動物看護師(VN)について
みなさんは動物看護師(VN)という職業をご存じですか?
きっとペットを飼ったことのない人でも「獣医師」はみなさん聞いたことがあるのではないでしょうか?
『動物のお医者さん』という漫画やドラマもありますし『ドクタードリトル』という映画あるのでなんとなくイメージはつきやすいかと思います。
読んで字のごとく、獣(けもの)の医師ですから動物を診る医者だとわかりますよね!
では、動物看護師となるとどうでしょうか?
字を見れば動物の看護師なのでヒトの病院を想像していただければわかりやすいかとは思います。
ただ、口頭で「職業はどうぶつかんごしです。」と言っても9割の方が頭の上に「?」が一瞬浮かびます。笑
そんな知名度の低い動物看護師という職業をを今回は紹介していきたいと思います!!
動物看護師とは?
動物看護師(Veterinary Nurse [VN])がどのような職業かというと、イメージとして動物版の看護師(ナース)さんで間違いではないです。
ただし、ヒトの医療の看護師さんと大きく違うのは「資格」です。
ヒトの看護師さんは看護師国家試験に合格した人だけがなれる国家資格です。
しかし、動物看護師は現在国家資格ではなく、民間団体の資格がある程度です。しかも動物看護師として働くには必須の資格という訳ではありません。
大袈裟に言ってしまえば、何も知識や技術が無くても動物看護師を名乗って仕事をすることができてしまうのです...
どうやって動物看護師になるのか?
すべての動物看護師が先ほど言ったように何も知らずに動物看護師になるわけではありません。
基本的な流れでいうと高校卒業後、専門学校や大学・短大で動物看護の学部等に入学し2~4年間で動物の看護や病気の知識等を学んでいきます。
そして卒業のタイミングで民間団体の「一般財団法人動物看護師統一認定機構」の認定動物看護師の資格を取得もしくは各学校の定める民間団体の資格を取得して動物病院で勤務するというのがよくあるパターンです。
つまり、全く知識のないまま動物看護師になる方は少ないです。
動物看護師は何をするの?
診断や治療、手術などの「診療」は動物看護師はすることができません。この業務は獣医師の法律で獣医師でしかできないことになっています。
しかし逆に言うと、診療以外のとはすべてできます。というよりもすべてやります。笑
電話の対応から受付での対応、診察の補助、検査補助、手術の補助、在庫管理、調剤、掃除、洗濯...
診察の補助というのは動物さんの場合「動かないでくださいねー」と言われてもヒトと違って動きます。
むしろ嫌なことをされるので暴れます!
それを動かないようにおさえたり、獣医師が診やすいようにおさえておくこと(保定)が必要になります。
つまり、動物病院の中で行われることはほとんど携わると言っても過言ではないと思います。
今回は動物看護師を少しでも多くの方に知っていただくために、動物看護師の仕事について紹介してみました!
僕自身も現在、動物看護師(VN)として仕事をしています。
今後は動物看護師(VN)兼ファイナンシャルプランナー(FP)として自分自身も動物看護師として働きつつ、同じ動物看護師として頑張っている人々を支えていけるようVNFPとして活動していきたいと思っています(=゚ω゚)ノ!!
それでは!!
See you next time!!(*''▽'')
最後まで読んでいただきありがとうございます(=゚ω゚)ノ 動物看護師として新たな職域を見つけるため活動をしております。 もしよろしければサポートをお願いいたします。 動物看護師の職域開拓のための活動力とさせていただきます。