2025年のペット保険

どうも!VNFPのKCです。

今回はこれから先のペット保険についてザックリと解説をしていきたいと思います。
ペット産業はこれからますます変化をしていくと予想されますので、今日は少し先の話まで一緒に予想をしてみましょう(・ω・)ノ


現在のペット保険

2020年の日本におけるペット保険加入率はどのくらいかというとなんとたったの8%程です...(汗)
欧米諸国の加入率と比較すると1位のスウェーデン50%、2位はイギリスで25%ですので非常に少ないということは一目瞭然だと思います。

この要因としては以下のことが考えられます。

1.ペット保険の歴史が浅い
2.保険の完成度がまだ未熟
3.保険=損をするという考える方が多い

日本におけるペット保険の歴史はまだ10年ちょっとです。それに比べスウェーデンはもう30年近く前に誕生していたのですΣ(・ω・ノ)ノ!
そりゃ認知度にも差があるわけですよね!さらにスウェーデンは福祉国家で、飼主自身が保険には入って当たり前という文化がすでに根付いています。だからペットも家族であれば保険に入って当たり前ということになるわけです。

しかし、日本はペットが家族として扱われるようになってきたものの、飼主さんの保険に入るという意識自体がまだまだ低いため「ペット保険は保険会社が儲かるだけ!」なんて噂が流れてしまっているのです。たしかに予防医療やサプリが保険の対象とならなかったり、治療の対象外となってしまう病気もまだありますが改善される可能性も十分あります。なんにせよ「保険会社が儲かるだけ」なんてことはありません!


世界のペット保険市場

Kenneth Research社の調査によると、2016年の世界におけるペット保険市場は26億米ドルでしたが、2024年のおわりには57億米ドルにまで成長すると予想されています。

理由としてはこれから世界的にペット飼育数が増加すると予想されていることと、米国には犬猫合わせておよそ140,000,000匹という世界1のペット人口があるものの、現時点での加入率がたったの1%であるため今後もペット保険加入率は増加すると予想されるわけです!

《参照》

https://www.kennethresearch.com/report-details/pet-insurance-market/10075585



日本のペット保険市場は?

もちろん世界の市場と同様に日本におけるペット保険市場も成長がみられると思います。

しかし、ペット飼育頭数が増えるかどうかは疑問があります。
ここからはあくまで僕の予想ではありますが、今後は動愛法が改正されペットである犬猫を繁殖しているブリーダーさんへの規制が厳しくなります。もちろんこの改正自体は悪質なブリーダーを減らすことにつながりトップブリーダーを支援することにもなるため悪いことではありません。
しかし、これだけ多くの犬猫がペットショップにいる理由はこの「悪質」でもなく「トップ」と呼ばれるほどでもないブリーダーさんがたくさんいるためたくさんの犬猫から好きな子を選ぶことができているのです。

きっとこの規制が厳しくなることで市場に出回る犬猫の数が減り、競争率が高くなり価格も上がってきます。そうなった時にペット離れが始まっている若い世代の方々は尚更飼育するなんて難しくなることでしょう。

しかし、金銭的に余裕がある世帯が飼育することで医療や保険に費用をかけることができ、保険の普及率や予防医療の普及率等々は高まっていくかもしれません。


まとめ

特に僕自身ペット保険会社から一銭ももらっていませんが(笑)、ペット保険の普及率を上げたいと思っています。動物病院で勤めていれば誰しもがお金が無くて治療できないという患者さんを診ていると思います。もしも治る病気なのにお金が理由で十分な治療ができず最期を迎えていくなんてやっぱり悲しいですからね。

微力ながら頑張っていきます!!

それでは!

See you next time!!(=゚ω゚)ノ

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