愛さと、たまらなみの深い疾走感、メロディアスな伴奏と歌メロ、聴けば聴くほど深みにハマる一曲です。

8.晴天前夜/HarryP

はりーさんが、歌い手のアルバムへ書き下ろした曲のミク版です。心に染みるバラードに、ミクの調声がこれでもかというほどにマッチしています。楽曲の良さを際立たせている圧巻のイラストは、砂の惑星でもおなじみ南方研究所の制作です。

9.レゾンデートルの花/40mP

40mPの2曲目ですね。ハイスペニートに続いて、この曲もかなりロックロックしてる。曲の大半の部分が日本語詞で作られている楽曲なのだけど、全編でEnglishライブラリを用いる斬新な発想で独特の歌声を生み出してるのは印象的。舌ったらずなんだけどカッコいいんですよね。

10.瞬いては消えて行く/164

164のロックバラード。歌い手に書き下ろしたものを、自身のアルバムに収録する際にGUMIアレンジとして蘇らせたものです。ギターの音色からPVからドラムフレーズから、どこを取ってもめっちゃくちゃ作り込まれてるなあって思う珠玉の作品です。偉そうに批評しといて素人目なんだけどね!

11.太陽系デスコ/ナユタン星人

もはや説明不要…?ボカロ同好会ではカラオケ会の盛り上がる鉄板曲として毎度のごとく歌われている超がつく人気曲です。歌詞のフレーズ一つ一つ、打ちやすい合いの手、お決まりのPV、覚えやすいダンスとどこを取ってもキャッチーの一言なので「そりゃ伸びるわ」って感じです。ラスサビのメロディのアレンジも最高。

12.チット・チャット・マーチ/ Omoi

僕が初めてOmoiさんを知った曲がこの曲でした。第一印象は「独特だけど可愛い調教だな〜」という程度のものだったのですが…ここからOmoiさんは7作連続で僕の心を鷲掴みにして離しません。まあその話はまた別の機会にですね。疾走感がいいですね。ちなみにこの歌、主コメ曰く「殺戮の歌」の様です。ちゃんと歌詞解釈してみようかな。

13.囮と致死毒/Capslack

ボカロらしさを前面に押し出したミクトロニカ。毒に侵されていく様相を音にして表現している様は圧巻です。歌詞と歌声とサウンドとリズムとの調和したような不調和なような独特の雰囲気に、中毒間違いなしの一曲です。

14.なんで生きてんだろうってすげえ思うんだ/ヘルニア

タイトルとは裏腹に、聴いたら「生きよう」って思える、そんな勇気がもらえる曲です。こういう飾り気のない本音で救ってくれる雰囲気の曲にはめちゃくちゃ説得力がありますよね。王道の泥くさいロックサウンドが曲の内容ととても合ってていい。

15.ハートブレイク≒ブルース/ケダルイ

ケダルイさんが、IAの5周年生誕祭に発表した爽やかロック。小洒落た歌詞のラブソングはまるで青春群像劇の劇中歌さながらで、その時期を通り過ぎた僕の心にもグサッと来ました。

16.サイレントメロディー/ハヤブサ

今回紹介する20曲の中でも、イントロ部門とCメロ部門はこの曲が優勝(そんな部門ない)。特にイントロ。本当にヤバいとしか表現出来ないほどにヤバいので聴いてほしい。これまでのハヤブサさんの曲風からはとても予想できなかった壮大なテーマとそのテーマ性がよく表れた壮大なメロディーが病みつきになるカッコよすぎる一曲です。

17.またねがあれば/risou

穏やかなバラード調の楽曲。ただ、バラードというよりはポストロックになるのかな…?ストレートに語り掛けるような密度の高い歌詞がいいです。曲が進むにつれて、ああ、そういうことなんだ…ってとても切ない気持ちになる。そして、そういう気持ちになる頃にはこの曲の世界に完全に入り込んでます。

18.ファミレスいこうよ/カルロス袴田(サイゼP)

ミクウナの顔が全然違う…オタマン帽もそこまで肥大化してない…!曲が出た当時は二人の会話ペースがどんどん早くなってくから流石に止めないと読めねえ!ってなってたのが懐かしい思い出です。特にBメロのメロディがめちゃくちゃ好き。

19.すき…/カルロス袴田(サイゼP)

女子高生支持率90%越えの空前絶後の泣けるラブソングです。僕も大好きです。すし。

20.トラッシュ・アンド・トラッシュ!/和田たけあき(くらげP)

チュルリラ以降の一連のシリーズの集大成にして、最終作(?)です。チェリ子の描くリンちゃんが可愛くて悶えます。くらげPのギターは聴いていてリズミカルで爽快感があるので好きです。ちなみに同シリーズの力強いロック路線の曲としては16年のジガヒダイの方が好きです。

今回はここらで終わりなのですが、一つ問題点が。それは

ここまで紹介した曲が全部1月の曲だということです。

せいぜい前後編だろうな〜と思ってたんですが、このペースだと1年分やりきるのに第12弾まで続いてしまうという事実に直面して戦慄してます。まあ年明けまでかかってもやれたらいいな〜とは思いますが、次から唐突に曲数が減ってても大目に見てください!!

終わり!!

※今は味気ないんですが画像は随時追加するんでお待ちください

#vocanote #vocaloid

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?