第904回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」中国人を含む「バインミー」食中毒被害者がホイアンのパン屋を提訴
本日の記事：
「中国人を含む「バインミー」食中毒被害者がホイアンのパン屋を提訴」
原題：
" Victims, including Chinese, of ‘banh mi’ food poisoning sue bakery in Hoi An "
【本日のポイント】
（１）ベトナムの観光都市ホイアンにある有名なパン屋Banh Mi Phuongで、中国人を含む多くの観光客がバインミーを食べて食中毒になり、集団食中毒事件が発生。
（２）食中毒被害者はパン屋を相手取って訴訟を起こし、賠償金を要求。しかし、パン屋のオーナーと被害者の間で合意に至っていない状況で、一部の被害者は訴訟を取り下げた。また、別の中国人旅行者グループもパン屋のオーナーを提訴する委任を弁護士に依頼。
（３）パン屋は罰金と営業停止処分を受け、営業再開を試みたが、一日後に閉店。オーナーは営業停止期間後に正式に再開する予定と述べている。
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【解説】
アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事について。
ベトナム中部の観光地ホイアンの人気ベーカリー「Banh Mi Phuong」で、今年9月に名物のバインミー（ベトナム風サンドイッチ）を食べた中国人を含む多くの観光客が食中毒になり、150人近くが入院、このパン屋を相手取って訴訟を起こしているそうです
東南アジア、というと、気候や衛生体制の不備で「食中毒、多そう」というイメージがあるかもしれないですが、まぁ、日本に比べたら、やっぱり、多いんですかねぇ、、、
12年前にベトナムに来て、近所の飲食店に入ると、トイレ（もしくはトイレの外）でお皿を洗ってる光景をたびたび目撃して、さすがにちょっと、「おい」って思いましたが。。。
個人的には、私の前任地であるインドネシアやインドに比べると気候の暑さも関係するのか食中毒になっている駐在員とかは少ないイメージがあるんですが。
今の所、日本に比べるとベトナム冷蔵技術は明らかに劣ると思いますが、技術的なことはどんどん改善されると思いますので、あとは「衛生意識」ですね。
コロナを通じて「ウイルス」や「ばい菌」という目に見えない病気の元を警戒する意識も高まっていると思うので、改善をぜひお願いしたいですね。
以上 豊田英司
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