見出し画像

点滴と家計

どうも!VNFPのKCです。

この前、点滴の勉強をしていたら「これって日常的なお金の考え方にも似てるかも!」と思ったことがありました。

お金のことを考えつつ勉強にもなるなんて一石二鳥ですね(・∀・)!!笑


点滴

どの動物病院でも静脈点滴は行われているはずです。ヒトとは違って静脈点滴をするには動物の場合、留置針が必ず必要です。この留置の準備の方法が結構病院毎で違ったりしますよね(゚Д゚)ノ

他にもいろんな種類の輸液剤があったりと実は奥が深いのがこの点滴です。

ちなみにこちらが僕の病院で留置を設置する時の準備です。

画像1

テープは強く巻きすぎないようにするため非伸縮性の物を使用しています。準備の時点でインジェクションプラグにはヘパリン加生理食塩水を充填しておきます。

ところで、普段は静脈点滴を行う時獣医師から「〇〇ml/hrで流しておいて!」と指示されると思います。
しかしこの流量ってどうやって先生たちは決めているのでしょうか?


点滴の流量

点滴は目的別に分けると大きく4つにわけることができます。

1.維持輸液:脱水や電解質不足になることを予防する
2.補充輸液:脱水や電解質不足を改善する
3.栄養輸液:水や電解質だけでなく栄養の補給も行う
4.治療輸液:降圧剤や抗癌剤等で病状を改善させる

術前や術後で点滴をしている子などはこの維持輸液を目的に行われています。そしてこの維持輸液の流量を決めるには2つのことが重要になります。

それが欠乏量維持量です(=゚ω゚)ノ

欠乏量とは脱水の程度等により失われている水分などの量のことです。
そして維持量というのは正常な活動で消費される体液量のことです。

つまり何もしていなくても減っていく量+余分に減ってしまっている量というのが流量を決定しているということなのです。


家計も実は...

輸液は欠乏量と維持量が流量を決定しているのですが、実は家計も似たようなことがあります。それが固定費変動費です(=゚ω゚)ノ

元々は会社の売り上げなどを計算する時に使っている言葉ですが家計でも応用することができます。

固定費とは毎月必ずかかる費用のことです。例えば家賃や電気代や車のローン、月額制の会員費等々の毎月ほぼ固定でかかる費用のことです。
変動費とは飲み会や友達との遊び代、欲しかったゲームを買った費用など毎月定期的にかかるもの以外の費用を指します。

みなさんの家計は点滴と同じようにこの2つの要素で決められています(`・ω・´)
欠乏量≒変動費、維持量≒固定費というような感じです。

今月は結婚式に呼ばれることが多く突然の出費が多くなると家計的には変動費が多くなります。つまり点滴で考えると、欠乏量が多くなっている状態ですので流量は多めする必要があります!


まとめ

今回は点滴と家計のお金の話を無理矢理(笑)絡めてお伝えしてみました(´∀`*)

わかりにくいところもあるかもしれませんが今回覚えてもらいたいことはコレです!!

*点滴の流量=欠乏量+維持量(正常な活動で消費される体液量)

*家計のお金=変動費+固定費(毎月決まった出費)

国試にむけてちょっとずつ頑張りましょう!!


それでは!

See you next time!!(●^o^●)

最後まで読んでいただきありがとうございます(=゚ω゚)ノ 動物看護師として新たな職域を見つけるため活動をしております。 もしよろしければサポートをお願いいたします。 動物看護師の職域開拓のための活動力とさせていただきます。